アーバンテック
<アーバンテックiTUSMOホームページより引用>
アーバンテックは奈良県橿原市にある会社で、平成31年4月に設立しました。アーバン警備保障株式会社のグループ会社で以前はアーバン福祉用具という名前でしたが、2019年にアーバンテックに変更されています。
事業がスタートしたきっかけは、当時問題になりつつあった高齢者の認知症による徘徊をGPS端末で対策を取れないかという思いからです。
製品ができた当時はGPSを使った精密機械を取り扱う福祉用具事業者が少なく、自ら介護保険の事業者番号を取得しました。日本の福祉のために積極的に活動しています。
iTUSMO(いつも)とは
<アーバンテックiTUSMOホームページより引用>
iTUSMO(いつも)とは、アーバンテックが手掛けるGPS端末(位置情報検索サービス)です。徘徊の恐れがある方の靴や持ち物に端末を着けておけば、その方の現在地を指定したメールアドレスに送信してくれます。
振動を感知すると5分に一度居場所を教えてくれる機能もあり、徘徊で家族が行方不明になるのではという不安を解消してくれます。
iTUSMO(いつも)の魅力
iTUSMO(いつも)は、介護保険の対象です。地域にもよりますが、2,000円前後の負担で利用できます。
- 一般で利用 初期費用10,000円、13,200円(税込)
- 介護保険で利用 初期費用0円、月額:1,500円~2,000円(一部税別)
福祉用具店のレンタル品として利用できるので、不具合があった際も福祉用具店に対応をお願いできるので安心です。
使い方が分からないという場合も福祉用具店が使い方や設置方法を丁寧に説明してくれます。GPS端末の利用が初めてで不安という方もスムーズに導入できるでしょう。
iTUSMO(いつも)の機能
iTUSMO(いつも)は、準天頂衛星システムみちびきや各国の人工衛星機能を利用して高精度の位置情報を提供してくれます。屋外であれば検索誤差は数メートル程度で、万が一の場合にも安心です。いつでも気になった時に現在地を教えてくれます。
また半径50mから最大99kmまでエリアを設定することも可能です。万が一エリアから出た場合iTUSMOが自動で検知し、ボタンを押すと現在地を教えてくれます。現在地情報は登録している端末にも届けられるので、迷子になってしまった場合も場所をすぐに確認できるでしょう。
さらに振動を感知すると5分に一度登録しているメールに送る機能もあります。メールに送られてくる情報は通知時間、北緯経度と住所、ゼンリンMapが詳細に送られてきます。離れた場所にいても散歩中の家族を見守れて安心です。
置き忘れとバッテリー切れ対策も万全
iTUSMO(いつも)の重さは、約25gです。25gは100円5枚程度の重さで、いつも履いている靴やカバン、お守りなどに装着しても違和感がありません。iTUSMO(いつも)専用のシューズも販売されているので、置き忘れの心配も少ないでしょう。
またバッテリー切れを防ぐために、登録しているメールアドレス宛にこまめに電池残量の通知があります。電池切れを心配することなく、家族の場所を確認できます。
まとめ
iTUSMO(いつも)は介護保険を利用すれば、低価格で高精度の位置情報検索サービスを利用できます。
認知症の家族の徘徊が心配だけれど、離れた場所に住んでいる、仕事や用事でずっと側にいるのは難しいという場合にiTUSMOを上手く活用してみることがおすすめです。
確かな技術と利便性の高いサービスを兼ね備えたiTUSMO(いつも)は、家族の安心を守りたいという気持ちに寄り添ってくれるといえるでしょう。
介護施設での勤務歴8年目の通称「カリスマ介護士」。卓抜した介護技術はもとより、看護師からも一目置かれる医療知識も兼ね備える。マネジャーへの昇格を頑なに拒み、あくまでも現場のケアにこだわる。最近は企業からの協力依頼が引っ切り無しにあるため、理事長や施設長から妬まれているのが玉に瑕。