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新生児聴覚スクリーニング装置の価格相場について
新生児聴覚スクリーニング装置を扱う各メーカーの価格相場は、税抜100万円〜400万円です。価格が変動する要素としては主に「測定項目」が挙げられます。
ABRだけ測定するのか、 OAEまで測定するのかで金額が変動します。
【医療機器】新生児聴覚スクリーニング装置のおすすめメーカーと価格相場
新生児聴覚スクリーニング装置とは、新生児が難聴になっていないかを検査するスクリーニング機器です。主に分娩をやっている産婦人科の病院やクリニックで導入されます。
新生児聴覚スクリーニング装置を扱うメーカーについて
新生児聴覚スクリーニング装置を扱う主なメーカーは以下の通りです。
- ネイタス・メディカル
- リオン株式会社
- ダイアテックカンパニー
性能面ではネイタス(日本光電)が優位にあり、国内で最も利用されています。
新生児聴覚スクリーニング装置を扱う各メーカーの特徴について
新生児聴覚スクリーニング装置を扱うメーカーの特徴については以下の通りです。
ネイタス・メディカル(日本光電工業株式会社)
【引用】日本光電株式会社公式サイト
会社名 | 日本光電工業株式会社 |
本社住所 | 東京都新宿区西落合1丁目31番4号 |
電話番号 | 03-5996-8000 |
ホームページ | https://www.nihonkohden.co.jp/ |
特徴 | 新生児聴覚スクリーニング装置シェアNo.1のアメリカを拠点としたメーカーで、国内では日本光電工業株式会社が代理店になっています。他社にない測定項目の多さや利便性、ランニングコストの安さで市場を席巻しています。
性能面を重視するなら、ネイタス社のエコースクリーンⅢがおすすめです。 |
リオン株式会社
【引用】リオン株式会社公式サイト
会社名 | リオン株式会社 |
本社住所 | 東京都国分寺市東元町3-20-41 |
電話番号 | 042-359-7830 |
ホームページ | https://www.rion.co.jp/ |
特徴 | 聴覚関連機器を扱っている国産メーカーです。自社製品を国内に販売しており、アフターフォローに定評があります。 |
ダイアテックカンパニー(フクダ電子)
【引用】ダイアテックカンパニー公式サイト
会社名 | デマント・ジャパン株式会社 ダイアテックカンパニー |
本社住所 | 神奈川県川崎市幸区堀川町580番地 ソリッドスクエア西館16階 |
電話番号 | 044-543-0630 |
ホームページ | https://www.diatec-diagnostics.jp/ |
特徴 | デンマークを拠点とするデマント社の傘下にあるメーカーです。国内ではフクダ電子株式会社が代理店となっています。 |
新生児聴覚スクリーニング装置の選び方のポイント
新生児聴覚スクリーニング装置の選び方のポイントは以下の通りです。
- 測定パラメータの範囲
ABRだけ測定するのか、 OAEまで測定するのかで選定するメーカーが変わります。特にABRは新生児領域で注目されている項目ですので、ABR測定ができるメーカーが選定されやすい傾向があります。
- ランニングコスト
新生児聴覚スクリーニング検査は、一般的な産婦人科では多くの測定件数を取ります。
それだけにランニングコストは重要視されます。ABR測定時に使用するカプラや、OAE測定時に使用するプローブチップなどの消耗品がいかに安く設定されているかは重要なのです。
- 持ち運びのしやすさ
新生児聴覚スクリーニング装置は、持ち運びを頻繁に行う機器です。そのため、本体重量が軽いかという点や本体が省スペース化設計されているかは重要です。
大手の医療機器販売店に勤務する、入社8年目の営業マン。社内では『次世代のエース』と期待されるも「本業だけでは食ってはいけない」と勤務時間外はすべて副業に充てるツワモノ。最近の趣味はNotionを使いこなせる様に鍛錬を積む事。