目次
超音波骨密度測定装置の価格相場について
超音波骨密度測定装置を扱うメーカーについて
超音波骨密度測定装置を扱うメーカーは主に以下の通りです。
- 澁谷工業株式会社
- GEヘルスケア・ジャパン株式会社
- 富士フイルムヘルスケア株式会社
- キヤノンメドックサプライ株式会社(古野電気)
超音波骨密度測定装置を扱う各メーカーの特徴
キヤノンメドテックサプライ株式会社
踵の骨で骨密度を測定出来る古野電気のCM-300を総代理店として販売しています。測定時間が約10秒でポータブルなので集団検診や一次スクリーニングで採用されています。
澁谷工業株式会社
測定時間の早さや簡便な操作性を有している点で競合力は非常に高いです。現在では超音波骨密度測定装置シェアNO.1になっています。その他にも測定精度の高さや3年保証が標準で付いている点など、差別化できる仕様が多く、ユーザーからの評価は高いです。
富士フイルムヘルスケア株式会社
超音波骨密度測定装置にて業界TOPシェアを誇っていたアロカを買収。現在、市場シェアを取り戻そうと必死になっています。澁谷工業株式会社に次ぐシェアを取っています。
GEヘルスケア・ジャパン株式会社(2021年販売中止)
超音波骨密度測定装置で市場で大きな存在感を発揮していましたが、メーカー供給体制に問題が生じ、2021年頃に販売を中止。
もともと市場にはかなりの台数がインストールされていましたが、現在では他社に更新されるターゲットとなっています。
超音波骨密度測定装置の選び方のポイント
超音波骨密度測定装置の選び方のポイントは以下の通りです。
測定精度の高さ
踵骨に超音波を当てることによって、骨密度を割り出すわけですが、測定精度が悪く正しい値が出なければ誤診のきっかけになる可能性があります。そのため、測定精度が良いか否かは重要視されるポイントです。
測定時間の短さ
メーカーよって測定原理が異なるため、測定時間もまちまちです。割と測定件数の多いクリニックにおいては、より測定時間が短い機種の方が好まれるため、これも選定ポイントの1つです。
使い勝手の良さ
踵骨にプローブを当て、測定する機器なのですが、プローブのケアや機器全体のケアが簡便かどうかも重要な要素です。余計に校正の手間が掛かったり、消耗品を頻回に変える必要があったりすると、看護師から敬遠されます。
いかにアフターケアが掛からないか、という点は特に日常業務で忙しい看護師にとって非常に重要なのです。
大手の医療機器販売店に勤務する、入社8年目の営業マン。社内では『次世代のエース』と期待されるも「本業だけでは食ってはいけない」と勤務時間外はすべて副業に充てるツワモノ。最近の趣味はNotionを使いこなせる様に鍛錬を積む事。