一般社団法人日本骨代謝学会
<一般社団法人日本骨代謝学会ホームページより引用>
一般社団法人日本骨代謝学会は、骨・ミネラル代謝研究をしています。前身である日本骨代謝研究会を含めると、50年以上の歴史ある学校です。
内科系、基礎系、外科系など多くの隣接する学問領域の研究者が、2021年7月現在1,815名も在籍しています。学会の機関誌「Journal of Bone and Mineral Metabolism(JBMM)」は、大きな影響力を持つことで有名です。
海外の諸学会とも積極的に交流していて、骨・ミネラル代謝研究に貢献し続けています。さらに骨代謝スクールを開催していて、若手研究者の育成にも力を入れてきました。
一般社団法人日本骨代謝学会の取組み内容とは
<一般社団法人日本骨代謝学会ホームページより引用>
一般社団法人日本骨代謝学会では、骨代謝研究に力を注いでいます。例えば、分子レベルにおける骨代謝の制御機構の研究において、骨代謝学会は、重要な役割を果たしてきました。
一般の方に向けても、イベントや講演会を通じて骨粗しょう症の予防や運動器の健康に関する情報を発信しています。
骨粗しょう症に関して
骨粗しょう症は、65歳以上の女性が悩まされることが多い病気です。一般社団法人日本骨代謝学会では骨代謝研究を通じて骨粗しょう症の治療薬開発をサポートしてきました。
「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年版」を編集した骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン作成委員会の中には、日本骨粗鬆症学会、骨粗鬆症財団とともに日本骨粗鬆症学会の代表者も含まれています。
さらに臨床プログラム推進委員会では、「妊娠後骨粗鬆症の実態および予防・治療方針に関する検討」について各分野の専門家とともに検討を進めてきました。
発行物について
一般社団法人日本骨代謝学会では、「Journal of Bone and Mineral Metabolism」や「日本骨代謝学会雑誌」、単行本、ニュースレターなど数多くの刊行物を発表しています。
とくにJournal of Bone and Mineral Metabolism (JBMM)は、英語による投稿も増えていて、世界的に影響力があるといえるでしょう。Journal of Bone and Mineral Metabolism (JBMM)で取り扱っているのは、以下のような内容です。
- 骨粗鬆症
- 関節リウマチ
- 腎性骨症
- 骨、カルシウム関連疾患など
オンライン掲載論文は有料で配信されていますが、日本骨代謝学会に入会すると無料で読めます。
研究助成
一般社団法人日本骨代謝学会では、若手を育成するために若手研究者助成を2018年度から行っています。骨代謝学や生命医科学の若手研究者の研究を盛り上げるために実施されていて、助成金額は1件50万円です。
助成金額は研究に関することであれば使用用途は問わないので、斬新な研究を行う若手のサポートにもつながっていくことでしょう。
まとめ
一般社団法人日本骨代謝学会は、日本のみならず世界の骨代謝研究に貢献しています。今後も学会や情報誌などを通じて多くの研究結果の発表が期待されます。
特に骨粗しょう症は高齢化の問題を抱える日本において、効果的な治療薬や予防法の普及が望まれています。若手の育成にも力を入れている一般社団法人日本骨代謝学会のサポートによって、新しい視点からみた画期的な研究も誕生するかもしれません。
一般社団法人日本骨代謝学会では一般の方に向けてイベントが開催される場合もあるので、骨や代謝に興味のある方は参加してみることもおすすめです。
一般社団法人日本骨代謝学会の取り組みに今後も目が離せません。
介護施設での勤務歴8年目の通称「カリスマ介護士」。卓抜した介護技術はもとより、看護師からも一目置かれる医療知識も兼ね備える。マネジャーへの昇格を頑なに拒み、あくまでも現場のケアにこだわる。最近は企業からの協力依頼が引っ切り無しにあるため、理事長や施設長から妬まれているのが玉に瑕。