【医療機器】人工呼吸器(挿管型)のおすすめメーカーと価格

今回は、【医療機器】人工呼吸器(挿管型)のおすすめメーカーと価格相場とは?をお伝えします。

【現役】医療機器の営業マン
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こんにちは、医療クリニックで使用される人工呼吸器(挿管型)のメーカーや価格相場をご紹介します。開業される方や買換えを検討されている方のご参考になれば幸いです。

機器販売歴7年のアドバイザーが、人工呼吸器(挿管型)のご相談からご導入までしっかりと寄り添います。お気軽にお問合せくださいませ。

 

 

【医療機器】人工呼吸器(挿管型)のおすすめメーカーと価格相場

人工呼吸器とは、体内の酸素が不足していたり、息を吐く際に二酸化炭素が上手く吐き出せない時に使用する医療機器です。つまり、人間の呼吸の役割を担う呼吸補助機器となります。

挿管型の人工呼吸器とは、呼吸補助の際に、以下の方法で気道確保して呼吸補助を行う呼吸器となります。

  • 経口挿管・・・口から管を入れ、呼吸補助を行う手法
  • 経鼻挿管・・・鼻から管を入れ、呼吸補助を粉う手法
  • 気管切開・・・喉の辺りを切開し、管を入れ、呼吸補助を行う手法

 

人工呼吸器(挿管型)を扱うメーカーについて

挿管型の人工呼吸器を扱うメーカーは主に以下の通りです。

  • フクダ電子株式会社
  • 日本光電工業株式会社
  • アコマ医科工業株式会社
  • アイ・エム・アイ株式会社
  • 株式会社東機貿
  • 日本メドトロニック株式会社
  • 株式会社フィリップス・ジャパン

 

 

【医療機器】人工呼吸器(挿管型)を扱う各メーカーの特徴

フクダ電子株式会社

【引用】フクダ電子株式会社公式サイト

会社名 フクダ電子株式会社
本社住所 東京都文京区本郷3-39-4
電話番号 03-3815-2121
ホームページ https://www.fukuda.co.jp/
特徴 呼吸器国内シェアNo.1のメーカーです。スウェーデンの会社で製造されたサーボという呼吸器を仕入れて販売しています。呼吸器=サーボベンチレータと言っても過言ではないぐらい呼吸器市場に浸透しています。

とにかく価格が安くて機能性が良く、そして使い勝手が良いのが特徴です。古くから市場で親しまれてきたため、今なお根強いファンが多数居ます。

 

日本光電工業株式会社

【引用】日本光電工業株式会社公式サイト

会社名 日本光電工業株式会社
本社住所 東京都新宿区西落合1丁目31番4号
電話番号 03-5996-8000
ホームページ https://www.nihonkohden.co.jp/
特徴 呼吸器国内シェアNo.2のメーカーです。スイスのハミルトン社から呼吸器を仕入れて販売しています。代表的なASVという機能や独自の表示機能を有し、医師・看護師の目線で役に立つ機能を多く有しています。

価格はやや高めですが、機能性の高さから競合力は極めて高いです。

 

 

アコマ医科工業株式会社

【引用】アコマ医科興行株式会社公式サイト

会社名 アコマ医科工業株式会社
本社住所 東京都文京区本郷2-14-14
電話番号 03-3811-4151
ホームページ https://www.acoma.com/
特徴 麻酔器と呼吸器を併せ持つメーカーです。価格が安い上、機能性の高さがあり、勢力を伸ばしているメーカーです。

 

アイ・エム・アイ株式会社

【引用】アイ・エム・アイ株式会社公式サイト

会社名 アイ・エム・アイ株式会社
本社住所 埼玉県越谷市流通団地三丁目3番12号
電話番号 048‑988‑4411
ホームページ https://www.imimed.co.jp/
特徴 搬送用呼吸器において一定の評価を獲得しています。軽量化されながら、バッテリの持ちも良く、救急サイトなどでも使用されています。

 

 

株式会社東機貿

【引用】株式会社東機貿公式サイト

会社名 株式会社東機貿
本社住所 東京都品川区勝島1-5-21 東神ビル内
電話番号 03-3586-1421
ホームページ https://www.tokibo.co.jp/
特徴 ドレーゲル社やコヴィディエン社の呼吸器を仕入れて販売しているメーカーです。

価格は高めですが、老舗呼吸器メーカーの機種を販売しており、高い信頼性と販売実績を有しています。

 

日本メドトロニック株式会社

【引用】株式会社東機貿公式サイト

会社名 日本メドトロニック株式会社
本社住所 東京都港区港南1-2-70 品川シーズンテラス
電話番号 03-6774-4611
ホームページ http://www.medtronic.com/jp-jp/index.html
特徴 コヴィディエン社を買収して、ベネットという呼吸器を販売しています。基本性能の高さのみならず、消耗品期限の長さなど、独自の差別化機能を有しています。

 

 

株式会社フィリップス・ジャパン

【引用】株式会社フィリップス・ジャパン公式サイト

会社名 株式会社フィリップス・ジャパン
本社住所 東京都港区港南2-13-37 フィリップスビル
電話番号 03-3740-5896
ホームページ https://www.philips.co.jp/
特徴 とにかく小型で搬送に適した呼吸器を販売しているメーカーです。最軽量で、かつバッテリの持ちが良いのが特徴です。国内のみならず、海外でも一定の評価を獲得しています。

 

人工呼吸器(挿管型)の価格相場について

挿管型の人工呼吸器を扱う各メーカーの価格相場は、税抜で250〜600万円程度です。価格が変動する要素としては、「自動化機能」があります。

例えば、身長と性別を機器に入力するだけで、設定すべき理想体重が導き出されるASV機能などといった、自動化機能を有しているかが価格変動の大きな要素となっています。

 

人工呼吸器(挿管型)の選び方のポイント

挿管型の人工呼吸器の選び方のポイントは以下の通りです。

持ち運びの便利さ

呼吸器は病棟や救急サイトといった多サイトで使用されるケースが多いことから持ち運びを重視するユーザーが多くいます。よりコンパクトに、軽量化された呼吸器が選ばれやすい傾向にあるのです。

ランニングコスト

呼吸器はとにかく消耗品が多い機器であることから、ランニングコストがいかに安いかが重要視されます。具体的には呼吸回路や呼吸フィルタ、さらにはメンテナンス費用などといった維持費を安く抑えられるかが、経営を安定化させる上で非常に重要となってくるのです。

使い勝手の良さ

呼吸器は専門性の高い医療機器であることから、特に看護師の方から苦手意識を持たれる傾向があります。苦手意識を持たれる理由は「操作が難しそう」と思われがちだからです。

使い勝手の良さは選定する上で非常に重要視されるのです。特に夜間帯は医師がいないケースがあり、その際にも安心して簡単に使いこなせる呼吸器であるかがポイントとなります。

バイタル測定が可能か

呼吸器を使用する上で、バイタル測定ができるかも選定ポイントの1つです。特にETCO2やSPO2は患者の呼吸状態を把握する上で極めて重要なパラメータとなっています。そのパラメータが測定できるか否かは、呼吸器で呼吸管理を行う上で重要なのです。

メンテナンスがしやすいか

臨床工学技士がいる病院では、臨床工学技士が必ず呼吸器をメンテナンスします。その際に簡便にメンテナンスできるかは、かなり重要視されます。海外製のメーカーですと、英語表記が多く、操作が煩雑になるケースがあるため好まれません。

一方で分かりやすい日本語表記になっている呼吸器はメンテナンスがしやすいため、特に臨床工学技士に好まれるのです。

 

 

【医療機器】MRIのおすすめメーカーと価格相場

今回は、【医療機器】MRI( (磁気共鳴画像診断装置)のおすすめメーカーと価格相場をお伝えします。

【現役】医療機器の営業マン
【現役】医療機器の営業マン
こんにちは、医療クリニックで使用されるMRI( (磁気共鳴画像診断装置)のメーカーや価格相場をご紹介します。開業される方や買換えを検討されている方のご参考になれば幸いです。

機器販売歴7年のアドバイザーが、MRIのご相談からご導入までしっかりと寄り添います。お気軽にお問合せくださいませ。

 

 

【医療機器】MRIのおすすめメーカーと価格相場

MRI(磁気共鳴画像診断装置)とは

MRIとは、Magnetic Resonance Imaging (磁気共鳴画像診断装置)の略で、磁気を利用し体の臓器や血管などを撮影する医療機器です。
脳腫瘍や脳血管性疾患などの診断に活用されることが多い機器となっています。使用される診療科は幅広く、以下の診療科のクリニック・病院で導入される傾向があります。

  • 脳神経外科
  • 神経内科
  • 整形外科
  • 消化器科内科・外科
  • 小児科
  • 婦人科
  • 泌尿器科
  • 耳鼻咽喉科
  • 眼科

 

MRIを扱うメーカーについて

MRIを扱うメーカーは主に以下の通りです。

  • キヤノンメディカルシステムズ株式会社
  • GEヘルスケア・ジャパン株式会社
  • シーメンスヘルスケアジャパン株式会社
  • 株式会社フィリップス・ジャパン
  • 富士フイルムヘルスケア株式会社

 

 

【医療機器】MRIを扱う各メーカーの特徴

キヤノンメディカルシステムズ株式会社

【引用】キヤノンメディカルシステムズ株式会社公式サイト

会社名 キヤノンメディカルシステムズ株式会社
本社住所 栃木県大田原市下石上1385番地
電話番号 0287-26-6211
ホームページ https://jp.medical.canon/
特徴 国内MRIシェアNo.1のメーカーです。独自の機能や差別化できる機能を多く有している点で、クリニックのみならず大学病院まで多くのシェアを獲得しているTOPメーカーです。

 

GEヘルスケア・ジャパン株式会社

【引用】GEヘルスケア・ジャパン株式会社公式サイト

会社名 GEヘルスケア・ジャパン株式会社
本社住所 東京都日野市旭が丘4-7-127
電話番号 042-585-5111
ホームページ https://www.gehealthcare.co.jp/
特徴 国内MRIシェアNO.2のメーカーです。国内では後発でありながらも、各市場でシェアを伸ばしているメーカーです。

 

 

シーメンスヘルスケアジャパン株式会社

【引用】シーメンスヘルスケアジャパン株式会社

会社名 シーメンスヘルスケアジャパン株式会社
本社住所 東京都品川区大崎1丁目11番1号ゲートシティ大崎ウエストタワー
電話番号 03-3493-7500
ホームページ https://www.siemens-healthineers.com/
特徴 GEヘルスケア・ジャパン株式会社としのぎを削っている画像メーカーです。
「画像診断機器はシーメンス」と決めている医師も一定数いるほどファンが多くいます。

 

株式会社フィリップス・ジャパン

【引用】株式会社フィリップス・ジャパン公式サイト

会社名 株式会社フィリップス・ジャパン
本社住所 東京都港区港南2-13-37 フィリップスビル
電話番号 03-3740-5896
ホームページ https://www.philips.co.jp/
特徴 同じくGEヘルスケア・ジャパン株式会社としのぎを削っている画像メーカーです。

 

 

富士フイルムヘルスケア株式会社

【引用】富士フイルムヘルスケア株式会社公式サイト

会社名 富士フイルムヘルスケア株式会社
本社住所 東京都港区赤坂9丁目7-3
電話番号 03-6271-1471
ホームページ https://www.fujifilm.com/fhc/ja
特徴 旧日立を買収してから勢力を一気に拡大している新進気鋭のメーカーです。
元々の自部門で培ってきたユーザーとの関係性を活用し、各市場で積極的に販売展開しています。

 

MRIの価格相場について

MRIを扱う各メーカーの価格相場は、税抜8000万〜1億円です。価格が変動する要素としては、主にT(テスラ)の数値です。
テスラとは、磁力の大きさを表す指標です。この数値が増えれば増えるほど短時間で解像度の高い画像が撮影できます。一般的には、「1.5T」か「3T」のMRIが販売されています。

 

 

MRI(磁気共鳴画像診断装置)の選び方のポイント

MRIの選び方のポイントは以下の通りです。

T(テスラ)の数値

特に整形外科領域の頚椎や腰椎などの部位を診断する場合は、より多くのテスラが必要になります。
ちなみに、テスラが多いほど高い診療報酬点数が取れる傾向(算定条件にもよります)にありますので、採算性を意識してテスラの多いMRIを選ぶユーザーもいます。

測定スピード

CTと比べると検査時間の長さが特徴のMRI検査において、測定時間の短縮は非常に重視されます。そのため、MRI検査の多い医療機関においては、より短時間の測定スピード機能を有した機器が選ばれやすいです。

測定時の騒音

MRIは磁力の振動が発生することにより、大きな騒音が出る機器です。患者様によってはクレームを出す方もおられますので、いかに騒音対策が施された機器であるかが選定ポイントになります。

省スペース設計

MRIは大型の医療機器です。故にかなりの設置スペースが必要となります。設備投資が可能な大病院であれば問題ありませんが、クリニックや中小病院の中には、なかなか設置スペースが確保できない医療機関も存在します。
よって、より省スペース設計な機器が好まれる傾向になるのです。

診療報酬点数

MRIの診療報酬点数は、病院でしか算定が難しい項目がありますが、測定する部位に応じて診療報酬点数が算定しやすい傾向があります。具体的には主に以下の項目ごとで算定しやすい傾向にあります。

  • 心臓MRI
  • 乳房MRI
  • 小児鎮静下MRI
  • 頭部MRI

算定にあたり諸条件が存在しますが、検査件数が多い病院であれば、比較的採算が取りやすい機器となります。

 

 

ヘモグロビンa1c測定器のおすすめメーカーと価格相場

今回は、【医療機器】ヘモグロビンa1c測定器のおすすめメーカーと価格相場をお伝えします。

【現役】医療機器の営業マン
【現役】医療機器の営業マン
こんにちは、医療クリニックで使用されるヘモグロビンa1c測定器のメーカーや価格相場をご紹介します。開業される方や買換えを検討されている方のご参考になれば幸いです。機器販売歴7年のアドバイザーが、血糖HbA1c測定器(糖尿病検査)のご相談からご導入までしっかりと寄り添います。お気軽にお問合せくださいませ。

 

 

【医療機器】ヘモグロビンa1c測定器のおすすめメーカーと価格相場

ヘモグロビンa1c測定器とは

ヘモグロビンa1cとは、体内におけるヘモグロビン量のうち糖が結合したヘモグロビン量がどのぐらいの割合で存在しているかを示した値です。値が大きいほど、糖尿病のリスクがあること、または糖尿病であることを示します。

糖尿病に罹患した患者の治療を目的として定期的に確認される指標です。導入される診療科は幅広く、現在では内科系の医療機関で導入される傾向が高いです。

 

 

ヘモグロビンa1c測定器を扱うメーカーについて

ヘモグロビンa1c測定器を扱うメーカーは主に以下の通りです。

  • 日本光電工業株式会社
  • フクダ電子株式会社
  • アークレイ株式会社
  • シーメンス株式会社
  • アリーアメディカル株式会社

 

ヘモグロビンa1c測定器を扱うメーカーの特徴

日本光電工業株式会社

【引用】日本光電工業株式会社公式サイト

会社名 日本光電工業株式会社
本社住所 東京都新宿区西落合1丁目31番4号
電話番号 03-5996-8000
ホームページ https://www.nihonkohden.co.jp/
特徴 機器・試薬共に自社で製造販売していることもあり、ランニングコストは比較的安価です。

CBC測定器やグルコース測定器との連携機能が充実しています。シェアはクリニック市場ではNO.2です。

測定レンジの広さや使い勝手の良さなどが評価され、シェア拡大中の企業となっています。

 

フクダ電子株式会社

【引用】フクダ電子株式会社公式サイト

会社名 フクダ電子株式会社
本社住所 東京都文京区本郷3-39-4
電話番号 03-3815-2121
ホームページ https://www.fukuda.co.jp/
特徴 堀場製作所のOEM品を販売展開しています。とにかく値段が安いのが特徴です。

競合力は低めであり、シェアも低い企業です。

 

 

アークレイ株式会社

【引用】アークレイ株式会社公式サイト

会社名 アークレイ株式会社
本社住所 京都市上京区岩栖院町59 擁翠園内
電話番号 050-5830-1000
ホームページ https://www.arkray.co.jp/japanese/index.html
特徴 小型器から大型器まで幅広いラインナップがあり、測定精度も良いことから現在ではシェアNO.1になっています。

クリニックから大学病院まで多くの医療機関で採用されています。使い勝手なども良く、ユーザーからは高く評価されている企業です。

 

シーメンスヘルスケアジャパン株式会社

【引用】シーメンスヘルスケアジャパン株式会社

会社名 シーメンスヘルスケアジャパン株式会社
本社住所 東京都品川区大崎1丁目11番1号ゲートシティ大崎ウエストタワー
電話番号 03-3493-7500
ホームページ https://www.siemens-healthineers.com/
特徴 十数年前はシェアが高い状況でしたが、現在は存在感に陰りが見えています。

競合力が低いため、導入率は低いです。ランニングコストは高く、使い勝手もあまり良くないとの評価が多いです。

 

 

アボット ジャパン株式会社

【引用】アボット ジャパン株式会社

会社名 アボット ジャパン株式会社
本社住所 東京都港区三田3-5-27 住友不動産三田ツインビル西館
電話番号 0120-378-055
ホームページ https://www.abbott.co.jp/
特徴 数年前からヘモグロビンa1c市場に参入してきました。測定精度が良くイニシャルコスト、ランニングコストが安いことから競合力は強いです。

どんどんシェアも拡大していっている伸び盛りの企業となっています。

 

ヘモグロビンa1c測定器の価格相場について

ヘモグロビンa1c測定器を扱う各メーカーの価格相場は、税抜50万〜60万円です。

 

 

ヘモグロビンa1c測定器の選び方のポイント

ヘモグロビンa1c測定器の選び方のポイントは以下の通りです。

 

ランニングコスト

ヘモグロビンa1c試薬は一般的に1検体に付き500円前後であり高価であることから、なるべくランニングコストを抑えたいユーザーが多数います。

このことから、いかに測定時に使用する洗浄液を安くできるかがユーザーの評価を大きく変えます。

 

測定精度の高さ

ヘモグロビンa1cは経過観察が必要な患者に対して重要な項目です。従って、値のズレがあると患者の治療の妨げになります。測定精度が良いか否かという点は、糖尿病治療専門医師にとっては非常に重要なポイントです。

 

使い勝手の良さ

看護師にとって、いかに簡便に測定できるかというポイントは重要です。測定時間がいかに早く済み、測定の手間が省けるかいう点は、日々の業務に追われる看護師にとって非常に大切です。

 

 

【医療機器】CTのおすすめメーカーと価格相場

今回は、【医療機器】CT(画像診断機器)のおすすめメーカーと価格相場とは?をお伝えします。

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こんにちは、医療クリニックで使用されるCT(画像診断機器)のメーカーや価格相場をご紹介します。開業される方や買換えを検討されている方のご参考になれば幸いです。

機器販売歴7年のアドバイザーが、CT(画像診断機器)のご相談からご導入までしっかりと寄り添います。お気軽にお問合せくださいませ。

 

 

【医療機器】CTのおすすめメーカーと価格相場

CT(画像診断機器)とは

画像診断機器CTとは、Computed Tomography(コンピューター断層撮影)の略で、X線を身体の回りに回転させながら照射(スキャン)することで、人体を輪切りにした画像を撮影することができる医療機器です。

主に脳梗塞や脳動脈癌の診断のために活用されることが多い機器となっています。脳神経科を標榜しているクリニックや病院で幅広く導入されています。

 

 

CTを扱うメーカーについて

画像診断機器CT を扱うメーカーは主に以下の通りです。

  • キヤノンメディカルシステムズ株式会社
  • GEヘルスケア・ジャパン株式会社
  • シーメンスヘルスケアジャパン株式会社
  • 株式会社フィリップス・ジャパン
  • 富士フイルムヘルスケア株式会社

 

CTを扱うメーカーの特徴

キヤノンメディカルシステムズ株式会社

【引用】キヤノンメディカルシステムズ株式会社公式サイト

会社名 キヤノンメディカルシステムズ株式会社
本社住所 栃木県大田原市下石上1385番地
電話番号 0287-26-6211
ホームページ https://jp.medical.canon/
特徴 国内CTシェアNo.1のメーカーです。

独自の機能や差別化できる機能を多く有している点で、クリニックのみならず大学病院まで多くのシェアを獲得しているTOPメーカーです。

 

GEヘルスケア・ジャパン株式会社

【引用】GEヘルスケア・ジャパン株式会社公式サイト

会社名 GEヘルスケア・ジャパン株式会社
本社住所 東京都日野市旭が丘4-7-127
電話番号 042-585-5111
ホームページ https://www.gehealthcare.co.jp/
特徴 国内CTシェアNO.2のメーカーです。国内では後発でありながらも、各市場でシェアを伸ばしているメーカーです。

 

 

 

シーメンスヘルスケアジャパン株式会社

【引用】シーメンスヘルスケアジャパン株式会社

会社名 シーメンスヘルスケアジャパン株式会社
本社住所 東京都品川区大崎1丁目11番1号ゲートシティ大崎ウエストタワー
電話番号 03-3493-7500
ホームページ https://www.siemens-healthineers.com/
特徴 GEヘルスケア・ジャパン株式会社としのぎを削っている画像メーカーです。

「画像診断機器はシーメンス」と決めている医師も一定数いるほどファンが多くいます。

 

株式会社フィリップス・ジャパン

【引用】株式会社フィリップス・ジャパン公式サイト

会社名 株式会社フィリップス・ジャパン
本社住所 東京都港区港南2-13-37 フィリップスビル
電話番号 03-3740-5896
ホームページ https://www.philips.co.jp/
特徴 大病院(300床)以上の病院における重症サイト(OP室、ICU、NICU、HCUなど)で導入されやすい傾向があります。

価格は比較的高めですが、機能性に優れた特徴を持っています。

ハイエンド機種を主に販売展開しています。

 

 

富士フイルムヘルスケア株式会社

【引用】富士フイルムヘルスケア株式会社公式サイト

会社名 富士フイルムヘルスケア株式会社
本社住所 東京都港区赤坂9丁目7-3
電話番号 03-6271-1471
ホームページ https://www.fujifilm.com/fhc/ja
特徴 旧日立を買収してから勢力を一気に拡大している新進気鋭のメーカーです。

元々の自部門で培ってきたユーザーとの関係性を活用し、各市場で積極的に販売展開しています。

 

CT の価格相場

画像診断機器CTを扱う各メーカーの価格相場は税抜8,000万円〜1億円です。価格が変動する要素としては、列数です。

列数とは、CT性能を表す指標です。体軸方向の検出器の数を指し、1回転で取得できる画像の枚数のことです。列数が増えれば増えるほど、金額が上がります。

「4列」「16列」「64列」という具合に列数が増えることでより多断面を捉えることができる分、スペックが上がるのです。

 

 

CTの選び方のポイント

画像診断機器CTの選び方のポイントは以下の通りです。

列数の数

一方向で脳だけの病変を捉えるだけでなく、横断面や矢状断面、冠状断面などといった多断面の各部位の病変を捉えたい場合は、より多くの列数が必要になります。

列数が多いほど高い診療報酬点数が取れる傾向(算定条件にもよります)にありますので、採算性を意識して列数の多いCTを選ぶユーザーもいます。

測定スピード

MRIと比べると比較的検査時間が短いことが特徴のCT検査ですが、1部位でも約10分掛かることが多いです。特に多数の部位を測定する医療機関においては、より短時間の測定スピード機能を有した機器が選ばれやすいです。

患者への負担の有無

検査をする上で患者に負荷が掛かりにくい構造になっているかが重要です。主に以下のポイントが重要視されます。

  • 装置への乗り降りが楽か?
  • 装置内の閉塞感がないか?
  • 測定時の騒音が少ないか?

省スペース設計

画像診断機器CTは大型の医療機器です。故に、ある程度の設置スペースが必要となります。

設備投資が可能な大病院であれば問題ありませんが、クリニックや中小病院の中には、なかなか設置スペースが確保できない医療機関も存在します。よって、より省スペース設計な機器が好まれる傾向になるのです。

 

 

【医療機器】筋電図・誘発電位検査装置のおすすめメーカーと価格相場

今回は、【医療機器】筋電図・誘発電位検査装置のおすすめメーカーと価格相場とは?をお伝えします。

【現役】医療機器の営業マン
【現役】医療機器の営業マン
こんにちは、医療クリニックで使用される筋電図・誘発電位検査装置のメーカーや価格相場をご紹介します。開業される方や買換えを検討されている方のご参考になれば幸いです。

機器販売歴7年のアドバイザーが、筋電図・誘発電位検査装置のご相談からご導入までしっかりと寄り添います。お気軽にお問合せくださいませ。

 

 

【医療機器】筋電図・誘発電位検査装置のおすすめメーカーと価格相場

筋電図・誘発電位検査装置とは

筋電図・誘発電位検査装置とは、装置から神経や筋線維などへ刺激を与えた際に生じる生体信号を測定する医療機器です。生体信号を捉えることによって、筋機能や末梢神経機能、脳機能の疾患を把握することができます。

筋電図・誘発電位検査装置を活用することで検査可能な項目は主に以下の通りです。

  • 体性感覚誘発電位検査
  • 聴性誘発電位検査
  • 視覚誘発電位検査
  • 筋電図検査
  • 神経伝導検査
  • 自律神経系検査
  • 事象関連電位検査

導入される医療機関の診療科としては、主に整形外科や脳神経外科領域を標榜している診療科が多いです。

 

 

筋電図・誘発電位検査装置を扱うメーカーについて

筋電図・誘発電位検査装置を扱うメーカーは主に以下の通りです。

  • 日本光電工業株式会社
  • ガデリウス・メディカル株式会社

 

筋電図・誘発電位検査装置を扱うメーカーの特徴

日本光電工業株式会社

【引用】日本光電工業株式会社公式サイト

会社名 日本光電工業株式会社
本社住所 東京都新宿区西落合1丁目31番4号
電話番号 03-5996-8000
ホームページ https://www.nihonkohden.co.jp/
特徴 ローエンドからミドルレンジ、ハイエンド機種まで豊富なラインナップを持っているメーカーです。

価格は比較的高めですが、豊富なオプションを有している点やノイズ対策がしっかりされていることから国内シェアNo.1です。クリニックから中小病院、大学病院クラスで幅広い支持を獲得しています。

全ての機種を自社で製造しており、保守・供給体制がしっかりしていることからユーザーからの信頼も厚いです。

 

ガデリウス・メディカル株式会社

【引用】日本光電工業株式会社公式サイト

会社名 ガデリウス・メディカル株式会社
本社住所 東京都港区赤坂7-1-1 青山安田ビル4F
電話番号 03-5414-8753
ホームページ https://www.gadeliusmedical.com/ja/
特徴 米国の医療機器メーカーであるネイタス社から輸入して販売しています。

世界のゴールドスタンダードと呼ばれるニコレ−という機種を古くから扱っているメーカーです。世界シェアではNo.1です。

近年、ノイズ対策や独自機能を有した製品開発が進み、競合力は上昇傾向となっています。海外製が好きな医師には特に根強い人気があります。

 

 

筋電図・誘発電位検査装置の価格相場について

筋電図・誘発電位検査装置を扱う各メーカーの価格相場は、税抜で200〜800万円程度です。市場ごとで販売価格が異なる傾向があります。

  1. 【クリニック市場】200万〜300万
  2. 【200床程度の中小規模病院】300万〜500万
  3. 【300床以上の大規模病院】500万〜800万

価格が変動する要素としては、「オプションである検査項目を何個追加するか」が挙げられます。

検査項目が増えれば増えるほど、金額が上がります。クリニック市場であれば、神経伝導検査しか実施しない傾向があるため、金額は200万円前半でおさまることが多いです。

一方で中小病院から大病院規模になると生理検査室のみならず、OP室の術中で使用されるケースがあり、術中モニタリングを行う施設があります。術中モニタリングの場合、多くの検査項目を要するため、必然的に金額が上がります。最大でも800万円近くに膨れ上がるケースもあるのです。

 

 

筋電図・誘発電位検査装置の選び方のポイント

筋電図・誘発電位検査装置の選び方のポイントは以下の通りです。

操作性の良さ

筋電図・誘発電位検査装置を扱う検査技師にとって、使いやすい機器が好まれます。装置から刺激を生体に送り、波形と音を記録。

その後、レポートを作成するという一連の流れをいかにスムーズに行えるかを選定ポイントとする検査技師が多いです。

術中モニタリングの有無

基本的に生理検査室のみで使用されるケースが多い機器ですが、整形領域に特化した病院であれば手術中に体性感覚誘発電位検査などのモニタリングを行うケースがよくあります。

その場合は術中モニタリングに対応したハイエンド機種を選ぶ必要があります。

価格

価格相場としては最低でも200円万を超える高額医療機器であるため、ユーザー心理としては少しでも初期費用を抑えたいという意向があります。

また全ての検査項目において、消耗品である電極を使用するため、一定のランニングコストが掛かってしまいます。このことから少しでもイニシャルコストを抑えたいと考えるユーザーが多く存在するのです。

 

 

【眼科向け】網膜電位図検査機器のおすすめメーカーと価格相場は?

今回は、【眼科向け】網膜電位図検査機器のおすすめメーカーと価格相場をご紹介します。

【現役】医療機器の営業マン
【現役】医療機器の営業マン
こんにちは、眼科クリニックで使用される網膜電位図検査機器の価格と評判をご紹介します。開業される方や買換えを検討されている方のご参考になれば幸いです。

 

 

【眼科向け】網膜電位図検査機器のおすすめメーカーと価格とは?

1)トーメーコーポレーション【LE-4000】

【引用】株式会社トーメーコーポレーション ホームページ

長所
  • オプション追加をすることであらゆる検査に対応することができます。
  • 病院での採用も多く、網膜電位図検査装置のスタンダード的存在です。
短所
  • 角膜に電極を取り付けるなど、検査の準備に手間がかかります。
  • 置き型のためスペースを要します。
参考価格 約4,000,000円~

 

 

2)トーメーコーポレーション【HE-2000】

【引用】こうむら眼科 ホームページ

長所
  • 小型でバッテリー駆動の為、設置場所を選びません。
  • 一度に両眼の検査が可能です。
  • 両眼検査が可能なことから、電極の電極の張替えなどの手間がありません。
  • 基本的な検査は対応でき、価格も安価です。
短所
  • 発売して間もない器械の為、まだ実績が少ないです。
参考価格 約3,000,000円~

 

 

3)メイヨー【ReTival】

【引用】有限会社メイヨー ホームページ

長所
  • 網膜電位図の分野を研究している会社の製品であり、メーカー担当者が網膜電位図の分野に精通しており安心感があります。
  • 本体が非常にコンパクトなため置き場所を選びません。
  • 無散瞳での検査も可能です。
  • 機種にもよりますがコンパクトながらあらゆる検査項目に対応することが出来ます。
短所
  • 特にありません。
参考価格 約5,000,000円~

 

 

【眼科向け】網膜電位図検査機器の選び方とは?

  • 検査したい項目を明示した上で、デモンストレーションをしてから選定されるのが良いかと思います。

宜しければ、【眼科向け】検査機器のおすすめメーカーと価格相場は?も参考にしてください。

 

 

【眼科向け】コントラスト感度検査機器のおすすめメーカーと価格相場は?

今回は、【眼科向け】コントラスト感度検査機器のおすすめメーカーと価格相場をご紹介します。

【現役】医療機器の営業マン
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こんにちは、眼科クリニックで使用されるコントラスト感度検査機器の価格と評判をご紹介します。開業される方や買換えを検討されている方のご参考になれば幸いです。

 

 

【眼科向け】コントラスト感度検査機器のおすすめメーカーと価格とは?

1)タカギセイコー【CGT-2000】

【引用】タカギセイコー株式会社 ホームページ

長所
  • 覗き込む形で検査するためスペースを取りません。
  • 検査環境を器械側で調整することが出来ます。
短所
  • 特にありません。
参考価格 約4,000,000円~

 

 

2)ベクタージジョン【CSV-1000】

【引用】株式会社ニコンソリューションズ ホームページ

長所
  • 他社製品に比べて価格が安価です。
  • コントラスト感度検査装置として世界的に実績があります。
短所
  • 視力表と同様、器械と患者の距離を取って検査をするのでスペースが必要です。
  • 完全な明室では検査が出来ません。
参考価格 約3,000,000円~

 

 

3)クリュートメディカルシステムズ【アイモvifa】

【引用】株式会社クリュートメディカルシステムズ ホームページ

長所
  • 基本的には静的視野検査装置です。
  • 静的視野検査装置と一体型の装置なのでスペースを取りません。
  • 覗き込む形で検査するためスペースを取りません。
  • 検査環境を器械側で調整することが出来ます。
  • AULCSFが器械的に出力できます。
短所
  • 基本的には静的視野検査装置なのでコントラスト感度検査装置として購入する場合には価格が高額です。
参考価格 約9,000,000円~

 

 

【眼科向け】コントラスト感度検査機器の選び方とは?

  • 検査を行うだけであれば、2のCSV-1000や3のアイモvifaで静的視野検査装置との一体型はコストパフォーマンスがよさそうです。
  • 定量化した判断が必要な場合には器械ごとにdeg値の表示方法が違うのでメーカーにご確認の上、用途に合ったものを購入されるのがおすすめです。

宜しければ、【眼科向け】検査機器のおすすめメーカーと価格相場は?も参考にしてください。

 

 

【医療機器】除細動器のおすすめメーカーと価格相場

今回は、【医療機器】除細動器のおすすめメーカーと価格相場とは?をお伝えします。

【現役】医療機器の営業マン
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こんにちは、医療クリニックで使用される除細動器のメーカーや価格相場をご紹介します。開業される方や買換えを検討されている方のご参考になれば幸いです。

機器販売歴7年のアドバイザーが、除細動器のご相談からご導入までしっかりと寄り添います。お気軽にお問合せくださいませ。

 

 

【医療機器】除細動器のおすすめメーカーと価格相場

除細動器とは

除細動器とは、体表(多くは右胸と左脇腹)に電極を当て、約150J〜200Jの電気ショックを身体に与えることによって心室細動を取り除く機器です。

除細動器には主に以下3種類の機種があります。

  • スペック①・・・一般的な除細動(カウンターショック)機能のみ搭載機種。AEDもこれに属します。
  • スペック②・・・バイタル情報(心電図、呼吸数、SPO2、ETCO2など)が測定可能な機種です。
  • スペック③・・・経皮ペーシング機能が利用可能な機種です。

導入される診療科はかなり幅広く、除細動器であれば主にOP室や検査室、病棟、外来などです。AEDであれば今や医療機関のみならず公共交通機関など、あらゆる場所に設置されています。

※除細動器とAEDの違い・・・除細動器は、患者に与える電気ショックのエネルギー(ジュール数)をマニュアルで設定する必要がありますが、AEDは自動的にジュール数を設定します(初回の除細動時は150J固定)。

 

 

除細動器を扱うメーカーについて

除細動器を扱うメーカーは主に以下の通りです。

  • 日本光電工業株式会社
  • フクダ電子株式会社

 

除細動器を扱う各メーカーの特徴

日本光電工業株式会社

【引用】日本光電工業株式会社公式サイト

会社名 日本光電工業株式会社
本社住所 東京都新宿区西落合1丁目31番4号
電話番号 03-5996-8000
ホームページ https://www.nihonkohden.co.jp/
特徴 ローエンドからミドルレンジ、ハイエンド機種まで豊富なラインナップを持っているメーカーです。

価格は比較的高めですが、不整脈の解析精度の高さや解析スピードなどが圧倒的に早いことから国内シェアNo.1です。クリニックから中小病院、大学病院クラスで幅広い支持を獲得しています。

全ての機種を自社で製造しており、保守・供給体制がしっかりしていることからユーザーからの信頼も厚いです。

 

フクダ電子株式会社

【引用】フクダ電子株式会社公式サイト

会社名 フクダ電子株式会社
本社住所 東京都文京区本郷3-39-4
電話番号 03-3815-2121
ホームページ https://www.fukuda.co.jp/
特徴 自社品とOEM品を織り交ぜて販売展開しています。とにかく価格が安いのが特徴です。

クリニック市場、中小病院市場で幅を利かせています。機能性などが日本光電に劣る点から、除細動器シェアは低いです。

 

 

除細動器の価格相場について

除細動器を扱う各メーカーの価格相場は、税抜で60〜150万円程度です。市場ごとで販売価格が異なる傾向があります。

  1. 【クリニック市場】60万〜80万 一般的な除細動(カウンターショック)機能のみ搭載機種。
  2. 【200床程度の中小規模病院】80万〜100万 バイタル情報が測定可能な機種。
  3. 【300床以上の大規模病院】100万〜150万 経皮ペーシング機能が利用可能な機種。

 

 

除細動器の選び方のポイント

除細動器の選び方のポイントは以下の通りです。

解析スピードが早さ

除細動器を使用する上でユーザーが最も気にする点です。

心静止などの場合、1分1秒でも早く処置を行えるかが生死を分ける救命現場において、不整脈の解析スピードが早いか否かで救命率が変わるため、この点は非常に重要視されます。

動作チェック機能の簡便さ

除細動器は高度管理医療機器であり、治療機器であることから日常的に院内スタッフが点検することが義務付けられています。従って点検が簡便にできる除細動器が好まれます。

シンプルに点検操作ができるか否かは、重要な選定ポイントなのです。

消防本部との親和性

病院やクリニックにて除細動器導入を検討する際、重要になるのが、近隣の消防本部に既に導入されている除細動器がどのメーカーなのか、という点です。

消防本部が使用している除細動器と、その消防本部が管轄している病院やクリニックの除細動器が同じであれば体表に貼る電極の互換性が生まれ、これが救命時にシームレスな連携へと繋げてくれるからです。救急車に搭載されている除細動器と、搬送先病院の除細動器のメーカーが同じであれば、電極に互換性が生まれます。

つまり救急車から病院へ患者(電極が装着されている状態)を搬送する際、電極を付け替えずに病院の除細動器の電極コネクタに電極を差すことができるのです。

メーカーが救急車と搬送先の病院で異なる場合はこのシームレスな連携はできませんので、この点も重要視されます。

バイタルの有無

オプションバイタル項目であるSPO2やETCO2などを入れ込むか否かで金額差が発生します。上記項目を含むか否かで、約40万前後の金額差が発生します。

 

 

【医療機器】超音波骨密度測定装置のおすすめメーカーと価格相場

今回は、超音波骨密度測定装置のおすすめメーカーと価格相場とは?をお伝えします。

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こんにちは、医療クリニックで使用される超音波骨密度測定装置のメーカーや価格相場をご紹介します。開業される方や買換えを検討されている方のご参考になれば幸いです。

機器販売歴7年のアドバイザーが、超音波骨密度測定装置のご相談からご導入までしっかりと寄り添います。お気軽にお問合せくださいませ。

 

 

超音波骨密度測定装置のおすすめメーカーと価格相場

超音波骨密度測定装置とは

超音波骨密度測定装置とは、踵骨(かかとの骨)に超音波を当てることによって骨密度を測定し、骨年齢を算出する機器です。骨粗鬆症のスクリーニング機器として主にクリニックで使用されるケースが多いです。

主に内科、産婦人科、整形外科で導入されます。

 

 

超音波骨密度測定装置を扱うメーカーについて

超音波骨密度測定装置を扱うメーカーは主に以下の通りです。

  • 澁谷工業株式会社
  • GEヘルスケア・ジャパン株式会社
  • 富士フイルムヘルスケア株式会社
  • 古野電気株式会社

 

超音波骨密度測定装置を扱う各メーカーの特徴

澁谷工業株式会社

【引用】澁谷工業株式会社公式サイト

会社名 澁谷工業株式会社
本社住所 石川県金沢市大豆田本町甲58
電話番号 076-262-1201
ホームページ https://www.shibuya.co.jp/
特徴 測定時間の早さや簡便な操作性を有している点で競合力は非常に高いです。現在では超音波骨密度測定装置シェアNO.1になっています。

その他にも測定精度の高さや3年保証が標準で付いている点など、差別化できる仕様が多く、ユーザーからの評価は高いです。

 

GEヘルスケア・ジャパン株式会社

【引用】GEヘルスケア・ジャパン株式会社公式サイト

会社名 GEヘルスケア・ジャパン株式会社
本社住所 東京都日野市旭が丘4-7-127
電話番号 042-585-5111
ホームページ https://www.gehealthcare.co.jp/
特徴 超音波骨密度測定装置でかなり幅を利かせていましたが、メーカー供給体制に問題が生じ、2021年頃に販売を中止。

もともと市場にはかなりの台数がインストールされていましたが、現在では他社に更新されるターゲットとなっています。

 

 

富士フイルムヘルスケア株式会社

【引用】富士フイルムヘルスケア株式会社公式サイト

会社名 富士フイルムヘルスケア株式会社
本社住所 東京都港区赤坂9丁目7-3
電話番号 03-6271-1471
ホームページ https://www.fujifilm.com/fhc/ja
特徴 超音波骨密度測定装置にて業界TOPシェアを誇っていたアロカを買収。

現在、市場シェアを取り戻そうと必死になっています。澁谷工業株式会社に次ぐシェアを取っています。

 

古野電気株式会社

【引用】古野電気株式会社公式サイト

会社名 古野電気株式会社
本社住所 兵庫県西宮市芦原町9-52
電話番号 0798-65-2111
ホームページ https://www.furuno.co.jp/
特徴 ほぼ市場では見かけないメーカーです。これと言って優位点がないため、競合力は低めです。

 

 

超音波骨密度測定装置の価格相場について

超音波骨密度測定装置の価格相場は、税抜90万前後です。各メーカーごとで1機種ずつ販売展開しています。

 

超音波骨密度測定装置の選び方のポイント

超音波骨密度測定装置の選び方のポイントは以下の通りです。

測定精度の高さ

踵骨に超音波を当てることによって、骨密度を割り出すわけですが、測定精度が悪く正しい値が出なければ誤診のきっかけになる可能性があります。そのため、測定精度が良いか否かは重要視されるポイントです。

測定時間の短さ

メーカーよって測定原理が異なるため、測定時間もまちまちです。割と測定件数の多いクリニックにおいては、より測定時間が短い機種の方が好まれるため、これも選定ポイントの1つです。

使い勝手の良さ

踵骨にプローブを当て、測定する機器なのですが、プローブのケアや機器全体のケアが簡便かどうかも重要な要素です。余計に校正の手間が掛かったり、消耗品を頻回に変える必要があったりすると、看護師から敬遠されます。

いかにアフターケアが掛からないか、という点は特に日常業務で忙しい看護師にとって非常に重要なのです。

 

 

【医療機器】脳波計のおすすめメーカーと価格相場

今回は、【医療機器】脳波計のおすすめメーカーと価格相場とは?をお伝えします。

【現役】医療機器の営業マン
【現役】医療機器の営業マン
こんにちは、医療クリニックで使用される脳波計のメーカーや価格相場をご紹介します。開業される方や買換えを検討されている方のご参考になれば幸いです。

機器販売歴7年のアドバイザーが、脳波計のご相談からご導入までしっかりと寄り添います。お気軽にお問合せくださいませ。

 

 

【医療機器】脳波計のおすすめメーカーと価格相場

脳波計とは

脳波計とは、頭に電極を付け、脳から発信される電気信号を脳波として記録することによって、脳機能を確認する機器です。意識障害や、てんかんなどの診断に役に立ちます。

脳波計には主に以下3種類の機種があります。使用される診療科は主に脳神経外科がメインとなります。

  • ペン書き脳波計:大学病院から拠点病院の生理検査室で使用されます。
  • ペーパーレス脳波計(デスクトップPC):中小病院からクリニックにて使用されるケースが多いです。
  • ペーパーレス脳波計(ノートPC):主にクリニックにて使用されるケースが多いです。

 

 

脳波計を扱うメーカーについて

脳波計を扱うメーカーは主に以下の通りです。

  • 日本光電工業株式会社
  • フクダ電子株式会社

 

 

脳波計を扱う各メーカーの特徴

日本光電工業株式会社

【引用】日本光電工業株式会社公式サイト

会社名 日本光電工業株式会社
本社住所 東京都新宿区西落合1丁目31番4号
電話番号 03-5996-8000
ホームページ https://www.nihonkohden.co.jp/
特徴 「脳波計と言えば、日本光電」と言われるぐらい広く脳波計メーカーとして認知されています。ローエンドからミドルレンジ、ハイエンド機種まで豊富なラインナップを持っているメーカーです。

価格は比較的高めですが、幅広いオプション機能やノイズ対策に優れたアンプ性能などを有している点で、脳波計シェアは国内外含めて圧倒的にNo.1です。

クリニックから中小病院、大学病院クラスで幅広い支持を獲得しています。

大学病院市場では圧倒的なシェアを誇り、中には数十年に渡り日本光電の脳波計を使い続けている医師も相当数います。

日本臨床神経生理学会の基準に則って脳波計を開発していますので、その点からも多くのユーザーから絶大なる信頼を置かれています。

 

フクダ電子株式会社

【引用】フクダ電子株式会社公式サイト

会社名 フクダ電子株式会社
本社住所 東京都文京区本郷3-39-4
電話番号 03-3815-2121
ホームページ https://www.fukuda.co.jp/
特徴 現在はミドルレンジ機種のみを販売しています。価格は競合他社と比べてかなり安く、安い機種が好まれるクリニック市場、中小病院市場で好まれます。

自社品はなく、現在は海外メーカーであるコンプメディックス社の脳波計を輸入し販売展開しています。ペン書き脳波計、ペーパーレス脳波計(ノートPCタイプ)は販売しておらず、ペーパーレス脳波計(デスクトップPCタイプ)のみを販売しています。

海外製を販売していることもあり、アンプの性能は若干弱く、内部弁別比が高いことから日本臨床神経生理学会の基準を満たせていません。

脳死判定できない機種もあるため一部のユーザーからは敬遠されています。

 

 

脳波計の価格相場について

脳波計を扱う各メーカーの価格相場は、税抜で200〜600万円程度です。市場ごとで販売価格が異なる傾向があります。

  1. 【クリニック市場】200万〜350万 主にペーパーレス脳波計(ノートPCタイプ)が主流です。
  2. 【200床程度の中小規模病院】250万〜400万 ペーパーレス脳波計(デスクトップPCタイプ)が主流です。
  3. 【300床以上の大規模病院】400万〜600万 ペン書き脳波計が主流です。

価格帯が異なる主な要因は以下5点です。

ペーパーレス脳波計の有無

従来のアナログ脳波計(現在はデジタル脳波計)時代から脳波計のペン書きで脳波を記録している医師は絶対にペン書きタイプを選ぶ傾向があります。ペン書きタイプですと、ペン書きのための部品が多く必要なため開発コストが上がります。

一方でペーパーレスタイプの場合は、ペン書きではなくPCから付属プリンタ経由で脳波を出力しますので、そもそもペン書きタイプより部品が少ないことから開発コストが安いです。

デスクトップPC orノートPC

デスクトップPCの方がノートPCよりもスペックが高いため、イニシャルコストは必然的に高くなります。よって、どちらを選ぶかで金額が変わるのです。

電子カルテ連携の有無

電子カルテ連携(電子カルテ端末から脳波データを参照すること)をするか否かで価格帯が変動します。機器メーカー側の連携費用と電子カルテメーカー側の連携費用が発生するからです。病院クラスが求める仕様です。

IPカメラ使用の有無

IPカメラを使用するか否かで価格が定価ベース100万前後変動します。てんかん患者の動きを動画でも確認しておきたいユーザの場合は必須の仕様です。病院クラスが求める仕様です。

判読プログラム機能の有無

判読に自信の無い内科医が必要とされる仕様です。価格は定価ベースで100万程度しますので、この仕様が含まれるか否かでかなり金額が変動します。クリニックから中小規模病院クラスが求める仕様です。

 

 

脳波計を選ぶポイントを選ぶポイント

脳波計の選び方のポイントは以下の通りです。

ペン書き運用対応機能の有無

昔はペン書き脳波計しか世に無かったため、脳波計のペンで記録紙を出す運用に昔から慣れている医師が今も多くいます。そういった医師はペン書きタイプを選ぶ傾向があります。

現在ではペーパーレス脳波計付属のプリンタから脳波を出力できますが、ペンで書いた波形とプリントアウトした波形は縮尺が若干異なるため、判読医師の中では絶対にペン書きタイプでなければ困るという方もいます。

脳波計を移動させる必要の有無

特に記録紙で脳波を出さなくても良い場合で、かつ生理検査室のみで脳波計を使用する場合は、デスクトップPCタイプの選択になります。一方で、例えば生理検査室から病棟などへ持ち運ぶ場合は軽さが重視されますので、ノートPCタイプが選ばれます。使用場所次第で選定される機種が変わるのです。

システム連携の親和性

電子化が進んでいる昨今、電子カルテで脳波を判読したいという医師がかなり増えてきました。このことからシステム連携の親和性は重視されつつあります。特に脳波判読医にとって、医局の電子カルテ端末でも脳波データを確認できるかはかなり重要です。

その要望が満たせるメーカーであるかという点は、医師にとって選定の際の重要なポイントとなります。