【医療機器】人工呼吸器(NPPV)のおすすめメーカーと価格

今回は、【医療機器】人工呼吸器(NPPV)のおすすめメーカーと価格相場とは?をお伝えします。

【現役】医療機器の営業マン
【現役】医療機器の営業マン
こんにちは、医療クリニックで使用される人工呼吸器(NPPV)のメーカーや価格相場をご紹介します。開業される方や買換えを検討されている方のご参考になれば幸いです。

 

 

【医療機器】人工呼吸器(NPPV)のおすすめメーカーと価格相場

人工呼吸器は、体内の酸素が不足していたり、息を吐く際に二酸化炭素が上手く吐き出せない時に使用する医療機器です。つまり、人間の呼吸の役割を担う呼吸補助機器となります。

「NPPV」とはnon-invasive positive pressureventilationの頭文字を取った用語で、日本語で非侵襲的陽圧換気と訳されます。いわゆるマスク型人工呼吸器とも呼ばれ、患者の顔にマスクをあて、呼吸補助を行う医療機器です。

「挿管型の人工呼吸器」が侵襲的であるのに対し、「NPPV人工呼吸器は非侵襲的」に補助を行うため、患者に対し負荷をあまりかけずに呼吸補助を行うことができます。

 

人工呼吸器(NPPV)を扱うメーカーについて

NPPV人工呼吸器を扱う2つのメーカーは主に以下の通りです。

  • 日本光電工業株式会社
  • 株式会社フィリップス・ジャパン

 

 

人工呼吸器(NPPV)を扱う各メーカーの特徴について

日本光電工業株式会社

【引用】日本光電工業株式会社公式サイト

会社名 日本光電工業株式会社
本社住所 東京都新宿区西落合1丁目31番4号
電話番号 03-5996-8000
ホームページ https://www.nihonkohden.co.jp/
特徴 NPPV呼吸器国内シェアNo.2のメーカーです。フィリップス・ジャパンの呼吸器が海外製であるのに対し、国内で製造している点で信頼性が高いメーカーです。

操作感は生体情報モニタに近いため、看護師にとっては非常に使いやすい呼吸器との評価になりやすいです。

価格はやや高めですが、フィリップス・ジャパンの呼吸器にはない機能性を有している点で競合力は極めて高く、現在国内シェア急増中のメーカーです。

 

株式会社フィリップス・ジャパン

【引用】株式会社フィリップス・ジャパン公式サイト

会社名 株式会社フィリップス・ジャパン
本社住所 東京都港区港南2-13-37 フィリップスビル
電話番号 03-3740-5896
ホームページ https://www.philips.co.jp/
特徴 NPPV呼吸器を古くから販売展開している老舗メーカーです。 NPPV呼吸器のゴールドスタンダードであり、NPPV呼吸器国内シェアNo.1のポジションを確立しています。

数年前まではNPPV呼吸器は実質フィリップス・ジャパンしか販売展開してなかったため、マーケットを完全に掌握していましたが、日本光電製の人工呼吸器が台頭してから苦戦しています。

今なお古くからのファンが多くおり、ユーザーから一定の信頼を獲得しています。

 

 

人工呼吸器(NPPV)の価格相場について

NPPV人工呼吸器の価格相場は税抜300万円前後です。価格が変動する要素としては、「オプション品・オプション機能の追加」が挙げられます。

SPO2やETCO2といったバイタルの追加や、消耗品であるマスクや回路の追加があるか否かで価格が若干変動します。

 

人工呼吸器(NPPV)の選び方のポイント

NPPV人工呼吸器の選び方のポイントは以下の通りです。

ネイザルハイフローの搭載有無

ネイザルハイフローとは、NPPV人工呼吸器を使用する病院で求められる測定方法です。対象患者に対しマスクを付けて酸素を送るのではなく、鼻にチューブを差し多量の酸素を送る酸素療法です。

この酸素療法に関して、NPPV人工呼吸器が標準搭載しているか否かが選定ポイントになるケースが多々あります。仮に標準搭載していない場合は、NPPV人工呼吸器とネイザルハイフロー専用機の2台運用が必要となります。これにより、2台分の維持費が掛かってしまうというデメリットがあるのです。

一方で1台でNPPV、ネイザルハイフロー対応が可能な人工呼吸器であれば、1台分の維持費だけで済むため経済的です。こういった点からネイザルハイフローが標準搭載されているか否かは、非常に重要な選定ポイントとなるのです。

持ち運びの便利さ

人工呼吸器は病棟や救急サイト、重症サイトといった多くのサイトで使用されるケースが多いことから、持ち運びを重視するユーザーが多くいます。よりコンパクトに、軽量化された呼吸器が選ばれやすい傾向にあるのです。

ランニングコスト

呼吸器はとにかく消耗品が多い機器であることから、ランニングコストがいかに安いかが重要視されます。具体的には呼吸回路や呼吸フィルタ、さらにはメンテナンス費用などが挙げられます。

特に専用マスクの消耗がメインとなるため、マスクのランニングコストをいかに抑えられるかが重要です。これらの要素が経営を安定化させる上で非常に重要になってくるのです。

使い勝手の良さ

呼吸器は専門性の高い医療機器であることから、特に看護師の方から苦手意識を持たれる傾向があります。苦手意識を持たれる理由は「操作が難しそう」と思われがちだからです。

操作の簡便さは、人工呼吸器を選定する上で非常に重要視されるのです。また呼吸回路の組み方やマスク装着が簡便であるかも非常に重要なポイントです。もし回路の組み方やマスク装着の仕方が間違っていたら、患者に対して適切な治療ができなくなるからです。

バイタル測定が可能か

呼吸器を使用する上で、バイタル測定ができるかも選定ポイントの1つです。特にETCO2やSPO2は患者の呼吸状態を把握する上で極めて重要なパラメータとなっています。

バイタル測定ができれば、別途生体情報モニタを準備する必要がなくなるため、経済的にもメリットが生まれるのです。

メンテナンスがしやすいか

臨床工学技士がいる病院では、臨床工学技士が必ず呼吸器をメンテナンスします。その際に簡便にメンテナンスできるかは、かなり重要視されます。

 

 

病院・クリニック向け医療機器の導入カテゴリーの記事