株式会社トータルブレインケアについて
<株式会社トータルブレインケアホームページより引用>
株式会社トータルブレインケアは、2015年11月に設立された認知機能に関連するプログラムの提供などを行う会社です。2015年には、内閣府革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)
「脳情報の可視化と制御による活力溢れる生活の実現」「HealthcareBrainチャレンジ」入選もしています。
株式会社トータルブレインケアは社会問題化している高齢者の認知症に注目しました。産官学の取り組みにも積極的に参加し、エビデンスの構築にも寄与しています。事業を通じて単に認知症の進行を遅らせるだけでなく、積極的に改善することが株式会社トータルブレインケアの願いです。
「CogEvo」とは
<CogEvoホームページより引用>
CogEvoとは、パソコンやタブレット端末などを使い気軽に認知機能別トレーニングができるクラウドサービスです。CogEvoを使うことで、認知機能の変化を早期に発見できます。自分の認知機能の特性を掴み、楽しくトレーニングすることが可能です。
監修は高次脳機能の専門家が担当していて、科学的根拠もあります。
CogEvoの特徴
CogEvoは、ソフトをダウンロードする手間がありません。パソコンやタブレットがあれば、すぐに始められます。デバイスの扱いに不慣れな高齢者でも扱いやすいサービスです。また実際のタスクの説明も音声や文章で分かりやすく説明があります。
負担なく楽しく利用できるので、認知機能のトレーニングを自分からしようという気持ちを後押ししてくれます。トレーニングの後にはフィードバック情報も通知され、認知機能の状態が確認しやすい仕組みです。
単に結果が掲載されるのではなく、級やメダル、コメントなどモチベーションの上がる情報も表示されます。
CogEvoの3つのシリーズ
CogEvoには、大きく3つの種類があります。
- CogEvo Pro
- CogEvo Personal
- CogEvo Ri
CogEvo Proは、法人向けシリーズです。主に病院や企業、団体で利用されています。CogEvo Personalは個人向けです。インターネット環境があれば、誰でも簡単に利用できます。月額利用料は税込み1,650円です。通常1年間19,800円ですが、割引プランが用意されていることもあります。
CogEvo Personalはタブレットやスマホで自分の好きな場所で利用できるというメリットがあります。また決められた時間に行わないという決まりはないので、24時間好きな時に認知機能のトレーニングができます。
CogEvo Riは、認知機能の測定に特化しているサービスです。2018年から健康データの計測に役立てられきました。
CogEvoの導入事例
CogEvoは、実際に様々な施設で導入されています。個人以外の主な導入先は、以下の通りです。
- 大学・研究所
- 医療機関
- 自治体
- 調剤薬局
- 介護施設
- 企業
調剤薬局では高齢者だけでなく、地域の健康を高める目的でも利用されてきました。クリニックでは認知症の説明のためにCogEvoが使われています。今後さらにCogEvoを導入する団体や企業も増え、新たな使い方がされることに期待が高まっています。
まとめ
株式会社トータルブレインケアのCogEvoは、認知機能の研究や改善に役立てられています。最近物忘れを感じて不安という方も、CogEvoを活用すると認知機能のチェックとトレーニングが手軽に行えるでしょう。
株式会社トータルブレインケアのCogEvoは、認知症で悩む人に寄り添ってくれる心強い味方といえます。
介護施設での勤務歴8年目の通称「カリスマ介護士」。卓抜した介護技術はもとより、看護師からも一目置かれる医療知識も兼ね備える。マネジャーへの昇格を頑なに拒み、あくまでも現場のケアにこだわる。最近は企業からの協力依頼が引っ切り無しにあるため、理事長や施設長から妬まれているのが玉に瑕。