リアル野球盤協会
<リアル野球盤協会ホームページより引用>
リアル野球盤協会は、静岡県島田市に本部があるリアル野球盤を広めようとしている協会です。2010年9月に責任者の鈴木久雄さんが、仲間4人と発足しました。
リアル野球盤協会はリアル野球盤を通じて、長寿社会をサポートしたいと考えています。リアル野球盤協会の活動は、第11回しずおかユニバーサルデザイン大賞優秀賞や第10回 スポーツ振興賞『経済産業省 商務・サービス審議官賞』にも輝きました。
リアル野球盤協会は、介護や引きこもり問題の解決を手助けしてきました。今後も健康寿命を延ばしたり、子供から大人まで一緒に楽しんだりできるリアル野球盤の普及が、リアル野球盤協会の願いといえるでしょう。
リアル野球盤協会の「リアル野球盤」をご紹介
<リアル野球盤協会ホームページより引用>
リアル野球盤協会の「リアル野球盤」とは、おもちゃの野球盤と同じルールをおもちゃではなく人が実際に動くことで遊ぶレクリエーションのことです。開発者の鈴木久雄さんが長年連れ添ったご夫婦の散歩の様子が楽しくなさそうだったことをきっかけに誕生しました。
動いているボールを打つレクリエーションは珍しく、運動や反射神経の訓練にもつながると考えられています。
リアル野球盤の始め方
リアル野球盤のルールをご紹介します。チームの人数は10人前後が理想的ですが、5人や10人以上でも可能です。試合前には、ラインを引き、レクリエーションをするエリアを作っておきましょう。
- 審判、チーム分け、監督・キャプテン、放送係を決めておく
- 先攻・後攻を決める
- 先攻の打者はスティックを持ち、後攻は投手、外野手は所定の場所にいく
- プレーボールという声があれば、野球と同じルールでプレイがスタート
- 事前に決めた時間やイニングが終了すれば総得点で勝敗を決める
- 試合後の挨拶、片付け、お互いの感想を言って終了
リアル野球盤に必要な用具について
リアル野球盤には、必要な用具が複数あります。主に必要な用具は、以下の通りです。
- 投球器
- スティック(バット)
- ベース
- ボールなど
リアル野球盤に必要な用具は、リアル野球盤協会から購入するかレンタルするかで用意できます。購入する場合は標準セット税込み52,800円と送料が必要です。受注生産なので、注文してから1か月程度必要です。
購入する場合はリアル野球盤協会が使用環境を聞いて、適切な用具や楽しみ方を教えてくれます。リアル野球盤を行う場所は事前に決めておくと、スムーズにリアル野球盤協会と打合せできるでしょう。
用具レンタルは1日税込み2,750円と送料、リアル野球盤協会にゲーム指導をお願いする場合は税込み5,500円/人・回と交通費です。
ゲーム指導は、プレ会場の作り方から収納の仕方まで教えてくれます。初めて行うので不安という方は、利用してみるといいでしょう。
リアル野球盤のメリット
リアル野球盤は、老若男女問わず行えるスポーツレクリエーションです。実践することで、人と話す、体を動かす、頭を使って作戦を考えるなど介護予防に最適な動きができます。
公民館をはじめとする広い場所で行えるので、地域の交流にもつながるところも魅力的でしょう。
まとめ
介護予防に運動がいいとは分かっているものの、楽しく運動することは難しいものです。その点リアル野球盤協会の「リアル野球盤」はみんなでワイワイしながら運動ができます。
リアル野球盤のルールはご高齢の方にもなじみの深い野球と同じルールであるところも、気軽に取り入れられるメリットといえるでしょう。今後さらにリアル野球盤が広がり、多くの方が楽しみながら運動できる日が来ることを願ってやみません。
介護施設での勤務歴8年目の通称「カリスマ介護士」。卓抜した介護技術はもとより、看護師からも一目置かれる医療知識も兼ね備える。マネジャーへの昇格を頑なに拒み、あくまでも現場のケアにこだわる。最近は企業からの協力依頼が引っ切り無しにあるため、理事長や施設長から妬まれているのが玉に瑕。