医療・介護現場における家具物品の選定は、生活のしやすさに加えて座りやすさ・立ちやすさ等も考慮して選定する必要があります。機能的であれば介助しやすくなりますが、介助を受ける側にとって操作しづらいものであれば自助力の育みを途絶えさせてしまうことも。利用者の視点に沿ったユニバーサルデザインの家具が求められています。
今回は利用者も支援者も使いやすい、株式会社オフィス・ラボが提供するピタットチェアをご紹介します。詳しくは説明動画(https://www.youtube.com/watch?v=S3eAXdfXZus)もご覧ください。
株式会社オフィス・ラボ
<株式会社オフィス・ラボホームページより引用>
株式会社オフィス・ラボは、昭和62年に設立された愛媛県に本社を置く会社です。今回ご紹介するピタットチェア20を含めた介護用家具製造・販売事業の「スマイルケア」、オフィスのトータルコーディネートを実現する、社名を冠したオフィス用品販売・設置事業の「Office Labo(オフィスラボ)」、イベント会場のデザインやプランニング、設営までをワンストップで対応する「パネル場」の3つの事業に取り組んでいます。
ピタットチェア20
<株式会社オフィス・ラボホームページより引用>
株式会社オフィス・ラボが取り扱うピタットチェア20は、介護現場の声をもとにして設計された多機能介護椅子です。木目調のフレームにシックな色合いのレザー調生地が落ち着いた印象で、どんなシーンにも馴染むデザインとなっています。
フレームカラーはナチュラルとダークの2色があり、標準座面タイプは座面高440mm、低座面タイプは390mmの高さとなっています。重量はおよそ15kgと、どっしりとした安定感があります。
現場のニーズを踏まえた3つの機能
<株式会社オフィス・ラボホームページより引用>
ピタットチェア20は「持ち上げない介護」「抱き上げない介護」をコンセプトとし、他の椅子にはない3つの特徴があります。座面下の回転レバーを押すことで左右に回転できる機能は、着座時や車椅子からの移乗時に便利です。ピタットチェア20は回転時の事故予防のため、90°ごとにロックがかかるため安全に方向転換が可能です。着座後、テーブル等へスムーズに近づける前後スライド機能も搭載。着座後にガタガタと椅子をずらすことが不要になり、慌ただしい音を出すことはありません。
自立を促すオプション機能
便利な機能が揃ったピタットチェア20ですが、オプションを選択することで更に活用の幅が広がります。介助用スライドレバーを使えば、介助者が屈むことなく前後のスライド機能を活用することが可能に。ロングレバーは利用者自身で回転ロックを解除できるため、身体が不自由な方でも楽に方向転換ができるようになります。
ピタットクッションやヘッドレストで座位保持を支援すれば、姿勢を保持するための余分な力が抜けて活動性の向上が期待できます。
ピタットチェア20で健康寿命を延ばす
いかがだったでしょうか。多彩な機能を取り入れたピタットチェア20は、「あったらいいな」を詰め込んだ待望の介護椅子と言えるでしょう。介助しやすいだけでなく利用者にとっても使いやすいように設計されているのは、株式会社オフィス・ラボのきめ細やかなニーズ対応があってこそ。オプション設定で多様な身体状況にも適応しやすくなっています。
怪我や疾患によって、これまでの生活スタイルから変化を余儀なくされることがあります。多くの場合、座椅子や座布団など床に座る生活が困難となり、椅子やテーブルなどいわゆる洋式生活への変化が推奨されます。施設ケアだけでなく在宅生活においても、ピタットチェア20を導入することでより安全な生活を続けることができるでしょう。
今回は株式会社オフィス・ラボのピタットチェア20をご紹介しました。
大手の人材会社に勤務する、入社6年目の女性営業マン。社内では『医療介護業界の情報通』として鳴らし、業界の主要人物とのパイプも持つ。ネットワークの拡大を目指して、フクロウ介護のライターとして今後さらなる活躍が期待されている。趣味は囲碁と将棋、最近は麻雀の勉強にも励む。
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