株式会社JVCケンウッド・公共産業システムの「介護施設向けインターカム」をご紹介

日々様々な業務に追われる中、ご利用者様の細かな変化にもいち早く対応したい。多職種・多人数でのチームワークを求められる環境だからこそ、リアルタイムでの情報共有鍵となります。

今回は現場の「声」に向け開発された、株式会社JVCケンウッド・公共産業システムの介護施設向けインターカムをご紹介します。

介護施設向けインターカムとは

JVC WD-3000シリーズ製品ページより引用>

介護施設向けインターカムとは、大人数が同時に様々な業務を行う介護現場においてスムーズな情報伝達が行えるシステム機器です。株式会社JVCケンウッド・公共産業システムが長年培ってきた無線技術を用いて開発され、現場のニーズに合わせた機能を持っています。

WD-3000シリーズ

特別養護老人ホームや複合型施設など、大規模施設での利用に適したWD-3000シリーズは、システムを拡張することで最大で96名までの同時通話が可能です。システム全体を制御するメインコントローラーを中心に、電波中継を行うセルステーションを設置し子機とのスムーズなやりとりを実現します。

PHSシステムと同じデジタル通信を使用し、送受信できるデバイスはメインコントローラーに登録された子機のみであるため、混線や盗聴などでの情報漏えいを防ぐことができます。

WD-D10シリーズ

グループホームやデイサービスなど、比較的少人数での連携に適しているのがWD-D10シリーズです。親機となるベースステーションを中心に、10名までの同時通話が行えます。子機は防塵・防水機能(IP67相当)を備え、屋外での使用も可能。消毒用エタノールでの拭き取りも問題ないため、衛生的で安心です。

即時の情報伝達で効率的な業務が可能

ご利用者様の対応は、スケジュールは決まっていても毎日同じとは限りません。転倒予防やコール対応など、常にイレギュラーが起こる可能性があります。人手が欲しい時や連絡を取りたい時に、常に手が空いているとは限りません。

ハンズフリー通話ができるインターカムを使用することで、ご利用者様の対応をしながら連絡が取れる他、どこにいるか読めないスタッフをフロア中探し回る手間が省けます。即時の情報伝達はスタッフ同士が連携を取りやすくなりヒヤリハットやインシデントの予防につながることに加え、業務効率が向上することで無駄な時間を削減でき残業時間の短縮も可能です。

ご利用者様側の視点に立つと、効率的な業務遂行は結果としてスタッフとのコミュニケーション増加につながり、お互いの信頼感向上につながります。また他スタッフを探しに行く間の「ちょっと待ってて下さいね」を無くすことで、ご利用者様から目を離すことなく転倒リスクの軽減が図れます。

管理部門はスタッフ同士のやり取りを確認することで業務の見直しや適性のチェックが行えるため、より適正な評価につなげることが可能です。

まとめ

介護施設向けインターカムを用いることで、離れていても密な情報伝達ができるようになります。ヒューマンエラーは情報伝達不足で発生することも多く、インターカムを介したチェックの声かけが二次的な問題への対策とも言えるでしょう。

今回は最新の技術を使用して人と人とが昔ながらに行なっていた「話し合い」ができることで、よりよいケアにつなげることができる介護施設向けインターカムをご紹介させて頂きました。

【介護施設のインカム】現場の「見える化」に貢献しますもご覧ください。

 

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