ヘモグロビンa1c測定器のおすすめメーカーと価格相場

今回は、【医療機器】ヘモグロビンa1c測定器のおすすめメーカーと価格相場をお伝えします。

【現役】医療機器の営業マン
【現役】医療機器の営業マン
こんにちは、医療クリニックで使用されるヘモグロビンa1c測定器のメーカーや価格相場をご紹介します。開業される方や買換えを検討されている方のご参考になれば幸いです。機器販売歴7年のアドバイザーが、血糖HbA1c測定器(糖尿病検査)のご相談からご導入までしっかりと寄り添います。お気軽にお問合せくださいませ。

 

 

【医療機器】ヘモグロビンa1c測定器のおすすめメーカーと価格相場

ヘモグロビンa1c測定器とは

ヘモグロビンa1cとは、体内におけるヘモグロビン量のうち糖が結合したヘモグロビン量がどのぐらいの割合で存在しているかを示した値です。値が大きいほど、糖尿病のリスクがあること、または糖尿病であることを示します。

糖尿病に罹患した患者の治療を目的として定期的に確認される指標です。導入される診療科は幅広く、現在では内科系の医療機関で導入される傾向が高いです。

 

 

ヘモグロビンa1c測定器を扱うメーカーについて

ヘモグロビンa1c測定器を扱うメーカーは主に以下の通りです。

  • 日本光電工業株式会社
  • フクダ電子株式会社
  • アークレイ株式会社
  • シーメンス株式会社
  • アリーアメディカル株式会社

 

ヘモグロビンa1c測定器を扱うメーカーの特徴

日本光電工業株式会社

【引用】日本光電工業株式会社公式サイト

会社名 日本光電工業株式会社
本社住所 東京都新宿区西落合1丁目31番4号
電話番号 03-5996-8000
ホームページ https://www.nihonkohden.co.jp/
特徴 機器・試薬共に自社で製造販売していることもあり、ランニングコストは比較的安価です。

CBC測定器やグルコース測定器との連携機能が充実しています。シェアはクリニック市場ではNO.2です。

測定レンジの広さや使い勝手の良さなどが評価され、シェア拡大中の企業となっています。

 

フクダ電子株式会社

【引用】フクダ電子株式会社公式サイト

会社名 フクダ電子株式会社
本社住所 東京都文京区本郷3-39-4
電話番号 03-3815-2121
ホームページ https://www.fukuda.co.jp/
特徴 堀場製作所のOEM品を販売展開しています。とにかく値段が安いのが特徴です。

競合力は低めであり、シェアも低い企業です。

 

 

アークレイ株式会社

【引用】アークレイ株式会社公式サイト

会社名 アークレイ株式会社
本社住所 京都市上京区岩栖院町59 擁翠園内
電話番号 050-5830-1000
ホームページ https://www.arkray.co.jp/japanese/index.html
特徴 小型器から大型器まで幅広いラインナップがあり、測定精度も良いことから現在ではシェアNO.1になっています。

クリニックから大学病院まで多くの医療機関で採用されています。使い勝手なども良く、ユーザーからは高く評価されている企業です。

 

シーメンスヘルスケアジャパン株式会社

【引用】シーメンスヘルスケアジャパン株式会社

会社名 シーメンスヘルスケアジャパン株式会社
本社住所 東京都品川区大崎1丁目11番1号ゲートシティ大崎ウエストタワー
電話番号 03-3493-7500
ホームページ https://www.siemens-healthineers.com/
特徴 十数年前はシェアが高い状況でしたが、現在は存在感に陰りが見えています。

競合力が低いため、導入率は低いです。ランニングコストは高く、使い勝手もあまり良くないとの評価が多いです。

 

 

アボット ジャパン株式会社

【引用】アボット ジャパン株式会社

会社名 アボット ジャパン株式会社
本社住所 東京都港区三田3-5-27 住友不動産三田ツインビル西館
電話番号 0120-378-055
ホームページ https://www.abbott.co.jp/
特徴 数年前からヘモグロビンa1c市場に参入してきました。測定精度が良くイニシャルコスト、ランニングコストが安いことから競合力は強いです。

どんどんシェアも拡大していっている伸び盛りの企業となっています。

 

ヘモグロビンa1c測定器の価格相場について

ヘモグロビンa1c測定器を扱う各メーカーの価格相場は、税抜50万〜60万円です。

 

 

ヘモグロビンa1c測定器の選び方のポイント

ヘモグロビンa1c測定器の選び方のポイントは以下の通りです。

 

ランニングコスト

ヘモグロビンa1c試薬は一般的に1検体に付き500円前後であり高価であることから、なるべくランニングコストを抑えたいユーザーが多数います。

このことから、いかに測定時に使用する洗浄液を安くできるかがユーザーの評価を大きく変えます。

 

測定精度の高さ

ヘモグロビンa1cは経過観察が必要な患者に対して重要な項目です。従って、値のズレがあると患者の治療の妨げになります。測定精度が良いか否かという点は、糖尿病治療専門医師にとっては非常に重要なポイントです。

 

使い勝手の良さ

看護師にとって、いかに簡便に測定できるかというポイントは重要です。測定時間がいかに早く済み、測定の手間が省けるかいう点は、日々の業務に追われる看護師にとって非常に大切です。

 

 

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