アーバンテックのiTUSMO(いつも) をご紹介をご紹介

アーバンテック

アーバンテックiTUSMOホームページより引用>

アーバンテックは奈良県橿原市にある会社で、平成31年4月に設立しました。アーバン警備保障株式会社のグループ会社で以前はアーバン福祉用具という名前でしたが、2019年にアーバンテックに変更されています。

事業がスタートしたきっかけは、当時問題になりつつあった高齢者の認知症による徘徊をGPS端末で対策を取れないかという思いからです。

製品ができた当時はGPSを使った精密機械を取り扱う福祉用具事業者が少なく、自ら介護保険の事業者番号を取得しました。日本の福祉のために積極的に活動しています。

iTUSMO(いつも)とは

アーバンテックiTUSMOホームページより引用>

iTUSMO(いつも)とは、アーバンテックが手掛けるGPS端末(位置情報検索サービス)です。徘徊の恐れがある方の靴や持ち物に端末を着けておけば、その方の現在地を指定したメールアドレスに送信してくれます。

振動を感知すると5分に一度居場所を教えてくれる機能もあり、徘徊で家族が行方不明になるのではという不安を解消してくれます。

iTUSMO(いつも)の魅力

iTUSMO(いつも)は、介護保険の対象です。地域にもよりますが、2,000円前後の負担で利用できます。

  • 一般で利用 初期費用10,000円、13,200円(税込)
  • 介護保険で利用 初期費用0円、月額:1,500円~2,000円(一部税別)

福祉用具店のレンタル品として利用できるので、不具合があった際も福祉用具店に対応をお願いできるので安心です。

使い方が分からないという場合も福祉用具店が使い方や設置方法を丁寧に説明してくれます。GPS端末の利用が初めてで不安という方もスムーズに導入できるでしょう。

iTUSMO(いつも)の機能

iTUSMO(いつも)は、準天頂衛星システムみちびきや各国の人工衛星機能を利用して高精度の位置情報を提供してくれます。屋外であれば検索誤差は数メートル程度で、万が一の場合にも安心です。いつでも気になった時に現在地を教えてくれます。

また半径50mから最大99kmまでエリアを設定することも可能です。万が一エリアから出た場合iTUSMOが自動で検知し、ボタンを押すと現在地を教えてくれます。現在地情報は登録している端末にも届けられるので、迷子になってしまった場合も場所をすぐに確認できるでしょう。

さらに振動を感知すると5分に一度登録しているメールに送る機能もあります。メールに送られてくる情報は通知時間、北緯経度と住所、ゼンリンMapが詳細に送られてきます。離れた場所にいても散歩中の家族を見守れて安心です。

置き忘れとバッテリー切れ対策も万全

iTUSMO(いつも)の重さは、約25gです。25gは100円5枚程度の重さで、いつも履いている靴やカバン、お守りなどに装着しても違和感がありません。iTUSMO(いつも)専用のシューズも販売されているので、置き忘れの心配も少ないでしょう。

またバッテリー切れを防ぐために、登録しているメールアドレス宛にこまめに電池残量の通知があります。電池切れを心配することなく、家族の場所を確認できます。

まとめ

iTUSMO(いつも)は介護保険を利用すれば、低価格で高精度の位置情報検索サービスを利用できます。

認知症の家族の徘徊が心配だけれど、離れた場所に住んでいる、仕事や用事でずっと側にいるのは難しいという場合にiTUSMOを上手く活用してみることがおすすめです。

確かな技術と利便性の高いサービスを兼ね備えたiTUSMO(いつも)は、家族の安心を守りたいという気持ちに寄り添ってくれるといえるでしょう。

日本アクティブコミュニティ協会の「レクリエーション介護士」をご紹介

介護施設を利用する高齢者は、認知症による記憶力低下や様々な疾患によるADLの低下から活気を失ってしまうことも少なくありません。ご利用者の活動の幅を拡げながら、楽しく参加してもらう活動のひとつがレクリエーションです。

今回は日本アクティブコミュニティ協会が主催するレクリエーション介護士について詳しく説明します。

日本アクティブコミュニティ協会

日本アクティブコミュニティ協会ホームページより引用>

日本アクティブコミュニティ協会は2014年に、高齢者介護レクリエーションの情報収集と調査・研究を目的のひとつとして設立された団体です。

レクリエーションを単なる時間合わせの遊戯とするのではなく、参加する人の生きる喜びや楽しみを見出すことを重要視し、レクリエーション介護士の認定・人材育成を進める機関として活動しています。

レクリエーション介護士とは

 

日本アクティブコミュニティ協会ホームページより引用>

レクリエーション介護士とは、介護事業所で行われるレクリエーションについて幅広い知識とスキルが認められた民間資格です。

日本アクティブコミュニティ協会では自分の趣味を活かしながら高齢者とのコミュニケーション拡大を図る2級、レクリエーションを通じて現場を活性化しプログラムの立案から実施まで対応する1級を設けています。

レクリエーション介護士2級

レクリエーション介護士2級では、まずはじめに高齢者とのコミュニケーションの取り方や介護の基礎知識を学びます。

コミュニケーションを通じてどのようなことが喜んでもらえるか、を考えることによって目的を捉え、手段としてどのようなレクリエーションを行えばよいかを理解します。

思いついたアイデアを企画書として形にすることで具体的な活動に結びつけ、実行力の向上を目指す資格です。

レクリエーション介護士1級

レクリエーション介護士1級は2級をさらにステップアップさせた資格で、目的を持ったレクリエーションの実行とグループ内のファシリテーションが行える実践力を目指す資格です。

決められたプログラムを遂行する中でも参加者の状況を踏まえアレンジを加えたり、施設内だけでなく地域にアプローチする力を身につけます。

受験資格と試験内容

2級では2日間の通信・通学講座と団体研修(5名以上)、1級では4日間の通学講座にてレクリエーションを学びます。座学だけではなく、実践を含めた総合的な学びを図ります。

2級では各カリキュラム終了後に50問選択式の筆記試験を受験し、6割以上の成績で合格です。1級では60問選択式の筆記試験に加え小論文、実技試験、現場実習での評価を踏まえ合格となります。どちらの級も合格後には認定証が付与されます。

申込方法

レクリエーション介護士公式ホームページから資料請求、受験申込が行えます。その他通信講座ユーキャンからも申込可能です。その他、福祉系の専門学校やカルチャークラブ等でも企画されている場合もあります。

詳細は日本アクティブコミュニティ協会、もしくはレクリエーション介護士ホームページをチェックしてみて下さい。

資格取得後のフォローアップ

日本アクティブコミュニティ協会では、資格取得後も継続した研鑽のためにフォローアップ研修を開催しています。メンバー登録制度や介護レクアカデミーは2級取得者向けに情報共有の場として開講されており、日々の業務で行き詰まった際にも相談しやすい環境が整備されています。

まとめ

自施設でのコミュニケーションを図るためにレクリエーションへ取り組みながら、さまざまなご利用者と接する中で試行錯誤しながらどんどんよりよいものを創っていくためのノウハウが詰まった資格となっています。

実践を通してステップアップするために、まずは資料請求から始めてみてはいかがでしょうか。

今回は日本アクティブコミュニティ協会が主催するレクリエーション介護士についてまとめました。

 

株式会社スプリュームの「読書支援サービス『ユアアイズ』」をご紹介

株式会社スプリューム

株式会社スプリュームホームページより引用>

株式会社スプリュームはデジタルエンターテインメントで社会をより良くしている会社です。VR(仮想現実)やAR(拡張現実)、CGをはじめとした技術を活用し、学びや人々の新しい繋がりに貢献しています。

高度なデジタル技術はエンターテインメントの分野だけでなく、福祉の分野でも利用されてきました。高齢者の健康を見守るアプリ、中小規模の病院に海外の方が訪れた際に多言語で受付するシステムの取り扱いなどをしています。

社名のスプリュームには、新しい時代を切り開いていきたいという思いが込められています。エンタメから生活インフラまで幅広い分野でサービスを提供することで、社会に喜びが満ちることが株式会社スプリュームの願いです。

読書支援サービス『ユアアイズ』とは

ユアアイズホームページより引用>

読書支援サービス『ユアアイズ』とは、⽂字の認識しにくい方や視覚に障害のある方、目が見えにくくなった方に株式会社スプリュームが提供する本の読み上げサービスです。

専用の読み上げアプリをダウンロードして本や⽂書を読み取れば、合成音声で本の内容を『ユアアイズ』が読み上げてくれます。

読書支援サービス『ユアアイズ』の特徴

『ユアアイズ』は、読み間違えの少ない朗読が特徴的です。なぜ読み間違いが少ないのかというと、高度なデジタル技術に加えてボランティアによる内容の精査があるからです。

『ユアアイズ』に使われているOCR(光学文字認識)技術は、高い精度を誇ります。しかし撮影した内容をOCRが完璧に読み解くことは、現在の技術では難しいものです。

そこで『ユアアイズ』のOCRが判断しにくかった内容や情報の追加は、ボランティアによって行われています。デジタル技術とボランティアの力が上手く組み合わさり、ユーザーは最高の読書体験が楽しめます。

読書支援サービス『ユアアイズ』の利用方法

個人で利用する場合はユーザー登録し、読みたい本の画像をサーバーにアップします。サーバーにアップする方法は、ウェブブラウザ版とアプリ版で異なります。

  • Windows / macOSウェブブラウザ版…本の撮影画像をドラッグ&ドロップ
  • アプリ版…スマホのカメラで撮影

個人で利用する場合は、アプリ版が手軽なのでおすすめです。iPhone7以降のスマホや現⾏機種のiPodTouchでアプリのダウンロードができます。

お手元に利用できる機種を用意したら、まずは公式ホームページにてメールアドレスやパスワードを入力しましょう。その後メールで確認をしてからアプリをダウンロードします。その後読みたい本をスマホのカメラで撮影すると、テキストを『ユアアイズ』が合成音声で読み上げてくれます。

なお利用には、無料会員と有料会員があります。無料会員の場合は月30ページまで、個人の有料会員の場合は月額税込み550円で月10,000ページまで読み上げ可能です。

学校、施設で利用する場合は法人でユーザー登録をします。法人の場合は、月額税込み2,750円で提供されています。その他ボランティアの方がボランティアツールを使う場合は無料ですが、ユーザーとして利用する場合は月額税込み550円です。

より多くの本を楽しみたい方は、有料会員になることも検討してみてください。

YourEyesボックス(スマホ用アダプター)を使うとより便利に

YourEyesボックス(スマホ用アダプター)は、目の不自由な方が手軽に本を撮影できるように開発されました。A5版サイズとA6版の2種類が用意されています。

アプリをもっと手軽に、正確に利用したい方は、YourEyesボックス(スマホ用アダプター)を手に取ってみることをおすすめします。

まとめ

電子書籍の読み上げもありますが、正確な読み上げは難しいものです。その点読書支援サービス『ユアアイズ』は株式会社スプリュームのきめ細かな心遣いが感じられます。

目が不自由になれば読書を断念してしまう人も多い中、手持ちの本をスマホで撮影すれば読み上げてくれるサービスは魅力的といえるでしょう。

高い技術力と人の温かさを感じる読書支援サービス『ユアアイズ』は、好きな本を楽しみたい人の心に寄り添うサービスといえます。

株式会社メディカルプロジェクトのセンサー3タイプをご紹介

高齢者が要介護状態となる原因のひとつが「転倒」です。その割合は全体のおよそ12%といわれ(内閣府 平成30年版高齢社会白書より)、自宅・施設どちらでも起こり得る可能性があります。

今回は身近に潜む転倒の危険性を、いち早く察知するために開発されたセンサーをご紹介します。

株式会社メディカルプロジェクト

株式会社メディカルプロジェクトホームページより引用>

株式会社メディカルプロジェクトは、1982年に静岡市で設立された医療機器や医療用品の製造・販売を主とする会社です。センサー類をはじめとして、シーネやミトン、抑制帯など医療現場になくてはならない製品を取り扱っています。

長年培ってきたセンサー製品の生体情報検知技術を用い、最近では獣医学や自動車へ応用した製品開発にも取り組んでいます。

センサー製品

株式会社メディカルプロジェクトが多く手掛けている製品がセンサーです。目的や対象に合わせてセレクトできるよう、多岐に渡る製品を取り扱っています。

離床センサー

株式会社メディカルプロジェクトホームページより引用>

医療や福祉の現場で馴染みのあるセンサーといえば、離床センサーではないでしょうか。メディカルプロジェクト社が取り扱う製品には、体圧を感知して知らせるマットセンサーやベッドセンサーの他、クリップが外れることで知らせるクリップセンサーがあります。これらは有線タイプ以外にワイヤレスタイプもあり、配線が煩雑になることで起こり得る転倒リスクを予防することができます。

そのほかにも赤外線やビームが遮断されると感知するタイプや、身に着けたIDタグを感知することができるタイプもあり、環境やご利用者の状況によって選択できる幅が広いことが魅力です。

注目商品はスタッフや来客には反応しないマットセンサーセレクトプラス。ベッド上に対象者がいる時にスタッフが踏んでも作動せず、対象者が足を下ろした時にだけ反応するセンサーとなっています。そのためスタッフがベッドサイドに近づくたびにスイッチを切る必要がなく、必然的にスイッチの入れ忘れが予防できます。

見守りセンサー

株式会社メディカルプロジェクトホームページより引用>

マットレスの下に設置し、呼吸・脈拍・体動を感知することができるセンサーです。マットレスの下に設置するため臥床した時の違和感が少なく、褥瘡予防マットレスやエアーマットでもしっかり感知します。感知したデータはWi-Fi通信でパソコン等の通信機器とつながることができ、経過の観察やデータの確認が可能です。バイタル異常の際にアラームを鳴らすこともできます。

ベッド上での生活が長時間となる反面、ちょっとした変化にいち早く対応することが求められるターミナルケア期などに有効な機器です。

浴槽見守りセンサー

株式会社メディカルプロジェクトホームページより引用>

年間17,000人の死亡例がある入浴中の事故。交通事故よりも多い浴室の危険を防ぐため、浴槽見守りセンサー「バスセーフ」は入浴中の対象者を見守ります。

バスタブの底下に設置されたマットセンサーが呼吸・脈拍・体動を感知し、浴槽ふち付近に設置されたビームセンサーで浴槽への出入りを検知します。検知されたデータは受信機へと送られ、異常があればアラームでのお知らせが可能です。入浴時間を設定しておくことでもアラームを鳴らせるため、長風呂での事故を予防することができます。

パソコンでの集中管理も可能なため、浴室が複数に及ぶ大規模施設等でのチェックも可能です。できる限り自立した入浴を、プライバシーも守りながら安全確認できるシステムとなっています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。病院や施設で多く利用されているセンサーですが、便利な反面身体拘束として適宜使用の見直しがもとめられるものです。適切に使用することでご利用者の安全を見守り、結果として自立した生活を送って頂くための配慮が詰まった製品となっています。

今回は株式会社メディカルプロジェクトのセンサー製品についてご紹介しました。

株式会社フィートの「こえとらアプリ」をご紹介

人と人とのコミュニケーションにおいて、言語は切っても切れないもの。バリアフリーという言葉が浸透した現在では、身体的な障壁だけでなく意思疎通の障壁も出来る限り取り除くことが求められています。

今回は聴障者のコミュニケーションに向けた新しいプラットフォームをご紹介します。

株式会社フィートについて

株式会社フィートホームページより引用>

株式会社フィートは、2005年に設立されたコーポラテック社を前身とした会社です。コーポラテック社は音声翻訳技術の研究開発成果展開を目的とした会社で、英語語学能力測定アプリなどの開発に携わりました。

培った技術を活かし、株式会社フィートへ社名変更した後も多言語翻訳アプリ「NariTra」や、話しかけるだけでスマートフォンの使い方を教えてくれる「おはなしアシスタント」などを開発しています。

高い技術が民間会社や行政にも評価

フィート社は通信業界大手、旅客業界、製造業界などとの取引実績があります。

民間会社だけではなく国立大学法人や国立研究開発法人といった研究部門との取引や総務省との実績もあり、その技術は高く評価されていると言っても過言ではないでしょう。

こえとらアプリ

こえとらアプリサポートページより引用>

こえとらアプリとは、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が開発・研究した音声認識技術や音声合成技術を用いた、聴障者と健聴者のコミュニケーション支援を目的としたアプリです。

アプリはAppStoreとGooglePlayで配信されており、誰でも無料でダウンロードして使うことができます。

こえとらアプリの開発経緯

聴障者のコミュニケーション方法で一般的なものに手話や筆談があります。ただし手話はコミュニケーションを図るお互いが手話の意味を理解していなければ成立せず、筆談は書く手間を挟むためどうしても相手を待たせる時間が出来てしまいます。

こえとらアプリは発した音声を文字に変換し表示、または文字を音声として伝えることができるため、相手を選ぶことなくコミュニケーションを図ることが可能です。

こえとらアプリの使い方

利用方法はとても簡単で、アプリを起動し会話機能で「音声で答える」ボタンを押して話しかけるだけ。発した音声をこえとらアプリが認識し、自動で文章に変換します。テキストとして入力した文字を読み上げることもできるため、発声しにくい場合でも相手に音声として伝えることが可能です。

その他にも言葉で伝えにくい表現を絵や字で書ける機能や、よく使う表現をあらかじめ登録できる定型文機能があります。インターネットを経由しなくてもアプリを使用できる機種もあるため、電波が通じにくい場所で思いもよらずコミュニケーションが必要となった場合でも安心して対応できます。

こえとらアプリの普及

2013年にiOS版がリリースされ、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)によって九州地方を中心とした聾・聴覚支援学校にて実証実験が行われました。実際の使用者からの声をもとに改良を重ね、2015年にはAndroid版が、さらに2018年にはiPad版がリリースされています。

2022年3月末の時点で、AppStoreとGooglePlay合わせて62万以上のダウンロード数です。平成30年に厚生労働省が発表した「平成28年生活のしづらさなどに関する調査結果」によれば、身体障碍者手帳を取得している聴覚・言語障がい者は日本全国で約34万人とされており、様々な要素を踏まえてもその普及率の高さが分かります。

まとめ

こえとらアプリは聴障者を中心とした新しい形のコミュニケーションプラットフォームです。インターネット上での声では障がい認定を持つ人だけでなく、疾患によって一時的に声が出しにくくなった時などにも使用され、便利だったという声も寄せられています。

様々なコミュニケーションが普及することによって生活のしづらさが軽減され、バリアフリーという言葉の持つ意味がさらに広がっていくのではないでしょうか。

株式会社サイエンスアーツの「Buddycom」をご紹介

今やインターネットは全世界に普及し、日常生活になくてはならないライフラインです。コミュニケーションにおいても例外ではなく、離れていても瞬時に情報が伝わることがこれからの時代に求められています。

現場で日々やりとりされている「声」を、インターネット技術を用いてスピーディーでスマートなものに昇華させた株式会社サイエンスアーツのBuddycomをご紹介いたします。

株式会社サイエンスアーツ

Buddycomホームページより引用>

株式会社サイエンスアーツはITコンサルティング事業を中心に、前身である株式会社シアンス・アールとして2003年に設立されました。2015年にはBuddycomの基となるAldio(アルディオ)が開発され、インターネット回線を通じたコミュニケーションインターフェースの礎となっています。

社風としてチームワークを重視しており、世界を美しくつなげることがミッションです。Buddycomはサイエンスアーツの想いを具現化した、業務を行う上で欠かせないまさに相棒といったサービスになっています。

Buddycomとは

Buddycomホームページより引用>

サイエンスアーツが提供するライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」は、インターネット回線を使用した新しい連絡手段です。

IP回線を使用して、どこにいてもつながりやすい

Buddycomの特徴として、インターネットがつながるところであれば屋内や遠距離を介しても連絡が取りやすいことが挙げられます。施設内であればWi-fi環境を通して電波を中継できるため、日本全国で使用できると言っても過言ではありません。使用できる回線は3G・4G・5Gと幅広く、使用するデバイス選択の幅が拡がります。

スマートフォン、タブレットに接続して使用できるイヤホンタイプも取り揃えられており、多様な使い方ができることが魅力です。

専用アプリでライブ動画や位置情報の確認ができる

App storeやGoogle playでBuddycom専用アプリをダウンロードすることで、既存のスマートフォンやタブレットを子機として使用することができます。もちろんPCでも使用できるため、フロアでご利用者の対応をするスタッフはスマートフォン、事務所で管理業務を行いながら確認するにはPCといった使い分けも可能です。

アプリにはライブ通話や位置情報機能も付いているため、従来の音声のみでの通信では成し得なかった様々な用途に応用することができます。外出レクや送迎時のトラブル対応、複数事業所でのオンライン研修など、多くの情報を共有できることがインターネット回線の強みです。

通話内容をテキスト化し翻訳対応も可能

手が離せないときに共有される内容は、聞きたくても聞き逃してしまうことも。Buddycomなら通話内容をテキスト化しログとして表示されるため、他スタッフのやりとりを落ち着いてから確認することができます。また翻訳機能を使用することで、言語の壁を越えたスムーズな意思疎通が可能です。

先進技術導入が補助金対象となることも

厚生労働省で取り組まれている「地域医療介護総合確保基金を活用した介護ロボットの導入支援」として、Wi-fi工事やインカム導入の際に最大750万円が補助の対象となります。対象となった金額のうち事業主負担の割合は都道府県の裁量によって調整されますが、50%もしくは一定の要件を満たせば75%を下限とした金額が補助されます。

まとめ

今回は株式会社サイエンスアーツが提供するBuddycomをご紹介いたしました。業務効率の向上は小さなことであっても、日々の積み重ねによる効果は後に大きな改善となって現れます。

Buddycomは既に大手企業で導入され、確かな実績を上げている新しい情報共有のツールです。想像力で新たな可能性が見出せるBuddycomで、一歩進んだクオリティのサービスを検討してみてはいかがでしょうか。

 

株式会社JVCケンウッド・公共産業システムの「介護施設向けインターカム」をご紹介

日々様々な業務に追われる中、ご利用者様の細かな変化にもいち早く対応したい。多職種・多人数でのチームワークを求められる環境だからこそ、リアルタイムでの情報共有鍵となります。

今回は現場の「声」に向け開発された、株式会社JVCケンウッド・公共産業システムの介護施設向けインターカムをご紹介します。

介護施設向けインターカムとは

JVC WD-3000シリーズ製品ページより引用>

介護施設向けインターカムとは、大人数が同時に様々な業務を行う介護現場においてスムーズな情報伝達が行えるシステム機器です。株式会社JVCケンウッド・公共産業システムが長年培ってきた無線技術を用いて開発され、現場のニーズに合わせた機能を持っています。

WD-3000シリーズ

特別養護老人ホームや複合型施設など、大規模施設での利用に適したWD-3000シリーズは、システムを拡張することで最大で96名までの同時通話が可能です。システム全体を制御するメインコントローラーを中心に、電波中継を行うセルステーションを設置し子機とのスムーズなやりとりを実現します。

PHSシステムと同じデジタル通信を使用し、送受信できるデバイスはメインコントローラーに登録された子機のみであるため、混線や盗聴などでの情報漏えいを防ぐことができます。

WD-D10シリーズ

グループホームやデイサービスなど、比較的少人数での連携に適しているのがWD-D10シリーズです。親機となるベースステーションを中心に、10名までの同時通話が行えます。子機は防塵・防水機能(IP67相当)を備え、屋外での使用も可能。消毒用エタノールでの拭き取りも問題ないため、衛生的で安心です。

即時の情報伝達で効率的な業務が可能

ご利用者様の対応は、スケジュールは決まっていても毎日同じとは限りません。転倒予防やコール対応など、常にイレギュラーが起こる可能性があります。人手が欲しい時や連絡を取りたい時に、常に手が空いているとは限りません。

ハンズフリー通話ができるインターカムを使用することで、ご利用者様の対応をしながら連絡が取れる他、どこにいるか読めないスタッフをフロア中探し回る手間が省けます。即時の情報伝達はスタッフ同士が連携を取りやすくなりヒヤリハットやインシデントの予防につながることに加え、業務効率が向上することで無駄な時間を削減でき残業時間の短縮も可能です。

ご利用者様側の視点に立つと、効率的な業務遂行は結果としてスタッフとのコミュニケーション増加につながり、お互いの信頼感向上につながります。また他スタッフを探しに行く間の「ちょっと待ってて下さいね」を無くすことで、ご利用者様から目を離すことなく転倒リスクの軽減が図れます。

管理部門はスタッフ同士のやり取りを確認することで業務の見直しや適性のチェックが行えるため、より適正な評価につなげることが可能です。

まとめ

介護施設向けインターカムを用いることで、離れていても密な情報伝達ができるようになります。ヒューマンエラーは情報伝達不足で発生することも多く、インターカムを介したチェックの声かけが二次的な問題への対策とも言えるでしょう。

今回は最新の技術を使用して人と人とが昔ながらに行なっていた「話し合い」ができることで、よりよいケアにつなげることができる介護施設向けインターカムをご紹介させて頂きました。

【介護施設のインカム】現場の「見える化」に貢献しますもご覧ください。

 

株式会社べスプラの「脳にいいアプリ」をご紹介

株式会社ベスプラとは

株式会社ベスプラホームページより引用>

2012年に設立された株式会社ベスプラは、ITサービスを通じて「健康」「消費」「雇用」といった社会問題を解決することをモットーとした会社です。少数精鋭だからこそできる密なコミュニケーションと独創的なアイデアで、ビジョンである地域活性エコシステムの創生を見据えた事業を展開しています。

脳の健康維持に適した機能を詰め込んだ「脳にいいアプリ」の他、店舗のお得な情報を近隣へ発信する「TheTIMESALE(ザ・タイムセール)」や、個人向け・法人向けを取り揃えた「運転免許の認知機能テスト」といったサービスがあります。

TheTIMESALE(ザ・タイムセール)

フードロス問題の解決から着想を得たザ・タイムセールは、抱えてしまった大量在庫のセールや店舗でのイベント情報などをアプリを通じて近くの人へ通知するサービスです。店舗と顧客、お互いのニーズを結びつけることで廃棄を減らし、「消費」の問題解決を図ります。

運転免許の認知機能テスト

自動車運転に必要な記憶力と判断力を、3つの検査を通じて評価するテストです。高齢者が免許を更新する際に必要となる認知機能検査を体験することができ、パソコンやタブレットを用いて簡単に行えます。結果は3段階で評価され、運転に対するご自身の能力を知ることができます。

脳にいいアプリ

脳にいいアプリホームページより引用>

「脳にいいアプリ」はその名の通り、脳の健康維持に必要な活動を楽しみながら行えるスマートフォン用アプリです。近年問題となっている認知症患者の増加に伴い、元気なうちから予防に取り組む活動が盛んになってきています。脳にいいアプリはその中でも完全無料で実施できることから、手軽に取り組みやすいツールとして利用されています。

科学的根拠と仕組み

認知症を根治する治療薬は未だ開発されていませんが、認知症の進行を遅らせたり予防する取り組みについて研究が進められています。その中でも定期的な運動や脳への刺激、バランスの取れた食事が予防に効果的であることが分かってきました。脳にいいアプリはさらにストレス緩和や社会参加の要素を取り入れ、予防集合知と呼ばれるサイクルで認知機能低下の予防を目指しています。

利用者には「歩く」「脳トレ」「食事」の項目から1日の目標が設定されます。目標の達成度によって評価が行われ、継続するためのモチベーションを維持する工夫が盛り込まれています。

脳にいいアプリの内容

ウォーキングチャレンジ

スマートフォンの歩数計機能と連動し、毎日の運動量を測定します。屋外でウォーキングを行えない場合も、ヴァーチャル散歩コース機能がついているので楽しく継続することが可能です。

脳トレ

手塚プロダクションの提供で実現した、楽しいイラストを用いた様々なトレーニングが用意されています。スライドパズルや間違い探しなど、スマートフォンに不慣れでも直感的に楽しむことができるトレーニングです。

食事管理

今日食べた食材をタップするだけで品目が確認できるので、細かな文字入力をすることなく食事管理ができます。まだ摂れていない食材も一目瞭然のため、次の食事メニューを考える時の参考とすることも可能です。

脳にいいアプリの効果

実際にアプリを1カ月使用した利用者のデータを比較すると、記憶力・計算力・判断力が約30%向上したという結果が得られました。また、脳内で神経細胞が集まっている灰白質について、96%の利用者に面積の増加がみられています。

このことから、脳にいいアプリを使うことで認知症予防につながっていると言えるでしょう。

まとめ

認知症という病気が一般的になり、広く世間に症状が知られる一方で認知症になることへの不安も膨らんできました。しかしながら適した予防対策を取ることで、認知症の発症や進行を遅らせることが証明され始めています。

脳にいいアプリは、科学的根拠に基づきながら誰もが取り組みやすい方法で効果を実証したアプリです。記憶力が気になりだしたらさっそく始めて見ることが、予防への第一歩ではないでしょうか。

株式会社脳活性総合研究所の「脳検」をご紹介

株式会社脳活性総合研究所とは

株式会社脳活性総合研究所ホームページより引用>

株式会社脳活性総合研究所、略して脳活総研はクレジットカード発行会社であるクレディセゾンのグループ会社として2019年に設立されました。年々増加していく認知症にスポットを当て、予防となる対処を行うことで脳の活性化を行い、その先に社会の活性化を見据えた活動を行う会社です。

東京都立産業技術大学院大学特任教授である佐藤正之先生監修にて開発された「脳活性度定期検査」いわゆる「脳検」を中心に、運動プログラムの実証を行った「脳活性プログラム」や認知症予防に効果のあるサプリメントの開発やデータ収集に携わっています。

脳検とは

脳検公式ホームページより引用>

脳活性度定期検査、略して脳検とはインターネットブラウザを介して利用できる認知機能検査です。数字や言葉の記憶、空間把握や推理力など様々な問題を解いていくことで、記憶力だけでなく注意力や計画力などを測ることができます。

検査対象年齢はおおよそ40歳からが推奨とされており、同年代の検査結果と比較した偏差値が表されるようになっています。特殊な検査キットの準備は不要で、専門職でなくとも自身で検査を進めることができるため、「最近もの忘れが増えたような気がするけれど医療機関で検査してもらうには気が引ける」といった方でも気軽に取り組むことが可能です。

医療機関での検査と脳検の違い

医療機関では様々な検査から裏付けを行い、診断をつけることが治療への第一歩となります。

医療ではMRIやPET、SPECTといった脳のはたらきを画像として確認できる検査と、HDS-RやMMSEという心理面を評価する検査があります。これらの結果を医師が総合的に確認し、認知症としての診断基準を満たすかを判断します。ただしこれらの検査には時間や費用がかかり、1日ですべての検査が終わらず複数日に渡る場合もあります。

脳検の結果は診断名はつきませんが、現在の記憶力や判断力を約5,000名のデータと比較し、年相応の能力かどうかを確認することが可能です。利用に際しては半年プランがあり、期間内であれば何度でも検査が行える他に1日無料体験を実施することも出来ます。

脳検の機能

検査項目は数字の記憶・言葉の記憶・空間把握・記憶と計算・変化推理の5項目あり、実施時間は1項目約5分です。検査が終われば総合脳年齢が算出され、プラン申込者であれば今まで行った過去の検査との推移や全国偏差との比較ができます。今後の対策として運動や食事、生活習慣の見直し等のアドバイスも表示されるため、検査結果で改善したい項目がある場合にすぐ取り組み始めることができますね。

脳検の展開

パソコンやスマートフォン、タブレット等でいつでも利用できる他、診療所や薬局でいつでも気軽に検査できるよう据置型の脳検も開発されています。YAMAHAとの共同開発にて実現した認知機能低下予防の運動プログラム「脳活性プログラム」を通して脳検の結果で運動効果を比較したり、認知機能にアプローチするサプリメントの摂取効果を脳検で比較したデータが公開されており、ホームページ上で閲覧可能です。

認知症について脳検を用いて詳しく分かりやすく解説した「脳検公式YouTubeチャンネル」もあり、より深く認知症を知ることができます。

まとめ

脳活性度定期検査は、インターネットを用いたデバイスで受けられる新しい評価方法です。

認知症の診断基準を満たさないまでも、記憶力や認識力が低下している状態を軽度認知障害(MCI)と呼びます。MCIの症状は多岐に渡り、個人差も含めると診断がついていなくとも潜在的な症状を持つ方も少なくありません。

脳検で気軽に認知機能を測り、日頃から対策を講じることで少しでも長く自分らしい生活が送れるよう過ごすことが重要ではないでしょうか。

 

関西ペイント株式会社の「接触感染対策シリーズ」をご紹介

世界的なコロナウイルスの感染によって見直されるようになってきた、接触による感染の予防対策。自分でどれだけ対策を講じていても、至るところに潜む感染リスクを完全に防ぐには限界があります。

関西ペイント株式会社が手掛ける接触感染対策シリーズは、果ての無い感染予防を被接触側からの対策として捉えた、新しい発想の感染対策です。

関西ペイント株式会社とは

写真の説明はありません。

関西ペイント株式会社公式Facebookより引用>

関西ペイント株式会社は塗料製造・販売を中心に人と社会の発展を支えることをブランドステートメントとして掲げ、2018年には創業100年を越えました。

社名にある関西地区を中心に、グループ会社を含めると日本全国に事業を展開しており、世界各国へもシェアを拡げている、まさに地球規模の会社です。主力製品の塗料については国内シェア2位(国内業界動向search.comより)と実績も確かであり、ミクロからマクロまで様々な方法で生活を支えています。

接触感染対策シリーズとは

関西ペイント株式会社ホームページより引用>

接触感染対策シリーズとは、古来より日本人に愛されてきた塗料である漆喰の抗菌・抗ウイルス効果に着目した全く新しい感染対策商品です。漆喰といえば職人さんが熟練の技で壁に塗っていくイメージがありますが、関西ペイント株式会社はどんな人でも手軽に感染対策ができるよう研究を重ねました。

アレスシックイ

関西ペイント株式会社が特許を取得した新しい漆喰塗料「アレスシックイ」。漆喰が持つ湿度調整機能をはじめ、カビ防止や消臭効果といった多彩なメリットを持っています。

特筆すべきはアレスシックイの持つ抗菌抗ウイルス機能。漆喰の主成分である消石灰は強アルカリ性という特徴があり、強い抗菌抗ウイルス作用を持つため鳥インフルエンザ発生箇所等での散布にも使われています。アレスシックイを用いた抗ウイルス実験では、5分でなんと99.97%のウイルスが減少することが証明されました。

自然由来の素材のため、お子様や高齢者の方が生活するスペースにも安心して使用できることが強みです。

接触感染対策シート

アレスシックイをコーティングした無起毛タイプの貼るシートです。シートカラーは白色で、気になる箇所に貼るだけで抗菌抗ウイルス効果を発揮します。ステンレス・木材・アクリル・硬質塩ビ・ガラスなどに貼ることができ、手すりやドアノブなど不特定多数の接触がある箇所に使用することができます。

切って使うこともできるため、エレベーターボタンのように小さな部分にも必要な大きさで使用することが可能です。使用を重ねることで抗菌抗ウイルス効果が薄れるため、約半年での交換が目安とされています。

接触感染対策テープ

ロールタイプで販売されている、起毛タイプのテープです。剥離紙にスリットが入っているため、丸型の手すりなど貼りにくい曲面にも貼付しやすくなっています。フレッシュグリーン・コルクブラウン・シティグレーの3種類のカラーバリエーションがあり、貼り付ける場所の雰囲気によって選択することが可能です。

シートと同じく、約半年での交換が目安とされています。接触感染対策シリーズホームページから法人向けの問い合わせフォームも準備されており、施設のように対策を講じる箇所が広範囲にわたる場合の大量発注も可能です。

まとめ

関西ペイント株式会社は、新型感染症への不安が高まる前からアレスシックイをはじめとした商品研究を行っていました。それは塗料メーカーとして幅広く事業展開する一方で、使用する個人まで目を向けて小さなニーズに耳を傾けていた社員、社風の賜物ではないでしょうか。

これからも、関西ペイント株式会社が手掛ける痒い所に手が届く商品に要注目です。