医療機器を相見積りで安く買う方法とは?

今回は、医療機器を相見積りで安く買う方法とは?をご紹介します。

【現役】医療機器の営業マン
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こんにちは、医療機器を相見積りで安く買う方法をご紹介します。開業される方や買換えを検討されている方のご参考になれば幸いです。

 

 

医療機器を相見積りで安く買う方法とは?

1.中古品を購入する

医療機器を安く買うために最も有効な手段は、中古品を購入することです。

物にもよりますが、中古品であれば、通常(市場納入価格)の10分の1程度の価格で購入することも可能です。脳波計の場合、スタンダードな機種の相場は税抜きで300〜400万円程度です。これが中古品となれば、30万円前後で販売されている物も稀にあります。

このように中古品購入には、新品と比べて破格で高額医療機器を導入できるというメリットがあります。

ただし、中古のデメリットはメンテナンスがしっかり施されているかが分からず、導入してすぐ故障してしまい、結果的に高くなる可能性があることです。

現在の市場の中古品は、ユーザーの手に届くまでに中古業者がメーカーに点検委託を行い、動作チェックをした状態で販売されることがほとんどです。一方で精度管理が行き届いていないケースもあるため精度が担保されず、診療に支障をきたすケースもあります。

医療機器中古品業者は数多く存在しますが、ご参考までに今回は特に業界大手2社をご紹介させていただきます。

株式会社グリーンメディカル

【引用】株式会社グリーンメディカル

会社名 株式会社グリーンメディカル
本社住所 東京都江東区潮見 2-8-10 東京FLC 8F
電話番号 03-5653-3911
ホームページ https://www.green-medical.jp/
特徴 業界最大手です。品揃え日本NO.1を謳っており、買取先は10,000窓口以上。海外にもクライアントは多数おり、54カ国に対し輸出を行っています。

他社に比べて買い取り価格も高額になるケースが多いです。担当者の知識レベルも高く、対応が良い業者です。

株式会社インターメディカル

【引用】株式会社インターメディカル

会社名 株式会社インターメディカル
本社住所 東京都台東区入谷1丁目16番8号
電話番号 03-5603-1271
ホームページ https://www.intermedical.jp/
特徴 独自のセール・キャンペーンをやっており、他社と差別化を図っています。

医療機器のセット販売なども柔軟に対応しており、ユーザメリットを訴求した販売展開を行っています。

 

2.メーカーと直接取り引きを行う

医療機器を購入する上で、卸業者を通して購入するorメーカーから直接購入するか迷うユーザーがいます。結論として、メーカーから直接購入する方が安く済みます。

卸業者を通した時点で、卸業者がメーカーから仕入れた商品に対してマージンを乗せるためです。業者にもよりますが、仕入れた商品に対し、10%〜20%のマージンを乗せる業者が多いです。メーカーから直接購入するとマージンが発生しませんので、結果的に安く購入できるというわけです。

しかし、少々高くなっても卸業者から購入するメリットはあります。それは、メーカー同士の比較をする相見積が簡単に取れることです。

メーカー比較をするために相見積を多数メーカーから取る場合、卸業者に頼めば複数メーカーの見積が簡単に手に入ります。一方で卸業者を通さない場合、相見積依頼を自身で直接複数メーカーに頼む必要があり、手間が掛かります。

また、機器導入後の関連消耗品の発注の際も、卸業者であればユーザーが利用しやすい電子発注システムを持っているので、簡単に消耗品発注が行えます。一方でメーカーへ直接消耗品発注をする場合、電子発注システムなどの簡便な発注ツールが使えないケースがあるため余計に手間が掛かる場合もあります。

これらの点を踏まえ、導入後の運用も考えると、卸業者経由で医療機器を購入するメリットは十分にあると言えます。

 

 

3.複数メーカーに相見積りを依頼して徹底的に叩く

直接メーカーから医療機器を購入する際に、安く済ませる最も有効な手段が相見積りです。例えば、A社の★という商品の同等機種の見積を、B社、C社、D社に見積依頼するのです。

ポイントはそれぞれのメーカーに対して「他社と比較する」ことを伝えることです。これをしないまま見積を取ろうとすると、競合しないことをいいことに「言い値」を設定するメーカーがいるからです。

一般的に各メーカーは、高く買ってくれるユーザーに高く見積を設定し、安い価格設定の物しか買わないユーザーには安く見積を設定する傾向があります。この特性を利用し、「徹底的に他社と見積比較し、安い商品を検討する」構えを見せると、結果的に安く購入できます。

もう1つは、出揃った見積書を元に「徹底的に叩くこと」です。

例えば★という商品がA社から100万で価格提示され、★の同等機種の見積がB社から120万で価格提示されたとします。この時にB社の機種が魅力的であれば、B社に対し、A社の価格を開示し、こう言うのです。

「御社の機器の性能が良いから御社から購入しようと思っているが、如何せん価格が高すぎる。A社は実際100万で提示してきた。99万で提示してくれたら即決するよ。」という具合です。そうすると大概のメーカーは上司などに相談(or 相談するフリ)をして価格対応してくれる場合がほとんどです。

もちろん、メーカ側にも製品ごとに値引き限度額がありますので、その範疇での対応となりますが、この方法を選択することで欲しい商品を安く購入すること可能です。

 

4.キャンペーン期間を狙う

各メーカーごとで決算時期が異なるケースもありますが、大体は3月決算としているメーカーが多いため、1月から3月にかけて決算キャンペーンと銘打ってキャンペーン施策を展開するメーカーも少なくありません。

キャンペーン内容にもよりますが、通常価格よりも30%前後安く購入できるケースもあります。また12月に年末キャンペーンと銘打って施策展開するメーカーもいますので、12月も比較的安く購入しやすいケースがあります。

また、9月を上期決算としているメーカーもいます。そういったメーカーの商品の場合、7月から9月にかけて安く機器を購入できるケースもあります。

それ以外にも台数限定キャンペーンや、他社更新キャンペーンなど、メーカー独自の施策を展開しているケースもあります。こういった情報は、メーカーへ直接聞いても良いですし、卸業者が情報を持っているケースもありますので、卸業者に問い合わせしても情報が得られる場合があります。

番外編ですが、そもそもキャンペーンを展開していないメーカーに対しても、例えば9月前や3月前に決算値引きをしてほしい旨を要求すると、対応してくれるメーカーもいますので、打診してみても良いかもしれません。

 

 

5.情に訴えかけて値引き交渉する

例えばA社の商品を10年以上使っていたとして、ある日故障し、後継機種を検討するとなったとします。その際に後継機種の見積を取った段階でこう言うのです。

「御社の製品を10年以上長く大事に使ってきた。これからもお世話になりたいから、できれば値引きしてほしい」

これを言われると、メーカーは追い込まれます。長く使っていただいたユーザーに恩義を感じているからです。よって、値引き対応するメーカーがほとんどです。

 

6.「同一製品を2台以上買う」「他施設と一緒に同時購入する」

例えば「AEDを3台買うからもっと値引きしてほしい」と言うのも有効です。

大概のメーカーは売上計画だけでなく台数計画を上層部から追われているメーカーがほとんどですので、1台だけ買うより、複数台買って欲しいのです。よって、値引き交渉に応じやすい傾向があります。

あるいは「AEDをCクリニックとDクリニックと一緒に同時購入するから安くしてほしい」と交渉するのも非常に有効です。メーカーはより多くの施設で機器シェアを取りたいと考えているため、その心理を利用するのです。

 

 

血液ガス分析装置(ハンディ型)の価格相場とメーカーおすすめ

今回は、【医療機器】ハンディ型血液ガス分析装置の価格相場とメーカーおすすめをお伝えします。

【現役】医療機器の営業マン
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こんにちは、医療クリニックで使用されるハンディ型血液ガス分析装置のメーカーや価格相場をご紹介します。開業される方や訪問診療で購入をを検討されている方のご参考になれば幸いです。

機器販売歴7年のアドバイザーが、ハンディ型血液ガス分析装置のご相談からご導入までしっかりと寄り添います。お気軽にお問合せくださいませ。

 

 

【医療機器】ハンディ型血液ガス分析装置の価格相場とメーカー

血液ガス分析装置とは

血液ガス分析装置とは、肺が酸素を取り込む際の量や、二酸化炭素を排出する量などを調べることによって、肺機能や腎機能、心機能などに問題がないかを調べる機器です。

ハンディ型においては、クリニックから中小病院の検査室に導入されるケースが多いです。なお、血液ガス分析装置では主に以下の項目を測定します。

  • 酸素分圧(PaO2)
  • 二酸化炭素分圧(PaCO2)
  • 酸塩基平衡(PH)

 

 

ハンディ型血液ガス分析装置を扱うメーカーについて

ハンディ型血液ガス分析装置を扱うメーカーは主に以下の通りです。

  • 株式会社テクノメディカ
  • シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス株式会社
  • アボットジャパン合同株式会社

 

ハンディ型血液ガス分析装置を扱う各メーカーの特徴

株式会社テクノメディカ

【引用】株式会社テクノメディカ

会社名 株式会社テクノメディカ
本社住所 横浜市都筑区仲町台5-5-1
電話番号 0120-585-194
ホームページ https://www.technomedica.co.jp/
特徴 小型機種と大型機種の両方を持っています。価格はイニシャルコスト・ランニングコスト含めて競合他社よりも安いです。

他社にない独自の機能性・操作性を多く有している点で、市場シェアをどんどん取り込んでいるメーカーです。

クリニック・病院検査室・OP室など、幅広いサイトで活躍しているメーカーです。試薬期限が長いという特徴もあり、総じてユーザの評価は高いです。

 

シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス株式会社

【引用】シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス株式会社

会社名 シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス株式会社
本社住所 東京都品川区大崎1丁目11番1号ゲートシティ大崎ウエストタワー
電話番号 03-3493-7500
ホームページ https://www.siemens-healthineers.com/
特徴 価格は高めで試薬期限が短い点などから競合力は低めであり、市場でもあまり見かけません。

 

アボットジャパン合同株式会社

【引用】アボットジャパン合同株式会社

会社名 アボットジャパン合同株式会社
本社住所 東京都港区三田3-5-27住友不動産三田ツインビル西館
電話番号 0120-964-930
ホームページ https://www.abbott.co.jp/
特徴 ハンディ型 血液ガス分析装置のパイオニアです。市場に初めてハンディ型 血液ガス分析装置をインストールし始めたということもあり、クリニックから中小病院規模のシェアはNO.1です。

一方で試薬期限が短い点で、試薬を使い切らずに捨てざるを得ないユーザーが多く発生。

試薬期限の長いテクノメディカ社の機種に更新されるケースが増えていることから市場シェアは低下傾向にあります。

 

 

ハンディ型血液ガス分析装置の価格相場について

ハンディ型 血液ガス分析装置の価格相場は、税抜80万前後です。各メーカーごとで1機種ずつ販売展開しています。

 

ハンディ型血液ガス分析装置の選び方のポイント

ハンディ型 血液ガス分析装置の選び方のポイントは以下の通りです。

ランニングコスト

血液ガス分析装置の診療報酬点数がそれほど取れず、採算性が低い点から、ランニングコストを気にされるユーザーは多いです。

試薬期限の長さ

病院でない限り、検査件数が少ない傾向にあるのが血液ガス分析装置です。従って、試薬期限が長くなければ、試薬を使い切らず捨てざるを得ない事象が発生するため、この点を気にされるユーザは非常に多いです。

操作性の良さ

いかに簡便に試薬をセットし、短時間で測定が終了できるか、という点は重要です。検査技師は他の業務と並行して血液ガス分析装置にて検査をすることが多いため、簡便に検査できるか否かは重要な要素です。

 

 

【眼科向け】動的視野検査機器のおすすめメーカーと価格相場は?

今回は、【眼科向け】動的視野検査機器のおすすめメーカーと価格相場をご紹介します。

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こんにちは、眼科クリニックで使用される動的視野検査機器の価格と評判をご紹介します。開業される方や買換えを検討されている方のご参考になれば幸いです。

 

 

【眼科向け】動的視野検査機器のおすすめメーカーと価格とは?

1)タカギセイコー【MT-325UD】

【引用】株式会社タカギセイコー ホームページ

長所
  • 昔ながらの動的視野検査装置です。
  • 動的視野検査装置を長く取り扱うメーカーの商品なので安心感があります。
  • 構造がシンプルで修理をしながらではありますが長い年月使用することが出来る傾向にあります。
  • 輝度検査計が内蔵されているので無くしません。
短所
  • 専門の検査員が必要です。
  • 筐体が大きくスペースを取ります。
参考価格 約2,500,000円~

 

 

2)イナミ【L-1560】

【引用】株式会社イナミ ホームページ

長所
  • 昔ながらの動的視野検査装置です。
  • 動的視野検査装置を長く取り扱うメーカーの商品なので安心感があります。
  • 構造がシンプルで修理をしながらではありますが長い年月使用することが出来る傾向にあります。
  • 輝度検査計が別途付属するので調子が悪い場合にもすぐに交換できます。
短所
  • 専門の検査員が必要です。
  • 筐体が大きくスペースを取ります。
参考価格 約2,500,000円~

 

 

3)興和【AP-7000】

【引用】興和株式会社 ホームページ

長所
  • 静的視野計ですが、自動動的視野計としての機能を持つ機種を選択することが出来ます。
  • 動的視野計としては自動で検査できるので専門の検査員がいない場合にも検査することが出来ます。
  • 静的視野計とスペースを共有できるのでスペースの削減になります。
短所
  • 動的視野計としては検査方法が大きく違います。
参考価格 約5,000,000円~

 

 

【眼科向け】動的視野検査機器の選び方とは?

  • 基本的には1または2の動的検査装置が検査方法やメーカーの実績ともに歴史が長くおすすめです。
  • 製品1)と製品2)には機能に大きな差はありません。見た目やメーカー対応も変わらないので、他に購入する器械と併せて購入するのが良いかと思います。

 

宜しければ、【眼科向け】検査機器のおすすめメーカーと価格相場は?も参考にしてください。

 

 

【眼科向け】静的視野検査機器のおすすめメーカーと価格相場は?

今回は、【眼科向け】静的視野検査機器のおすすめメーカーと価格相場をご紹介します。

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こんにちは、眼科クリニックで使用される静的視野検査機器の価格と評判をご紹介します。開業される方や買換えを検討されている方のご参考になれば幸いです。

 

 

【眼科向け】静的視野検査機器のおすすめメーカーと価格とは?

1)カールツアイスメディテック【HFA860】

【引用】吉永眼科クリニック ホームページ

長所
  • 昔からの静的視野計のスタンダードです。
  • 国内の普及率が高く安心です。
  • 以前の機種から検査方法やデータの出力方法がほとんど変わらないので器械更新をしても長く来院している患者さんの情報を追うことが出来ます。
短所
  • 価格が高いです。
参考価格 約9,000,000円~

 

 

2)興和【AP-7000】

【引用】興和株式会社 ホームページ

長所
  • 静的視野計のスタンダードであるHFA-860とかなり近い方法で検査することが出来ます。
  • 静的視野計としては価格が安いです。
短所
  • とくにありません。
参考価格 約5,000,000円~

 

 

3)クリュートメディカルシステムズ【アイモvifa】

【引用】株式会社クリュートメディカルシステムズ ホームページ

長所
  • 明室でも使用することが出来ます。
  • 両眼同時に検査することが出来、検査がとても早く完了します。
  • 他社製品に比べコンパクトで場所を取りません。
  • 視野検査と同時にコントラスト感度検査が出来ます。
短所
  • 比較的新しい検査方法を採用した器械なので普及率がまだ低いです。
参考価格 約9,000,000円~

 

 

【眼科向け】静的視野検査機器の選び方とは?

  • 買替の場合は以前の器械に蓄積されたデータを引き継げるものがいいのではないかと思います。
  • 新しく購入される際に様々なメーカーの製品をお試しでの使用をした上で、もし迷われるようであればHFA-860が安心かと思われます。

 

宜しければ、【眼科向け】検査機器のおすすめメーカーと価格相場は?も参考にしてください。

 

 

【医療機器】セントラルモニタ(生体情報モニタ)のおすすめメーカーと価格相場

今回は、セントラルモニタのおすすめメーカーと価格相場とは?をお伝えします。

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こんにちは、医療クリニックで使用されるセントラルモニタ(生体情報モニタ)のメーカーや価格相場をご紹介します。開業される方や買換えを検討されている方のご参考になれば幸いです。

機器販売歴7年のアドバイザーが、セントラルモニタのご相談からご導入までしっかりと寄り添います。お気軽にお問合せくださいませ。

 

 

セントラルモニタのおすすめメーカーと価格相場

セントラルモニタとは

セントラルモニタとは、有床診療所や病院などの病棟におけるナースステーション(詰め所)に置く医療機器です。

各病室の患者に装着されている送信機やベッドサイドモニタから発するバイタル情報をセントラルモニタが受け、病室に入院している患者のバイタルをセントラルモニタ上で一元管理します。

セントラルモニタがあることで、看護師や医師は、わざわざ病室に行って患者のバイタルを確認せずとも、セントラルモニタ上で入院している患者のバイタル情報が確認できるため、看護師・医師の業務負荷が大幅に軽減されます。

セントラルモニタ上で管理するバイタル情報は、使用する送信機・ベッドサイドモニタに依存します。主に以下の項目となります。

  • 心電図
  • 呼吸数
  • 動脈血酸素飽和度
  • 非観血血圧
  • 体温

 

 

セントラルモニタを扱うメーカーについて

セントラルモニタを扱うメーカーは主に以下の通りです。

  • 日本光電工業株式会社
  • フクダ電子株式会社
  • フクダコーリン株式会社
  • 株式会社フィリップス・ジャパン
  • GEヘルスケア・ジャパン株式会社

 

セントラルモニタを扱う各メーカーの特徴

日本光電工業株式会社

【引用】日本光電工業株式会社公式サイト

会社名 日本光電工業株式会社
本社住所 東京都新宿区西落合1丁目31番4号
電話番号 03-5996-8000
ホームページ https://www.nihonkohden.co.jp/
特徴 ローエンドからミドルレンジ、ハイエンド機種まで豊富なラインナップを持っているメーカーです。

価格は比較的高めですが、他社にない独自の機能を多く有している点で生体情報モニタ全体の国内シェアはNo.1です。

クリニックから中小病院、大学病院クラスで幅広い支持を獲得しています。特に大学病院市場では圧倒的なシェアを誇っています。

 

フクダ電子株式会社

【引用】フクダ電子株式会社公式サイト

会社名 フクダ電子株式会社
本社住所 東京都文京区本郷3-39-4
電話番号 03-3815-2121
ホームページ https://www.fukuda.co.jp/
特徴 ローエンドからミドルレンジ、ハイエンド機種まで豊富なラインナップを持っているメーカーです。

価格は競合他社と比べてかなり安く、安い機種が好まれるクリニック市場、中小病院市場で好まれます。

 

 

フクダコーリン株式会社

【引用】フクダコーリン株式会社公式サイト

会社名 フクダコーリン株式会社
本社住所 東京都文京区小石川一丁目12番14号 日本生命小石川ビル
電話番号 03-5803-7677
ホームページ https://colin.fukuda.co.jp/
特徴 旧オムロンコーリンがフクダ電子株式会社に買収され、フクダ電子グループ傘下に参入したことで設立。

スポットチェックモニタ(生体情報が簡易的に測定でき、電子カルテとの親和性が高いモニタ)で幅を利かせています。

価格は比較的安いです。ローエンドからミドルレンジ機種を主に販売展開しています。

 

株式会社フィリップス・ジャパン

【引用】株式会社フィリップス・ジャパン公式サイト

会社名 株式会社フィリップス・ジャパン
本社住所 東京都港区港南2-13-37 フィリップスビル
電話番号 03-3740-5896
ホームページ https://www.philips.co.jp/
特徴 大病院(300床)以上の病院における重症サイト(OP室、ICU、NICU、HCUなど)で導入されやすい傾向があります。

価格は比較的高めですが、機能性に優れた特徴を持っています。

ハイエンド機種を主に販売展開しています。

 

 

GEヘルスケア・ジャパン株式会社

【引用】GEヘルスケア・ジャパン株式会社公式サイト

会社名 GEヘルスケア・ジャパン株式会社
本社住所 東京都日野市旭が丘4-7-127
電話番号 042-585-5111
ホームページ https://www.gehealthcare.co.jp/
特徴 大病院(300床)以上の病院における重症サイト(OP室、ICU、NICU、HCUなど)で導入されやすい傾向があります。

価格は比較的高めですが、機能性に優れた特徴を持っています。

特にOP室で導入されているケースがあります。ハイエンド機種を主に販売展開しています。

 

 

セントラルモニタの価格相場について

セントラルモニタを扱う各メーカーの価格相場は、税抜で80〜300万円程度です。

各メーカーごとで複数の機種を販売展開しており、ローエンドからミドルレンジ、ハイエンド機種ごとで機能性や受信可能なバイタル情報が異なるため、価格は異なります。

  1. 約50〜80万円  【クリニック】2人〜4人の患者のバイタル情報管理
  2. 約50〜200万円【200床程度の中規模病院】4人〜8人の患者のバイタル情報管理
  3. 約100万〜400万円【300床程度の大規模病院】16人〜32人の患者のバイタル情報管理

※上記はセントラルモニタ単体の価格です。送信機などは含みません。

価格帯が異なる主な要因は「何人の患者のバイタル情報を管理するか」という点です。(以下、上記①〜③の価格相場を決める要素です)

 

セントラルモニタを選ぶポイント

セントラルモニタの選び方のポイントは以下の通りです。

視認性(画面サイズ)の良さ

特にディスプレイの大きさが大きいのか否か、という点は重視されます。

【小規模のクリニック市場(有床診療所)】であれば、セントラルモニタの画面サイズはそこまで重視されません。

【中~大規模病院】を選ぶ場合は、画面に多くの患者情報を表示させる必要があるので、大きい画面サイズでなければ患者情報が見えづらくなります。

画面サイズが大きいグレードとなると、中小病院〜大病院クラスで選定される傾向が強いです。

受信可能な項目の豊富さ

重症サイト(OP室、ICU、NICU、HCUなど)で使用するか、一般病棟で使用するかで受信すべきバイタル情報が異なります。

一般病棟で使用する場合は前述の基本バイタル情報だけで問題ありませんが、重症サイトであれば、基本バイタル情報の他に、観血血圧、呼気終末二酸化炭素分圧、BIS値、TOF値・・・等といった項目が必須になる場合があります。

操作のシンプルさ

特に、病棟看護師の業務量は多くて忙しいです。もしセントラルモニタの操作が複雑であったら、より業務を増やしてしまいます。

そこで現在のセントラルモニタでは、とにかく看護師が簡便に使えるように設計されています。いかに簡単に使えるか、という点はかなり重視されます。

 

 

【眼科向け】眼軸長検査機器のおすすめメーカーと価格相場は?

今回は、【眼科向け】眼軸長検査機器のおすすめメーカーと価格相場をご紹介します。

【現役】医療機器の営業マン
【現役】医療機器の営業マン
こんにちは、眼科クリニックで使用される眼軸長検査機器の価格と評判をご紹介します。開業される方や買換えを検討されている方のご参考になれば幸いです。

 

 

【眼科向け】眼軸長検査機器のおすすめメーカーと価格とは?

1)日本アルコン【ARGOS】

【引用】santec株式会社 ホームページ

長所
  • SS-OCTの技術を採用しており、白内障が進んだ眼でも検査することが出来ます。
  • 同社のVERIONと連携して使用することで、時間、手間、スペースの効率が良くなります。
短所
  • 左右の眼を検査する際に、患者さんが顎を乗せ換える必要があるため検査に慣れが必要です。
参考価格 約9,000,000円~

 

 

2)カールツアイスメディテック【IOLMaster700】

【引用】カールツアイスメディテック株式会社 ホームページ

長所
  • SS-OCTの技術を採用しており、白内障が進んだ眼でも検査することが出来ます。
  • SS-OCTの技術を用いた眼軸長検査のパイオニアメーカーの商品の為安心感があります。
  • Barrett TK UniversalⅡ式を使用することが出来ます。
  • CentralTopoglaphyの機能が使用できます。
短所
  • 特になし
参考価格 約8,000,000円~

 

 

3)トーメーコーポレーション【OA-2000】

【引用】株式会社トーメーコーポレーション ホームページ

長所
  • SS-OCTの技術を採用しており、白内障が進んだ眼でも検査することが出来ます。
  • Barrett TK UniversalⅡ式を使用することが出来ます。
  • 角膜中心5.5mmのトポグラフィー検査をすることが出来ます。
  • フーリエドメイン方式の採用により水晶体が混濁していても検査がしやすすくなっています。
  • 価格が安いです。
短所
  • 特になし
参考価格 約5,000,000円~

 

 

【眼科向け】眼軸長検査機器の選び方とは?

  • 水晶体再建術の際、術後の見え方を左右する重要な検査項目を担う器械の為、術者の信頼できる器械を選ぶ必要があります。
  • 器械毎に検査結果の出方に若干の違いがあるので使用したことのある器械やお試しの使用をしてからの購入が良いと思います。

 

宜しければ、【眼科向け】検査機器のおすすめメーカーと価格相場は?も参考にしてください。

 

 

【眼科向け】眼底カメラのおすすめメーカーと価格相場は?

今回は、【眼科向け】眼底カメラのおすすめメーカーと価格相場をご紹介します。

【現役】医療機器の営業マン
【現役】医療機器の営業マン
こんにちは、眼科クリニックで使用される眼底カメラの価格と評判をご紹介します。開業される方や買換えを検討されている方のご参考になれば幸いです。

 

 

【眼科向け】眼底カメラのおすすめメーカーと価格とは?

1)ニデック【RetinaScanDuo2】

【引用】株式会社ニデック ホームページ

長所
  • 眼底カメラとOCT、OCT-Aの機能を持ちます。
  • 自発蛍光撮影使用可能モデルの選択が可能です。
  • 機能が多い割に価格が安いです。
  • オプションにてBスキャンデノイジングソフトを採用することで綺麗な画像で検査結果を確認することが出来ます。
短所
  • 稀に検査光が白内障の進行した核を通過できず、OCT画像がうまく撮影できないことがあります。
参考価格 約10,000,000円~

 

 

2)ニデック【Mirante】

【引用】株式会社ニデック ホームページ

長所
  • 広角眼底カメラとOCT、OCT-Aの機能が一体となった商品です。
  • 広角眼底カメラとしては眼内角163°の検査画像が撮影できます。
  • 広角眼底カメラとしては自然色での眼底写真撮影が可能で違和感を感じづらいです。
  • オプション追加により2種類の蛍光撮影および自発蛍光撮影が可能です。
  • OCTの機能を選択的に着脱することが出来、無い方が価格は安いです。
短所
  • 価格が非常に高いです。
参考価格 約20,000,000円~

 

 

3)トプコンメディカルジャパン【Maestro2】

【引用】株式会社トプコンメディカルジャパン ホームページ

長所
  • 眼底カメラとOCT、OCT-Aの機能が一体となった商品です。
  • OCT-Aを選択的に追加購入することが出来ます。
  • オプション追加により2種類の蛍光撮影および自発蛍光撮影が可能です。
  • 眼底カメラ、OCT、OCT-Aの検査をフルオートで行うことが出来ます。
  • フルオート検査の為検査員の技量にかかわらず同じように検査することが出来ます。
  • 価格が比較的安いです。
短所
  • ジョイスティックが無いのでマニュアル撮影にコツが必要です。
参考価格 約9,000,000円~

 

 

4)トプコンメディカルジャパン【TritonPlus】

【引用】株式会社トプコンメディカルジャパン ホームページ

長所
  • 眼底カメラとOCT、OCT-Aの機能を持ちます。
  • OCT-Aを選択して購入することが出来ます。
  • 選択的に蛍光撮影および自発蛍光撮影機能を追加することができます。
  • 機能が多い割に価格が安いです。
  • スウェプトソース光源を採用しており検査結果画像が綺麗です。
短所
  • 検査結果の出力に時間がかかることがあります。
参考価格 約13,000,000円~

 

 

5)カールツアイスメディテック【シラス6000】

【引用】株式会社カールツアイス ホームページ

長所
  • 高解像度なOCTおよびOCT-Aの検査結果を得ることが出来ます。
  • OCTの先駆的メーカーの商品なので安定感があります。
短所
  • 検査可能項目に対して価格が高く感じます。
参考価格 約13,000,000円~

 

 

6)オプトス【カリフォルニア】

【引用】株式会社ニコンソリュージョンズ ホームページ

長所
  • 広角眼底カメラとして眼内角200°の検査画像が撮影できます。
  • 広角眼底カメラの先駆的メーカーの商品なので安心感があります。
  • オプション追加により2種類の蛍光撮影および自発蛍光撮影が可能です。
短所
  • 非常に高額な器械です。
  • 検査結果の画像が自然色ではありません。
参考価格 約20,000,000円~

 

 

7)オプトス【デイトナ】

【引用】株式会社ニコンソリュージョンズ ホームページ

長所
  • 広角眼底カメラとして眼内角200°の検査画像が撮影できます。
  • 広角眼底カメラの先駆的メーカーの商品なので安心感があります。
短所
  • 非常に高額な器械です。
  • 検査結果の画像が自然色ではありません。
参考価格 約13,000,000円~

 

 

【眼科向け】眼底カメラの選び方とは?

  • 基本的に、ご予算とのご相談になります。
  • 特に2.5.6番の3機種はこの器械でしか得られない検査結果を出すことが出来るため、高額ですが非常に有用です。

 

宜しければ、【眼科向け】検査機器のおすすめメーカーと価格相場は?も参考にしてください。

 

 

ベッドサイドモニタ(生体情報)の価格相場とおすすめメーカー

ベッドサイドモニタの価格相場について

本体価格 40~400万円
ランニングコスト リユース型プローブは約70,000円/本だが再利用可なのでランニングコスト小
使い捨て(ディスポ)型プローブは約5,000円/回

 

ベッドサイドモニタを扱う各メーカーの価格相場は、税抜で50万円〜400万円です。

  • 約30〜80万円  【クリニック】
  • 約50〜200万円【200床程度の中規模病院】
  • 約100万〜400万円【300床程度の大規模病院】

最安メーカーのエー・アンド・デイであれば30~35万で導入することも出来ます。また、無線で接続したい場合には15~20万で送信機を取り付ける必要があります。

 

メーカーごとのベッドサイドモニター価格相場

メーカー名 シェア率
フクダ電子 100万円程度
フクダコーリン 70万円程度
日本光電 120万円程度
A&D 40万円程度

 

ベッドサイドモニタ価格のクチコミ

フクダ電子のベッドサイドモニタDS-8400システムを180万円程度で購入しました。(大阪府 女性)

 

ランニングコスト

一般的に使われているプローブはリユースタイプで、約7万円ほどですが繰り返し使用できるためランニングコストは非常に小さく考える事ができます。

一方、使い捨て(ディスポ)タイプを使用した場合、1本5,000円程度が毎回発生するのでランニングコストが重くなります。大病院だと1本1,000円程度で販売されているケースもあります。

 

 

ベッドサイドモニタのおすすめメーカー

ベッドサイドモニターのメーカー

 

主要メーカーは以下の通りです。

  • 日本光電工業株式会社
  • 株式会社エー・アンド・デイ
  • フクダ電子株式会社
  • フクダコーリン株式会社
  • 株式会社フィリップス・ジャパン
  • GEヘルスケア・ジャパン株式会社

 

安価でクリニックに好まれるのはA&D、フクダ電子、フクダコーリンで、高価で大病院向きなのは日本光電というポジションです。

 

 

ベッドサイドモニターの国内シェア

メーカー名 シェア率
フクダ電子 約30%
フクダコーリン 約20%
日本光電 約40%
A&D 約5%
その他 約5%

 

ベッドサイドモニタを扱う各メーカーの特徴

日本光電工業株式会社

ローエンドからミドルレンジ、ハイエンド機種まで豊富なラインナップを持っているメーカーです。価格は比較的高めですが、他社にない独自の機能を多く有している点でベッドサイドモニタ全体の国内シェアはNo.1で、特にSpO2の測定方法を開発したメーカーだけに、高精度です。

看護協会と協力して開発することで操作性を高めています。

急性期に強く大病院向きで、特に大学病院市場では高いシェアを誇っています。

 

 

株式会社エー・アンド・デイ

ローエンド機種を中心に安価に販売しているメーカーで、測定項目は多くありません。また、OEMで日本光電に提供も行っています。

「価格重視で、とにかく基本生体情報がモニタリングできれば良い」というユーザーにおすすめで、クリニックから好まれている印象です。

 

 

フクダ電子株式会社

ローエンドからミドルレンジ、ハイエンド機種まで豊富なラインナップを持っているメーカーです。価格は競合他社と比べて安く、安い機種が好まれるクリニック市場、中小病院市場で好まれます。

どちらかと言うとチープな印象があるメーカーですが、ベッドサイドモニターでは価格だけでなく使い勝手でも高い評価を得ている印象で、簡易な操作性で好まれています。

 

フクダ電子ベッドサイドモニタのクチコミ

満足度:やや満足 ★★★★☆(大阪府 女性)
DS-8400システムを利用しています。旧製品に比べて各種機能の立ち上がりが早くなり、タイムラグがほとんどなくなった事、ワイヤレスである事、スクショが取れることは重宝しています。

 

 

フクダコーリン株式会社

旧オムロンコーリンがフクダ電子グループ傘下に参入したことで設立。スポットチェックモニタ(生体情報が簡易的に測定でき、電子カルテとの親和性が高いモニタ)が重宝されています。手の平サイズで落としたり濡れても使用可能です。

価格は比較的安いです。ローエンドからミドルレンジ機種を主に販売展開しています。

 

 

株式会社フィリップス・ジャパン

大病院(300床)以上の病院における重症サイト(OP室、ICU、NICU、HCUなど)で導入されやすい傾向があります。

価格は比較的高めですが、機能性に優れた特徴を持っています。ハイエンド機種を主に販売展開しています。

 

 

GEヘルスケア・ジャパン株式会社

大病院(300床)以上の病院における重症サイト(OP室、ICU、NICU、HCUなど)で導入されやすい傾向があります。

価格は比較的高めですが、機能性に優れた特徴を持っています。特にOP室で導入されているケースがあります。

ハイエンド機種を主に販売展開しています。

 

 

ベッドサイドモニタを選ぶポイント

イニシャルコスト

「とにかく基本的な生体情報がモニタリングできれば何でも良い」というユーザーであれば、納入価格の安い機種が採用されます。

まずは初期費用を抑えたい、というユーザーに重視されるポイントです。特にクリニック市場では安ければ何でも良いと言われる傾向が強いです。

 

生体情報項目の豊富さ

クリニック市場では基本的な生体情報項目で事足りますが、特殊な重症サイト(OP室、ICU、NICU、HCUなど)では観血血圧や呼気終末二酸化炭素分圧、麻酔ガス値、BIS値、TOF値など、必要とされる項目が格段に増えます。「どの場所で使いたいか」で必要な生体情報が全く変わってくるのです。

 

視認性(画面サイズ)の良さ

特にディスプレイの大きさが大きいのか否か、という点は重視されます。クリニック市場であればこだわりが無いユーザーが多いですが、病院市場となると、あらゆる使用シーン(モニタから離れた場所でモニタ画面を監視するケース)が想定されるため、比較的大きい画面インチの物が選ばれます。

 

使い勝手の良さ

ボタンの押しやすさやスマホライクな操作感などを有した機種が採用される傾向があります。

 

【医療機器】心電計のおすすめメーカーと価格相場

心電計の価格相場について

心電計を扱う各メーカーの価格相場は、税抜で50万〜税抜150万円程度です。各メーカーごとで複数の機種を販売展開しており、ローエンドからミドルレンジ、ハイエンド機種ごとで機能が異なります。

  • 約200万〜250万【ハイエンド】
  • 約80万〜200万 【ミドルレンジ】
  • 50〜75万  【ローエンド】

訪問用で使われるようなシンプルな12誘導心電図検査機能のみの心電計であれば、20~30万円ほどで購入が可能です。さらに運動負荷機能やLP検査なども必要な場合、場合は200万円を越えてくることもあります。

 

 

心電計を扱うメーカーについて

心電計を扱うメーカーは以下の通りです。

  • 日本光電工業株式会社
  • フクダ電子株式会社

 

 

心電計を扱う各メーカーの特徴

日本光電工業株式会社

 

【引用】日本光電工業株式会社公式サイト

会社名 日本光電工業株式会社
本社住所 東京都新宿区西落合1丁目31番4号
電話番号 03-5996-8000
ホームページ https://www.nihonkohden.co.jp/
特徴 価格は比較的高めですが、他社に無い特許機能を有した心電計を販売しています。

循環器を専門領域にしている医師の評価は高く、大学病院クラスの医療機関では圧倒的なシェアを誇っています。

 

フクダ電子株式会社

【引用】フクダ電子株式会社公式サイト

会社名 フクダ電子株式会社
本社住所 東京都文京区本郷3-39-4
電話番号 03-3815-2121
ホームページ https://www.fukuda.co.jp/
特徴 クリニック及び中小病院におけるシェアが No.1のメーカーです。価格は競合他社と比べてかなり安く、安い機種が好まれるクリニック市場などで幅を利かせています。

血圧脈波検査装置と一体になった心電計や、ホルター心電図が解析可能な機種など、他社に無いラインナップがあることから多くのユーザーから評価を得ています。

 

 

 

心電計とは

心電計とは、心臓の電気的信号を捉え、心電図波形として出力する機器のことです。

健康診断でベッドに仰向けになり、胸部に吸盤を取り付け、四肢にクリップを付けられた状態で心電図を測定されたご経験は誰しも必ずあると思います。その際に使用される機器、それが心電計です。

心電計によって、不整脈の有無などを確認し、心疾患の診断及び治療につなげることができます。簡便に診断ができ、かつ医療機器の中でも比較的導入しやすい価格帯であるという点で、最も多くの診療科で導入されている医療機器と言っても過言ではありません。

 

 

心電計を選ぶポイント

心電計の選び方のポイントは主に以下の通りです。

記録紙幅

心電計で心電図を測定した後、波形を記録紙で出力する際の記録紙幅のサイズが機種によって異なります。ユーザーは特に記録紙幅のサイズで心電計機種を選定します。

  1. 記録紙幅:210mm【A・Bタイプ】
    心電図の最もスタンダードな紙幅です。大学病院から中小病院を中心に採用される傾向があります。
  2. 記録紙幅:110mm~145mm【Bタイプ】
    中小病院からクリニック市場で採用される傾向があります。「とにかく安い機種が欲しい。」というユーザーに選ばれます。
  3. 記録紙幅:63mm【Cタイプ】

 

クリニックにて訪問診療をしている施設や老人介護保健施設など、持ち運びを想定している施設にて採用されるケースが多いです。「とにかく心電図が測定できて、安い物だったらなんでも良い。」というユーザーに採用される傾向が強いです。

 

 

【眼科向け】眼鏡検査機器のおすすめメーカーと価格相場は?

今回は、【眼科向け】眼鏡検査機器のおすすめメーカーと価格相場をご紹介します。

【現役】医療機器の営業マン
【現役】医療機器の営業マン
こんにちは、眼科クリニックで使用される眼鏡検査機器の価格と評判をご紹介します。開業される方や買換えを検討されている方のご参考になれば幸いです。

 

 

【眼科向け】眼鏡検査機器のおすすめメーカーと価格とは?

1)ニデック【LM-1800PD】

【引用】株式会社ニデック ホームページ

長所
  • 多くのご施設で採用されており、検査員の方が使い慣れていることが多く見受けられます。
  • 基本的に電子カルテへの接続が可能で同じメーカーでの電子カルテが販売されています。
  • PD測定の機能が必要なければ機能のない機種を選択的こともできます。その場合少しだけ価格が安くなります。
短所
  • 特に目立った欠点もありません。
参考価格 約1,500,000円~

 

 

2)トーメーコーポレーション【TL-7000】

【引用】株式会社トーメーコーポレーション ホームページ

長所
  • 多くのご施設で採用されており、検査員の方が使い慣れていることが多く見受けられます。
  • PD測定機能が標準装備されています。
  • 基本的に電子カルテの接続が可能です。
  • 器械の機能や価格、使い勝手の面でバランスが良く特に欠点がありません。
短所
  • 電子カルテが同じメーカーでの販売がありません。
参考価格 約1,500,000円~

 

 

3)トプコンメディカルジャパン【CL-300】

【引用】株式会社トプコンメディカルジャパン ホームページ

長所
  • 基本的に電子カルテへの接続が可能で同じメーカーでの電子カルテが販売されています。
  • 価格が少し安いです。
  • 必要十分な機能を備えているのでコストパフォーマンスは良いのではと感じます。
  • PD測定機能が必要であれば追加できます。少しだけ価格が上がります。
短所
  • 採用実績が少ないので、使い慣れていない検査員が多いのではないかと思われます。
参考価格 約1,400,000円~

 

 

【眼科向け】眼鏡検査機器の選び方とは?

  • 特に機能差はなく、価格差もほとんどないので操作感や見た目の好みで選択されるのが良いです。
  • 各メーカーのカタログを取り寄せて検査員の方が使ったことのある機種にするのが効率が良いように感じます。
  • いずれのメーカーでもいえることですが本体価格に対して電子カルテへの接続費用が高く感じるため接続しない選択もあるのですがとても不便です。必ず電子カルテ接続はしてもらうことをおすすめします。

 

宜しければ、【眼科向け】検査機器のおすすめメーカーと価格相場は?も参考にしてください。