ベッドサイドモニタ(生体情報)の価格相場とおすすめメーカー

ベッドサイドモニタの価格相場について

本体価格 40~400万円
ランニングコスト リユース型プローブは約70,000円/本だが再利用可なのでランニングコスト小
使い捨て(ディスポ)型プローブは約5,000円/回

 

ベッドサイドモニタを扱う各メーカーの価格相場は、税抜で50万円〜400万円です。

  • 約30〜80万円  【クリニック】
  • 約50〜200万円【200床程度の中規模病院】
  • 約100万〜400万円【300床程度の大規模病院】

最安メーカーのエー・アンド・デイであれば30~35万で導入することも出来ます。また、無線で接続したい場合には15~20万で送信機を取り付ける必要があります。

 

メーカーごとのベッドサイドモニター価格相場

メーカー名 シェア率
フクダ電子 100万円程度
フクダコーリン 70万円程度
日本光電 120万円程度
A&D 40万円程度

 

ベッドサイドモニタ価格のクチコミ

フクダ電子のベッドサイドモニタDS-8400システムを180万円程度で購入しました。(大阪府 女性)

 

ランニングコスト

一般的に使われているプローブはリユースタイプで、約7万円ほどですが繰り返し使用できるためランニングコストは非常に小さく考える事ができます。

一方、使い捨て(ディスポ)タイプを使用した場合、1本5,000円程度が毎回発生するのでランニングコストが重くなります。大病院だと1本1,000円程度で販売されているケースもあります。

 

 

ベッドサイドモニタのおすすめメーカー

ベッドサイドモニターのメーカー

 

主要メーカーは以下の通りです。

  • 日本光電工業株式会社
  • 株式会社エー・アンド・デイ
  • フクダ電子株式会社
  • フクダコーリン株式会社
  • 株式会社フィリップス・ジャパン
  • GEヘルスケア・ジャパン株式会社

 

安価でクリニックに好まれるのはA&D、フクダ電子、フクダコーリンで、高価で大病院向きなのは日本光電というポジションです。

 

 

ベッドサイドモニターの国内シェア

メーカー名 シェア率
フクダ電子 約30%
フクダコーリン 約20%
日本光電 約40%
A&D 約5%
その他 約5%

 

ベッドサイドモニタを扱う各メーカーの特徴

日本光電工業株式会社

ローエンドからミドルレンジ、ハイエンド機種まで豊富なラインナップを持っているメーカーです。価格は比較的高めですが、他社にない独自の機能を多く有している点でベッドサイドモニタ全体の国内シェアはNo.1で、特にSpO2の測定方法を開発したメーカーだけに、高精度です。

看護協会と協力して開発することで操作性を高めています。

急性期に強く大病院向きで、特に大学病院市場では高いシェアを誇っています。

 

 

株式会社エー・アンド・デイ

ローエンド機種を中心に安価に販売しているメーカーで、測定項目は多くありません。また、OEMで日本光電に提供も行っています。

「価格重視で、とにかく基本生体情報がモニタリングできれば良い」というユーザーにおすすめで、クリニックから好まれている印象です。

 

 

フクダ電子株式会社

ローエンドからミドルレンジ、ハイエンド機種まで豊富なラインナップを持っているメーカーです。価格は競合他社と比べて安く、安い機種が好まれるクリニック市場、中小病院市場で好まれます。

どちらかと言うとチープな印象があるメーカーですが、ベッドサイドモニターでは価格だけでなく使い勝手でも高い評価を得ている印象で、簡易な操作性で好まれています。

 

フクダ電子ベッドサイドモニタのクチコミ

満足度:やや満足 ★★★★☆(大阪府 女性)
DS-8400システムを利用しています。旧製品に比べて各種機能の立ち上がりが早くなり、タイムラグがほとんどなくなった事、ワイヤレスである事、スクショが取れることは重宝しています。

 

 

フクダコーリン株式会社

旧オムロンコーリンがフクダ電子グループ傘下に参入したことで設立。スポットチェックモニタ(生体情報が簡易的に測定でき、電子カルテとの親和性が高いモニタ)が重宝されています。手の平サイズで落としたり濡れても使用可能です。

価格は比較的安いです。ローエンドからミドルレンジ機種を主に販売展開しています。

 

 

株式会社フィリップス・ジャパン

大病院(300床)以上の病院における重症サイト(OP室、ICU、NICU、HCUなど)で導入されやすい傾向があります。

価格は比較的高めですが、機能性に優れた特徴を持っています。ハイエンド機種を主に販売展開しています。

 

 

GEヘルスケア・ジャパン株式会社

大病院(300床)以上の病院における重症サイト(OP室、ICU、NICU、HCUなど)で導入されやすい傾向があります。

価格は比較的高めですが、機能性に優れた特徴を持っています。特にOP室で導入されているケースがあります。

ハイエンド機種を主に販売展開しています。

 

 

ベッドサイドモニタを選ぶポイント

イニシャルコスト

「とにかく基本的な生体情報がモニタリングできれば何でも良い」というユーザーであれば、納入価格の安い機種が採用されます。

まずは初期費用を抑えたい、というユーザーに重視されるポイントです。特にクリニック市場では安ければ何でも良いと言われる傾向が強いです。

 

生体情報項目の豊富さ

クリニック市場では基本的な生体情報項目で事足りますが、特殊な重症サイト(OP室、ICU、NICU、HCUなど)では観血血圧や呼気終末二酸化炭素分圧、麻酔ガス値、BIS値、TOF値など、必要とされる項目が格段に増えます。「どの場所で使いたいか」で必要な生体情報が全く変わってくるのです。

 

視認性(画面サイズ)の良さ

特にディスプレイの大きさが大きいのか否か、という点は重視されます。クリニック市場であればこだわりが無いユーザーが多いですが、病院市場となると、あらゆる使用シーン(モニタから離れた場所でモニタ画面を監視するケース)が想定されるため、比較的大きい画面インチの物が選ばれます。

 

使い勝手の良さ

ボタンの押しやすさやスマホライクな操作感などを有した機種が採用される傾向があります。

 

【医療機器】心電計のおすすめメーカーと価格相場

心電計の価格相場について

心電計を扱う各メーカーの価格相場は、税抜で50万〜税抜150万円程度です。各メーカーごとで複数の機種を販売展開しており、ローエンドからミドルレンジ、ハイエンド機種ごとで機能が異なります。

  • 約200万〜250万【ハイエンド】
  • 約80万〜200万 【ミドルレンジ】
  • 50〜75万  【ローエンド】

訪問用で使われるようなシンプルな12誘導心電図検査機能のみの心電計であれば、20~30万円ほどで購入が可能です。さらに運動負荷機能やLP検査なども必要な場合、場合は200万円を越えてくることもあります。

 

 

心電計を扱うメーカーについて

心電計を扱うメーカーは以下の通りです。

  • 日本光電工業株式会社
  • フクダ電子株式会社

 

 

心電計を扱う各メーカーの特徴

日本光電工業株式会社

 

【引用】日本光電工業株式会社公式サイト

会社名 日本光電工業株式会社
本社住所 東京都新宿区西落合1丁目31番4号
電話番号 03-5996-8000
ホームページ https://www.nihonkohden.co.jp/
特徴 価格は比較的高めですが、他社に無い特許機能を有した心電計を販売しています。

循環器を専門領域にしている医師の評価は高く、大学病院クラスの医療機関では圧倒的なシェアを誇っています。

 

フクダ電子株式会社

【引用】フクダ電子株式会社公式サイト

会社名 フクダ電子株式会社
本社住所 東京都文京区本郷3-39-4
電話番号 03-3815-2121
ホームページ https://www.fukuda.co.jp/
特徴 クリニック及び中小病院におけるシェアが No.1のメーカーです。価格は競合他社と比べてかなり安く、安い機種が好まれるクリニック市場などで幅を利かせています。

血圧脈波検査装置と一体になった心電計や、ホルター心電図が解析可能な機種など、他社に無いラインナップがあることから多くのユーザーから評価を得ています。

 

 

 

心電計とは

心電計とは、心臓の電気的信号を捉え、心電図波形として出力する機器のことです。

健康診断でベッドに仰向けになり、胸部に吸盤を取り付け、四肢にクリップを付けられた状態で心電図を測定されたご経験は誰しも必ずあると思います。その際に使用される機器、それが心電計です。

心電計によって、不整脈の有無などを確認し、心疾患の診断及び治療につなげることができます。簡便に診断ができ、かつ医療機器の中でも比較的導入しやすい価格帯であるという点で、最も多くの診療科で導入されている医療機器と言っても過言ではありません。

 

 

心電計を選ぶポイント

心電計の選び方のポイントは主に以下の通りです。

記録紙幅

心電計で心電図を測定した後、波形を記録紙で出力する際の記録紙幅のサイズが機種によって異なります。ユーザーは特に記録紙幅のサイズで心電計機種を選定します。

  1. 記録紙幅:210mm【A・Bタイプ】
    心電図の最もスタンダードな紙幅です。大学病院から中小病院を中心に採用される傾向があります。
  2. 記録紙幅:110mm~145mm【Bタイプ】
    中小病院からクリニック市場で採用される傾向があります。「とにかく安い機種が欲しい。」というユーザーに選ばれます。
  3. 記録紙幅:63mm【Cタイプ】

 

クリニックにて訪問診療をしている施設や老人介護保健施設など、持ち運びを想定している施設にて採用されるケースが多いです。「とにかく心電図が測定できて、安い物だったらなんでも良い。」というユーザーに採用される傾向が強いです。

 

 

株式会社ハイビックスの「サポートシリーズ」をご紹介

株式会社ハイビックス


株式会社ハイビックスホームページより引用>

株式会社ハイビックスは、1951年にビニール製品メーカーとして誕生した会社です。浮き輪やボートといったレジャー用品からはじまり、救急搬送用シールドや介護クッションなど高い技術力を活かした幅広い商品作りをしています。

取り扱う商品は開発から生産まで国内にて一括で行われていて、徹底した品質管理を行っています。国内最大級の大型溶着機を所有していて、他の会社では制作が難しい製品にも対応可能です。

時代の変化にスピーディーに対応し、メディカル用品、産業資材用品、レジャー・スポーツ用品など幅広い分野で誰もが幸せに暮らせる暮らし作りを目指しています。

サポートシリーズとは

サポートシリーズホームページより引用>

サポートシリーズとは、株式会社ハイビックスが開発した介護クッションです。空気が使われているので長持ちし、首の傾きや腰痛の原因となる体の負担を軽減してくれます。

サポートシリーズの機能

サポートシリーズは、主に介護で体幹補助に利用されています。種類は全部で4つです。

  • ネックサポート 頭部
  • ウエストサポート 腰部
  • アームサポート 上肢部
  • シートサポート 臀部

ネックサポートは、ベッドや背もたれ付車椅子で首や頭の傾きを抑えることができます。筋力低下や麻痺によって体が傾いて、食事が難しい時に重宝します。

ウエストサポートは、脊椎のS字カーブを保つ効果が期待できるクッションです。車椅子やベッドにて同じ姿勢でいることが多い時に腰への負担を減らしてくれます。

アームサポートは前かがみ姿勢になりがちな場合に、腕の荷重を減らすことができると人気です。シートサポートは、臀部に痛みを感じる方から選ばれています。

サポートシリーズは介護現場だけでなく、長時間同じ姿勢でいることが多いビジネスマンにも人気の高い商品です。

サポートシリーズの強み

サポートシリーズは枕やタオルとは違い、体にしっかりフィットします。裏面は滑り止め加工生地が使われていて、使用中にずれる心配もいらず、介護の現場でも安心です。またカバーは吸汗速乾仕様なので、快適に利用し続けられます。

サポートシリーズは空気を抜くと厚みは2cm程度とコンパクトに折りたたむこともでき、ちょっとした外出時にも気軽に持ち運ぶことが可能です。空気を入れた状態でも軽く、介護現場でも簡単に管理できます。

サポートシリーズは、株式会社ハイビックスのオンラインショップに加えてAmazonでも購入できます。気軽に入手しやすい所も魅力の一つといえるでしょう。価格も一般的な介護用品と比較すると、手が届きやすい商品です。

  • ネックサポート 4,950円
  • ウエストサポート 5,170円
  • アームサポート 6,380円
  • シートサポート 6,930円

介護現場の困ったに寄り添ってくれる魅力的な商品といえるでしょう。

使い方のポイント

サポートシリーズを利用する際は、まずカバーの裏面にある空気栓を探しましょう。空気の量で柔らかさを調整できますが、空気はやや足りないぐらいに入れるとより快適に使えます。使用する方の希望に合わせて空気の量を決めるといいでしょう。

サポートシリーズの表面は、色の濃い面です。裏面はグレー色になっているので使用する際に注意してみてください。その他製品の向きに注意しながら利用してみてください。

まとめ

サポートシリーズは車椅子やベッドで長時間過ごしていると体への負担を軽減してくれます。軽くて滑りにくいサポートシリーズは、介護する人とされる人両方にメリットのある商品といえるのではないでしょうか。

株式会社ハイビックスの高い技術と品質管理で作成されたサポートシリーズは、まさにこんな商品があれば便利だなという気持ちに寄り添い、人々の幸せをサポートしてくれる商品であるといえるでしょう。

トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社の「DFree」をご紹介

トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社

トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社ホームページより引用>

トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社は2014年にアメリカ、2015年に日本で設立されたバイオテクノロジーの最先端を進む会社です。世界初のプロダクトを世に輩出することをバリューに掲げ、世界をより良くするために行動し続けています。

事業は日本だけでなく、アメリカ、ヨーロッパ向けに展開しています。2019年には独立行政法人 中小企業基盤整備機構「Japan Venture Award 2019 中小機構理事長賞」にも輝きました。

「世界を一歩前に進める」を企業理念に、排泄予測デバイスの企画から、開発、販売を行い、トイレに関する悩みの解決を目指しています。

DFreeとは

DFreeホームページより引用>

DFreeとは、トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社が開発した排尿の予測や管理ができるデバイスです。個人用だけでなく、医療・介護施設、WiFiなどが不要な在宅介護の3種類があります。排尿前だけでなく、排尿後のお知らせもくるので、外出時のトイレの悩みを軽減したり、介助者のトイレのサポートがスムーズになったりすると評判です。

DFreeの仕組み

DFreeには、人体に影響のない超音波センサーが付いています。超音波は4方向に出ていて、反応するセンサーによってトイレのタイミングを10段階で教えてくれる仕組みです。

利用する際、利用者は仰臥位もしくはゆるやかな座位になり、骨盤の前側にある少し装着し出っ張りを感じる部分にDFreeのセンサー部分を装着します。センサーはよく密着させる必要があるので、実際に利用する際は仕組みと正しい装着方法を確認しておきましょう。

DFreeでできること

DFreeでできることは、排尿に関する見守りです。

  • 膀胱の尿のたまり具合を10段階で知らせてくれる
  • トイレのタイミングや排尿・失禁の可能性を通知
  • 排泄ケア記録(法人の場合は利用者を一覧で管理可能)
  • 排尿傾向をグラフで分析

自分でトイレに行くことが出きる方は、トイレのタイミングを数値で確認することで頻尿の悩みの解決に役立てられます。自力ではトイレに行けない方の場合は、周囲の方の声掛けやトイレ誘導、おむつ交換のタイミングを見計らうことが可能です。

DFreeを活用すれば、介護者の夜間のおむつ交換に関する負担を少なくできるでしょう。DFreeによると、個人での利用効果は全体の78.4%が実感しています。

DFree比較

DFreeは、在宅介護、法人、個人の3種類があります。法人用は、介護施設や医療機関などで使うことが想定されています。在宅介護と個人は自宅や外出時などに活用できるでしょう。

  • Personal(個人) 1-on-1でスマートデバイスに対応
  • HomeCare(在宅介護) WiFiなどネットワーク環境不要で専用お知らせ機器付き
  • Professional(法人) 複数台・複数人で利用できスマートデバイスやPCに対応

在宅介護用はWiFiが不要で、インターネット環境が整っていないご家庭でも気軽に利用できるでしょう。個人用はiPhoneにBluetooth通信をすることで利用できるので、使い慣れたスマホで排尿管理ができます。

まとめ

DFreeは、オムツやパッドしか選択肢がなかったトイレに関する悩みに予測デバイスという新たな選択肢をもたらしました。

外出時のトイレの不安や家族のおむつ交換タイミングに関する悩みを、安全な超音波の計測でサポートしてくれるDFreeは今までになかった魅力的なサービスです。

技術と理論を備えたDFreeは、トイレに関する悩みを持つ人の救世主であるといえるでしょう。

【眼科向け】眼鏡検査機器のおすすめメーカーと価格相場は?

今回は、【眼科向け】眼鏡検査機器のおすすめメーカーと価格相場をご紹介します。

【現役】医療機器の営業マン
【現役】医療機器の営業マン
こんにちは、眼科クリニックで使用される眼鏡検査機器の価格と評判をご紹介します。開業される方や買換えを検討されている方のご参考になれば幸いです。

 

 

【眼科向け】眼鏡検査機器のおすすめメーカーと価格とは?

1)ニデック【LM-1800PD】

【引用】株式会社ニデック ホームページ

長所
  • 多くのご施設で採用されており、検査員の方が使い慣れていることが多く見受けられます。
  • 基本的に電子カルテへの接続が可能で同じメーカーでの電子カルテが販売されています。
  • PD測定の機能が必要なければ機能のない機種を選択的こともできます。その場合少しだけ価格が安くなります。
短所
  • 特に目立った欠点もありません。
参考価格 約1,500,000円~

 

 

2)トーメーコーポレーション【TL-7000】

【引用】株式会社トーメーコーポレーション ホームページ

長所
  • 多くのご施設で採用されており、検査員の方が使い慣れていることが多く見受けられます。
  • PD測定機能が標準装備されています。
  • 基本的に電子カルテの接続が可能です。
  • 器械の機能や価格、使い勝手の面でバランスが良く特に欠点がありません。
短所
  • 電子カルテが同じメーカーでの販売がありません。
参考価格 約1,500,000円~

 

 

3)トプコンメディカルジャパン【CL-300】

【引用】株式会社トプコンメディカルジャパン ホームページ

長所
  • 基本的に電子カルテへの接続が可能で同じメーカーでの電子カルテが販売されています。
  • 価格が少し安いです。
  • 必要十分な機能を備えているのでコストパフォーマンスは良いのではと感じます。
  • PD測定機能が必要であれば追加できます。少しだけ価格が上がります。
短所
  • 採用実績が少ないので、使い慣れていない検査員が多いのではないかと思われます。
参考価格 約1,400,000円~

 

 

【眼科向け】眼鏡検査機器の選び方とは?

  • 特に機能差はなく、価格差もほとんどないので操作感や見た目の好みで選択されるのが良いです。
  • 各メーカーのカタログを取り寄せて検査員の方が使ったことのある機種にするのが効率が良いように感じます。
  • いずれのメーカーでもいえることですが本体価格に対して電子カルテへの接続費用が高く感じるため接続しない選択もあるのですがとても不便です。必ず電子カルテ接続はしてもらうことをおすすめします。

 

宜しければ、【眼科向け】検査機器のおすすめメーカーと価格相場は?も参考にしてください。

 

 

【アイ・ソネックスのリフト】価格と評判とは?

今回は、【アイ・ソネックスのリフト】価格や評判とは?をご紹介します。

【アイ・ソネックスのリフト】価格と評判とは?

1)スカイリフト【SL-2018R】

引用:アイ・ソネックス株式会社 ホームページ

用途 居室・風呂・トイレ・共有スペース
長所
  • スタンディングリフトとして活用できます。
  • 排泄ケアに適していると定評があります。
  • 車いすへの移乗時も座の奥まで深く腰掛けやすい設計になっております。
  • スタンディング時は完全な起立姿勢を取るため、胸パットとスリング、膝パットが体感や足腰を支えてくれます。
  • 毎日の移乗が、そのままリハビリにも繋がるリフトです。
  • 6輪駆動な為、狭い部屋でも取り回しが楽です。荷重が分散される為、軽い力で駆動できます。(最小回転半径が約50cm)
  • リフト幅が50cmです。狭いトイレの中だとしても介護者が便器の横に立って介助できます。
  • ペダルが付いており、踏むと前脚部が左右に開く設計になっています。そのため、様式便器などにも移乗しやすくなっています。
  • バッテリ―内臓型です。家庭用AC100Vで充電可能です。
  • リフトの上昇下降は、ハンドスイッチで操作します。
短所
  • スリングシートは別売りです。
  • 最大荷重は100kg未満です。大柄な体格の入居者には使用できません。
  • 立ち上がりが困難な方には使えますが、怪我等で障害がある方に対しては使用を推奨しません。
価格 本体価格:528,000円(非課税)

スカイリフト【SL-2018R】はこのような方におすすめです。

躯体がかなりコンパクト且つ、6輪駆動で小回りが利くため、さまざまな環境に適しております。

  • 次世代介護機器の導入を検討中の施設

スカイリフト【SL-2018R】は従来の吊り下げ式リフトでは叶えることのできない、自立支援と移乗支援を両方を叶えることができます。

移乗リフトに頼りすぎると、入居者の本来の運動能力をどんどん落としてしまう可能性がありますが、スカイリフト【SL-2018R】ですと、移乗中の足の踏ん張りや体重移動の動作が、入居者自身の運動となります。

その結果、ADLの維持・向上に繋がります。

  • 1台で多人数の入居者の移乗介助に使用したい施設

段差がない環境で地続きの空間に対しては、リフトの移動が可能です。また取り回しも楽な為、床走行式リフトのような移動の苦労はありません。

また、居室から共有スペース、トイレから浴室と気軽に施設内を移動できます。

  • 入居者に配慮した移乗介助を行いたい施設

リフト=吊られるというイメージがあると思いますが、スカイリフト【SL-2018R】ですと、立ち上がりを補助し、姿勢そのまま移乗することが可能です。

吊られるというのは、どうしても入居者にとって不快感を与えてしまう場合がありますが、不快感を感じさせない移乗を考えているのであれば、おすすめです。

 

 

スカイリフト【SL-2018R】製品概要

引用:アイ・ソネックス株式会社 ホームページ

サイズ W503mm×D964mm×H1373mm
重量 42Kg
耐荷重 100Kg
材質 スチール製
品番 SL-2018R

スカイリフト【SL-2018R】の口コミ

介助者 使用方法が簡単で、色々な場面で試行錯誤しながら活用することできます。
介助者 職員の腰痛予防にも繋がる為、今後も使用することについて期待大です。
入居者 使用することが楽しいです。
入居者 手軽に移乗できることがうれしいです。

アイ・ソネックスのリフトのおすすめポイント

アイ・ソネックス株式会社のリフトは、手軽に使用する事ができ、入居者・介助者ともに負担の少ない製品です。

また、介護業務の時短にも繋がる為、メリットとしては非常に大きな製品です。今後の介護事情の問題点改善に非常にマッチした優秀な介護機器となるでしょう。

 

 

【医療機器】超音波診断装置(エコー)のおすすめメーカーと価格相場

超音波診断装置(エコー)の価格相場について

エコー本体の価格相場 200万円~1,000万円(税別)
主な価格変動要因 プローブの数
ランニングコスト 電気代とゼリーのみ

 

 

超音波診断装置(エコー)を扱う各機械メーカーの価格相場は、約200万〜1,000万円です。持ち手であるプローブが1本100~200万円なので、その本数が最大の価格変動要因です。

また、ランニングコストについては接触部に塗るゼリーと電気代だけなので、重要な決定要素ではありません。

 

超音波診断装置(エコー)の価格のクチコミ

日本シグマックスのエコーを294万円で購入しました。(東京都 女性)

GEのエコー「LOGIQ7S」を約700万円で購入しました。(岐阜県 60代 男性)

株式会社誠鋼社のポータブルエコーである FAMUBO を30万円で購入しました。(40代 東京 男性)

 

 

 

超音波診断装置(エコー)メーカーのおすすめ

エコーの主要メーカー

  • キヤノンメディカルシステムズ株式会社
  • 富士フイルムヘルスケア株式会社
  • 富士フイルムメディカル株式会社
  • GEヘルスケア・ジャパン株式会社
  • フクダ電子株式会社
  • コニカミノルタジャパン株式会社
  • 日本シグマックス株式会社
  • シーメンスヘルスケア株式会社

 

くっきり見たい場合はキヤノン、まんべんなく見たい場合は富士フイルムを選ぶ方が多いです。

コスト重視なら富士フイルムヘルスケアが優位にありますが、キヤノンもローエンドのモデルであれば安価なものがあります。

性能面で選ぶならGEがおすすめですが、非常に効果です。フクダ電子は安価ですが、性能面でやや懸念があります。一方、整形領域ではコニカが最も高く評価されている印象です。

 

 

キヤノンメディカルシステムズ株式会社

画像をくっきり見せる点が好みが分かれるメーカーです。病院市場の検査科におけるシェアがNo.1です。病院の検査技師に好まれる傾向があります。安価なローエンドモデルでクリニックの市場を伸ばしている印象があります。

 

 

富士フイルムヘルスケア株式会社

透析専門病院・クリニックにおけるシェアが高いです。キヤノンのようにくっきり見せずにあえてぼんやり見せることで、異常を見落とすリスクを落とす仕様になっています。

エコー専門のメーカーであった日立アロカを取り込んでおり、国内では大きなシェアを持っています。

 

 

 

富士フイルムメディカルケア株式会社

透析専門病院・クリニックにおけるシェアが高いです。

 

 

GEヘルスケア・ジャパン株式会社

高価格・高品質メーカーで、これを設置しているクリニックは資金が豊かな印象を受けます。ポータブルエコーのシェアが No.1です。

 

GE(エコー)の価格のクチコミ

満足度:やや満足 ★★★★☆ (岐阜県 60代 男性)
GEのエコー「LOGIQ7S」を利用しています。アプリケーションスペシャリストが来社して使い方を教えてくださったり、修理対応もとても早かったので満足でした。製品ではカーソルを動かすボールが時々、動かしづらくなっていたので取り外して掃除が必要でした。価格はちょっと他社のものに比べて高かったですが、操作もしやすく機能も優れていたのでその分の価値はあったと思いました。

 

 

 

フクダ電子株式会社

リーズナブルなエコーです。機能面で物足りなさを感じなければ、十分導入の選択肢に入れても良いと思います。

 

 

コニカミノルタジャパン株式会社

整形外科におけるシェアがNo.1がです。穿刺用のエコーを作っており、麻酔科でも強い印象です。

 

 

日本シグマックス株式会社

整形外科を中心とした運動器領域のエコーを販売しています。

 

日本シグマックスのエコーのクチコミ

満足度:やや満足 ★★★★☆ (東京都  女性)
日本シグマックスを知り合いが使用しており、評価も高かったので購入。

 

シーメンスヘルスケア株式会社

産婦人科で高いシェアを誇っています。

 

ポータブルエコーのメーカーおすすめ

ポータブルエコーでは、GE・ブイスキャンが高い評価を受けています。これらのメーカーと比較するとコニカは機能性で劣ると言われます。

 

 

超音波診断装置(エコー)を選ぶポイント

超音波診断装置(エコー)の選び方のポイントは以下の通りです。

価格

機能面にこだわりが無いユーザーであれば、当然安い機種が採用されます。

画像の視認性

画像の視認性は、超音波画像診断装置(エコー)を選ぶ上で最も重要なポイントです。エコー画像の見やすさはメーカーごとで異なるからです。

例えば心臓や肝臓などの臓器がはっきりと見えると、より診断がしやすくなりますので、視認性が良いか否かはエコーを選ぶ上で非常に重要です。

使い勝手の良さ

バッテリ駆動が長いか否か、持ち運びがしやすいか、電源を入れて起動するまでの時間が短いか、などのポイントがあります。

システム連携における親和性

エコー画像を検査データ管理システムへ円滑に飛ばすことができるか、という点は重要です。従来型の紙に印刷されたデータは保管場所に困り、紙代が掛かるため、近年ではエコー画像データを電子化する傾向が強いです。

また、電子カルテ端末でエコー画像を参照したい医師も多くいることから、システム連携における親和性が高いか否か、という点は重視されます。

 

 

【医療機器】全自動血球計数器(CRP)のおすすめメーカーと価格相場

全自動血球計数器の価格相場

全自動血球計数器(CRP)を扱う各メーカーの価格相場は、税抜きで100万円〜600万円程度です。各メーカーごとで複数の機種を販売展開しており、ローエンドからミドルレンジ、ハイエンド機種ごとで測定精度や測定項目が異なります。

 

全自動血球計数器の価格のクチコミ

フクダ電子の全自動血球計数装置(CRP)を約300万円で購入しました。(青森 20代 女性)

 

 

 

全自動血球計数器とは

全自動血球計数器とは、別名CBC測定器と言われています。CBCとは「Complete Blood Count」の略で、CBC測定器とは血液の球の数を数える機器のことです。

測定項目は主に以下の通りとなります。

  • WBC(白血球数)
  • RBC(赤血球)
  • HGB(血色素量)
  • HCT(ヘマトクリット値)
  • PLT(血小板数)
  • MCV(平均赤血球容積)
  • MCH(平均赤血球血色素量)
  • MCHC(平均赤血球血色素濃度)

 

 

全自動血球計数器の取扱いメーカーとは

全自動血球計数器を扱うメーカーは主に以下の通りです。

  • シスメックス株式会社
  • 日本光電工業株式会社
  • フクダ電子株式会社
  • 株式会社堀場製作所

 

全自動血球計数器の取扱いメーカーの特徴

シスメックス株式会社

 

【引用】株式会社シスメックス公式サイト

会社名 株式会社シスメックス
本社住所 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1丁目5番1号
電話番号  078-265-0500
ホームページ https://www.sysmex.co.jp/
特徴 株式会社シスメックスは『検体機器事業の王様』と呼ばれるほど圧倒的なシェアを誇っています。

特に病院市場の検査科におけるシェアがNo.1です。価格は比較的高い傾向がありますが、測定精度の高さや測定項目の多さから病院市場で主に導入されるケースが多いです。

特にハイエンド機種の性能は、他の追随を許さず圧倒的なスペックを誇ります。故に、大学病院市場では圧倒的に選ばれるメーカーです。

 

日本光電工業株式会社

【引用】日本光電工業株式会社公式サイト

会社名 日本光電工業株式会社
本社住所 東京都新宿区西落合1丁目31番4号
電話番号 03-5996-8000
ホームページ https://www.nihonkohden.co.jp/
特徴 日本光電工業株式会社はローエンドからミドルレンジ、ハイエンド機種まで豊富なラインナップを持っているメーカーです。

価格は比較的高めですが、会社独自の保守プランなども豊富で、アフターフォローに強いメーカーです。

 

 

フクダ電子株式会社

【引用】フクダ電子株式会社公式サイト

会社名 フクダ電子株式会社
本社住所 東京都文京区本郷3-39-4
電話番号 03-3815-2121
ホームページ https://www.fukuda.co.jp/
特徴 フクダ電子株式会社はクリニックにおけるシェアが No.1のメーカーです。価格は競合他社と比べてかなり安く、安い機種が好まれるクリニック市場で幅を利かせています。

ハイエンド機種に関しては、自社で持っておらず、堀場製作所から仕入れてOEMとして販売展開しています。

 

フクダ電子の全自動血球計数器の価格のクチコミ

満足度:やや満足 ★★★★☆ (青森 20代 女性)
フクダ電子の全自動血球計数装置(CRP)を購入しました。購入前は日常的なメンテナンスに時間と手間がかからないことと価格を重視していたため、所属医療機関の病院長判断によりフクダ電子さんから購入した。しかし購入後、同社の検査機器を使用するは頻度が他機関(クリニック同士)に比べると検査件数が圧倒的に多く、試薬の補充状況と使用期限の確認という業務が増えたため、試薬量に対してどのくらいの何件程度の検査ができるのかに関しても確認しておけば良かったと思いました。

 

 

株式会社堀場製作所

【引用】株式会社堀場製作所公式サイト

会社名 株式会社堀場製作所
本社住所 京都市南区吉祥院宮の東町2
電話番号 075-313-8121
ホームページ https://www.horiba.com/
特徴 フクダ電子株式会社はハイエンド機種を販売しているメーカーです。OEMとしてフクダ電子が堀場製作所の機種を販売展開しています。価格は比較的高めですが、競合他社に無い機能を持った製品を展開しています。

 

 

 

超全自動血球計数器を選ぶポイント

全自動血球計数器を選ぶポイントは以下の通りです。

イニシャルコスト

「とにかくCBC測定ができれば良い!」というユーザーであれば、納入価格の安い機種が採用されます。まずは初期費用を抑えたい、というユーザーに重視されるポイントです。

ランニングコスト

→メーカーによって、ランニングコストは異なります。CBC測定器は、測定ごとに約4種類〜5種類の試薬を使用しますので、ランニングコストが発生します。よって、ユーザーとしてはランニングコストをいかに抑えるか、という視点で機種選定するケースも多々あります。

測定精度の高さ

メーカーごとで測定原理が異なる場合があるため、測定精度も異なるケースがあります。

検査技師がいるクリニック・病院では、保健所から機器の精度管理をしているかをチェックされるため、保健所対策として、より測定精度の高い機器が好まれます。

使い勝手の良さ

測定を行うスタッフにとって、測定の仕方やメンテナンスの仕方がいかに手間の掛からない物であるかが重要です。手間を掛けずに簡便に測定ができ、かつ簡単にメンテナンスできる機種が選ばれます。

 

 

アーバンテックのiTUSMO(いつも) をご紹介をご紹介

アーバンテック

アーバンテックiTUSMOホームページより引用>

アーバンテックは奈良県橿原市にある会社で、平成31年4月に設立しました。アーバン警備保障株式会社のグループ会社で以前はアーバン福祉用具という名前でしたが、2019年にアーバンテックに変更されています。

事業がスタートしたきっかけは、当時問題になりつつあった高齢者の認知症による徘徊をGPS端末で対策を取れないかという思いからです。

製品ができた当時はGPSを使った精密機械を取り扱う福祉用具事業者が少なく、自ら介護保険の事業者番号を取得しました。日本の福祉のために積極的に活動しています。

iTUSMO(いつも)とは

アーバンテックiTUSMOホームページより引用>

iTUSMO(いつも)とは、アーバンテックが手掛けるGPS端末(位置情報検索サービス)です。徘徊の恐れがある方の靴や持ち物に端末を着けておけば、その方の現在地を指定したメールアドレスに送信してくれます。

振動を感知すると5分に一度居場所を教えてくれる機能もあり、徘徊で家族が行方不明になるのではという不安を解消してくれます。

iTUSMO(いつも)の魅力

iTUSMO(いつも)は、介護保険の対象です。地域にもよりますが、2,000円前後の負担で利用できます。

  • 一般で利用 初期費用10,000円、13,200円(税込)
  • 介護保険で利用 初期費用0円、月額:1,500円~2,000円(一部税別)

福祉用具店のレンタル品として利用できるので、不具合があった際も福祉用具店に対応をお願いできるので安心です。

使い方が分からないという場合も福祉用具店が使い方や設置方法を丁寧に説明してくれます。GPS端末の利用が初めてで不安という方もスムーズに導入できるでしょう。

iTUSMO(いつも)の機能

iTUSMO(いつも)は、準天頂衛星システムみちびきや各国の人工衛星機能を利用して高精度の位置情報を提供してくれます。屋外であれば検索誤差は数メートル程度で、万が一の場合にも安心です。いつでも気になった時に現在地を教えてくれます。

また半径50mから最大99kmまでエリアを設定することも可能です。万が一エリアから出た場合iTUSMOが自動で検知し、ボタンを押すと現在地を教えてくれます。現在地情報は登録している端末にも届けられるので、迷子になってしまった場合も場所をすぐに確認できるでしょう。

さらに振動を感知すると5分に一度登録しているメールに送る機能もあります。メールに送られてくる情報は通知時間、北緯経度と住所、ゼンリンMapが詳細に送られてきます。離れた場所にいても散歩中の家族を見守れて安心です。

置き忘れとバッテリー切れ対策も万全

iTUSMO(いつも)の重さは、約25gです。25gは100円5枚程度の重さで、いつも履いている靴やカバン、お守りなどに装着しても違和感がありません。iTUSMO(いつも)専用のシューズも販売されているので、置き忘れの心配も少ないでしょう。

またバッテリー切れを防ぐために、登録しているメールアドレス宛にこまめに電池残量の通知があります。電池切れを心配することなく、家族の場所を確認できます。

まとめ

iTUSMO(いつも)は介護保険を利用すれば、低価格で高精度の位置情報検索サービスを利用できます。

認知症の家族の徘徊が心配だけれど、離れた場所に住んでいる、仕事や用事でずっと側にいるのは難しいという場合にiTUSMOを上手く活用してみることがおすすめです。

確かな技術と利便性の高いサービスを兼ね備えたiTUSMO(いつも)は、家族の安心を守りたいという気持ちに寄り添ってくれるといえるでしょう。

日本アクティブコミュニティ協会の「レクリエーション介護士」をご紹介

介護施設を利用する高齢者は、認知症による記憶力低下や様々な疾患によるADLの低下から活気を失ってしまうことも少なくありません。ご利用者の活動の幅を拡げながら、楽しく参加してもらう活動のひとつがレクリエーションです。

今回は日本アクティブコミュニティ協会が主催するレクリエーション介護士について詳しく説明します。

日本アクティブコミュニティ協会

日本アクティブコミュニティ協会ホームページより引用>

日本アクティブコミュニティ協会は2014年に、高齢者介護レクリエーションの情報収集と調査・研究を目的のひとつとして設立された団体です。

レクリエーションを単なる時間合わせの遊戯とするのではなく、参加する人の生きる喜びや楽しみを見出すことを重要視し、レクリエーション介護士の認定・人材育成を進める機関として活動しています。

レクリエーション介護士とは

 

日本アクティブコミュニティ協会ホームページより引用>

レクリエーション介護士とは、介護事業所で行われるレクリエーションについて幅広い知識とスキルが認められた民間資格です。

日本アクティブコミュニティ協会では自分の趣味を活かしながら高齢者とのコミュニケーション拡大を図る2級、レクリエーションを通じて現場を活性化しプログラムの立案から実施まで対応する1級を設けています。

レクリエーション介護士2級

レクリエーション介護士2級では、まずはじめに高齢者とのコミュニケーションの取り方や介護の基礎知識を学びます。

コミュニケーションを通じてどのようなことが喜んでもらえるか、を考えることによって目的を捉え、手段としてどのようなレクリエーションを行えばよいかを理解します。

思いついたアイデアを企画書として形にすることで具体的な活動に結びつけ、実行力の向上を目指す資格です。

レクリエーション介護士1級

レクリエーション介護士1級は2級をさらにステップアップさせた資格で、目的を持ったレクリエーションの実行とグループ内のファシリテーションが行える実践力を目指す資格です。

決められたプログラムを遂行する中でも参加者の状況を踏まえアレンジを加えたり、施設内だけでなく地域にアプローチする力を身につけます。

受験資格と試験内容

2級では2日間の通信・通学講座と団体研修(5名以上)、1級では4日間の通学講座にてレクリエーションを学びます。座学だけではなく、実践を含めた総合的な学びを図ります。

2級では各カリキュラム終了後に50問選択式の筆記試験を受験し、6割以上の成績で合格です。1級では60問選択式の筆記試験に加え小論文、実技試験、現場実習での評価を踏まえ合格となります。どちらの級も合格後には認定証が付与されます。

申込方法

レクリエーション介護士公式ホームページから資料請求、受験申込が行えます。その他通信講座ユーキャンからも申込可能です。その他、福祉系の専門学校やカルチャークラブ等でも企画されている場合もあります。

詳細は日本アクティブコミュニティ協会、もしくはレクリエーション介護士ホームページをチェックしてみて下さい。

資格取得後のフォローアップ

日本アクティブコミュニティ協会では、資格取得後も継続した研鑽のためにフォローアップ研修を開催しています。メンバー登録制度や介護レクアカデミーは2級取得者向けに情報共有の場として開講されており、日々の業務で行き詰まった際にも相談しやすい環境が整備されています。

まとめ

自施設でのコミュニケーションを図るためにレクリエーションへ取り組みながら、さまざまなご利用者と接する中で試行錯誤しながらどんどんよりよいものを創っていくためのノウハウが詰まった資格となっています。

実践を通してステップアップするために、まずは資料請求から始めてみてはいかがでしょうか。

今回は日本アクティブコミュニティ協会が主催するレクリエーション介護士についてまとめました。