【介護センサーの補助金】介護ロボット・ICT導入支援

施設用でセンサーを購入しよう考えた時、対象の居室すべての環境を整えるには、高額な費用が掛かってしまいます。年度予算内ですべて整えるというのは現実的に難しいケースがあると思います。

そこで、国・自治体が援助してくれる【補助金・助成金】はどんなものがあるのか、ご紹介していきたいと思います。

 

 

センサー購入にて使える援助金・助成金

①次世代介護機器の活用支援事業補助金

介護従事者の身体的負担の軽減や業務の効率化など、介護環境の改善に資する次世代介護機器の導入に必要な経費の一部を補助。

補助基準額 対象機器1台当たり、60万円
補助率 補助率3/4
主な条件 公益財団法人東京都福祉保健財団が実施する、
・「アドバンストセミナー」への原則参加
・「公開見学会」等への協力
補助対象経費 ・機器の購入に係る費用
・機器のレンタルに係る費用
・その他導入及び使用に際し必要な経費と知事が認めるもの

対象機器が、(移乗介護)(移動支援)(排泄支援)(見守り・コミュニケーション)(入浴支援)(介護業務支援)と多く、センサーについても実績が多くあり、採択率も高い。令和3年度については、7月頃に開示予定となっております。

②介護保険施設等におけるデジタル環境整備促進事業

介護保険施設等において、施設業務全般にわたり、一体的にデジタル環境を整備するために必要な費用の一部を補助し、質の高い介護サービスの提供、地域連携の強化に資することを目的としている。

補助基準額 1施設当たり、2000万円(1法人あたり4000万円を上限とする)
補助率 補助率1/2
主な条件 なし
補助対象経費 ・インターネット回線使用料等の通信費
・振込手数料
・クレジットカードの利用等クレジット会社を介して支払う契約を行う場合のクレジット会社に対する分割払い手数料(金利)

センサーに限らず、業務全体をデジタル化(ICT化)することを目的としており、同時に施設内情報共有ツールをICT化することが可能。法人全体で対象施設を同時にICT化したい際にオススメです。令和3年度の情報がすでに開示されております。

③介護ロボットの導入支援事業

各都道府県の地域医療介護総合確保基金を活用し、介護施設等に対する介護ロットの導入支援を実施しています。

補助基準額 上限750万円
補助率 補助率3/4(要件未達であれば1/2)
主な条件 ・センサー器機やインカム、介護記録ソフト等の複数導入によって、職員の負担軽減等を図りつつ、人員体制を効率化させる事。

・明確な導入計画書の作成

補助対象経費 ・センサー導入に伴う、通信環境設備

・Wi-Fi工事費

令和元年度から毎年、補助額補助率ともに拡充をしている。国が介護ロボット導入を支援しており、今後さらに拡充する見込み。そのため、採択率は高く支援額、補助率も非常に高い。

 

 

補助金、助成金の申請で気を付けること

補助金、助成金を開示しているのは各省庁と各都道府県(自治体)です。年度毎で情報は更新されており、前年度はあったが今年度は廃止になっている事や、逆に内容が拡充されているという事もあります。

常に省庁の公式サイトや各自治体の公式サイトにて情報収集を行う事をおすすめ致します。また、購入先の販売代理店を通じて、製造メーカーから申請にあたってのアドバイスを聞くなど、積極的に動いてみましょう。

  • 申請を行って、採択となるまで補助金、助成金が貰えるかはわからない。
  • 申請期限が設けられている
  • 申請に必要な書類の管理を徹底する。

以上の事に気を付けて、申請を検討してください。【メーカー4社】介護施設向けセンサー<転倒転落防止の必需品>もご覧ください。

 

 

 

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