株式会社雲紙舎の「雲紙舎ケアサポート」をご紹介

介護現場において、利用者と接する以外で大きな時間を割く業務が事務作業。毎日の日報や経過記録の他に、月末月初で繁忙となるのが国民健康保険団体連合会、いわゆる国保連への介護報酬請求業務です。利用者ごとのデータ抽出や利用実績との照らし合わせ、加算の確認などの業務を期日までに、通常業務と並行して行わなければなりません。事業所によっては事務スタッフが雇用されている場合もありますが、人員基準の取り決めがない事業形態では介護職員や生活相談員、管理者が請求業務を代行している場合もあります。

今回は煩雑な請求業務を代行し、事業所業務の効率化をアシストする株式会社雲紙舎の雲紙舎ケアサポートをご紹介します。

株式会社雲紙舎

株式会社雲紙舎ホームページより引用>

株式会社雲紙舎は、2013年に東京で設立された会社です。介護保険請求業務の代行を専門として行う会社で「クライアント企業の働き方改革」を企業理念とし、介護事業所のあらゆる事務作業による負担軽減を目的としています。

また株式会社雲紙舎では、取り扱う個人情報を適切に対応するためにプライバシーマーク制度や情報セキュリティマネジメントシステム規格であるISO27001を認証取得しています。外部機関からの評価も踏まえ、選ばれる介護保険請求事務代行会社として業務に取り組む会社です。

雲紙舎ケアサポート

株式会社雲紙舎ホームページより引用>

雲紙舎ケアサポートは、国保連への介護保険請求業務を代行するサービスです。事業所で使用している介護請求ソフトを変更することなく依頼できるため、余計なコストをかけずに依頼することができます。毎月の請求業務代行に加え、返戻対応の代行や利用者への請求書発行、スタッフの給与計算も対応可能。事業形態もデイサービスやヘルパー、訪問看護事業所等の他、入所施設にも対応。障害福祉サービス事業所にも対応可能です。

雲紙舎ケアサポートの強み

株式会社雲紙舎は、情報通信技術の普及と業務内容から全国対応を行なっています。そのため人材不足に悩む地方営業所であっても依頼を行うことができ、スピーディな対応が可能です。

迅速な対応と確実性から、利用継続率は98.7%と非常に高い数値を表しており、併せて満足度の高さともいえるでしょう。

雲紙舎ケアサポートをおすすめしたいポイント

株式会社雲紙舎では、以下のような事業所に雲紙舎ケアサポートの利用を勧めています。

  • 普段の業務に追われ、請求業務が追い付いていない
  • 請求業務で残業が増えている
  • 事業所を立ち上げたばかりで請求業務のノウハウがない
  • ICTを導入しているものの、ダブルチェックが大変
  • 事務職員の不足

具体的な内容でなくとも、まずは問い合わせフォームから相談することで対応方法の検討が行えます。

雲紙舎ケアサポート利用の流れ

雲紙舎ケアサポートの利用については、電話もしくは雲紙舎ホームページより問い合わせが必要となります。打ち合わせとヒアリングを行い、プランの提案と見積もりを作成、同意・契約の上で作業開始となります。前月末までに契約が行なえれば、翌提供月の請求から対応可能です。

具体的な見積もりの前に雲紙舎ケアサポートの資料を取り寄せることも出来るため、現在の業務量とじっくり比較して依頼することもできます。

プロに任せる請求業務で多くのメリット

いかがでしたでしょうか。「外部への業務代行はコストがかかる」との印象もありますが、事務職員を雇用する人件費や残業代、通信費や雑費とのコスト比較や業務の煩雑さ解消など、業務代行で得られるメリットには様々なものがあります。メリットには数値化できるもの・できないものもありますが、事業所が利用者へ提供する本来のサービスに集中できることが何よりの恩恵ではないでしょうか。

iPresence合同会社の「テレロボ」をご紹介

インターネットをはじめとする目覚ましい技術の革新によって、最新のテクノロジーはより早く身近にもたらされるようになりました。遠く離れた場所でも相手の顔を見ながら会話できるようになり、会議もリモートで行われることが当たり前の時代になっています。通信技術が進歩するにつれ、ただつなぐだけではなくプラスアルファの価値を付加することが近年のトレンドとなっています。

今回はロボット技術とIT技術が融合する製品を開発する、iPresence合同会社が手がけるテレロボをご紹介します。

iPresence合同会社

<iPresence合同会社ホームページより引用>

iPresence合同会社は、兵庫県神戸市に2014年に設立された会社です。主な取扱製品はテレビ会議、ロボット、遠隔操作といった要素を組み合わせた機能「テレプレゼンスロボット」。国内外のメーカーによるテレプレゼンスロボットの輸入・販売やサービス開発、コンサルティングを行なっています。平成31年には、日本が直面する消費者ニーズの多様化や加速する情報化社会に対応するチャレンジを行う企業として「兵庫県経営革新計画承認企業」に認定されました。

テレロボ

<iPresence合同会社ホームページより引用>

iPresence合同会社はテレプレゼンスロボット技術をさまざまな分野で応用し、それぞれの業態で起こるニーズの解決を目指す会社です。医療・介護現場も例外ではなく、昨今の感染予防対策や遠く離れた場所からの面会など、移り変わるニーズをテクノロジーでアシストしています。

temi

<iPresence合同会社ホームページより引用>

temiはAIを搭載し、自立移動・リモート通話が可能なテレプレゼンスアバターロボットです。距離測位センサーで室内の俯瞰マップを作成し、クリックひとつで障害物を避けながら移動可能。モード設定によって人物の移動に付いていく追従モードも可能です。専用アプリでコントロールすることができるため、必要に応じて最適かつ多様な使い方ができるまさにマルチメディアロボットです。

kubi

<iPresence合同会社ホームページより引用>

kubiは日本語の「首」を由来とした名前で、名前の通り人間の首の動きのように自在に方向を変えることができるタブレットスタンドです。向きの指定は専用アプリから簡単に行うことができ、見たい向き・見せたい向きに動かすことができるため、まるで相手がそこにいるかのような臨場感があります。左右300°、上下90°の角度変更が可能で、話している相手だけでなく周囲の環境や複数との会話でも活用できます。

動くテレビ電話Telepii(テレピー)

<iPresence合同会社ホームページより引用>

テレピーはコンパクトな見た目に多彩な機能がたっぷり詰め込まれたスマートフォンスタンドです。スマートフォンを置くだけの使いやすさで、専用アプリの操作により360°見渡すことができます。カメラ角度は電話を掛ける側で操作できるため、電話を受ける側の操作はスマートフォンの受話ボタンを押すだけ。デジタル機器の操作が分かりにくい方にとっても使いやすいアシスト機器です。

CARE-JIRO

iPresenceYoutubeページより引用>

iPresence合同会社で試作されているのが、介護施設向け自動運転見回りテレプレゼンスロボット「CARE-JIRO」です。施設内を自動でパトロールしながら、異常を自動で検知します。通信機能も搭載されているため、眠れない入居者へオペレーターから声をかけたり、モニターを用いてリモート通話を行うことも出来ます。人材不足による夜勤対応の改善のために開発されたCARE-JIROは、改良を重ねながら展示会などにも出展されています。

テクノロジーを使ってより身近な交流を

いかがでしたでしょうか。昨今の技術革新で、遠く離れた相手とのコミュニケーション方法は大きく変化しました。しかしながら早すぎる変化は、時として対応しにくい人を生むことにもつながります。テクノロジーは無機質であっても、人と人のつながりを創出することでぬくもりが生まれます。先進技術がさまざまな人に使いやすくなり、つながりをつくるユニバーサルデザインのひとつが、iPresence合同会社が取り扱うテレロボだと言えるでしょう。

有限会社貞苅椅子製作所の高齢者・介護施設向け家具「Careシリーズ」をご紹介

有限会社貞苅椅子製作所

有限会社貞苅椅子製作所ホームページより引用>

貞苅椅子製作所は、1953年に設立された椅子やテーブルなどを企画から製造しているメーカーです。国内では福岡県大川市を拠点にしていて、家庭用だけでなく業務用の家具も多く取り扱っています。

海外ではタイにも自社工場を構えていて、コストを抑えながら高い品質の商品を世に送り出してきました。1993年に誕生したショールームでは、直接貞苅椅子製作所の家具の良さが感じられると大人気です。

業務用の家具の製造にも力を入れていて、介護福祉施設・医療施設や飲食店・宴会場などにも数多くの商品を届けてきました。商品によっては、強度テスト動画を公開しているものもあります。今後も魅力的な家具を世に送り出してくれるでしょう。

有限会社貞苅椅子製作所の高齢者・介護施設向け家具「Careシリーズ」とは

椅子の工場より引用>

有限会社貞苅椅子製作所の高齢者・介護施設向け家具「Careシリーズ」とは、年齢を重ねて体が思うように動かないという方が利用しやすいように考えて作られた椅子やテーブルのことです。

個人だけでなく、介護福祉施設でも広く導入されています。

有限会社貞苅椅子製作所の高齢者・介護施設向け家具「Careシリーズ」の特徴

「Careシリーズ」は温かみを感じる天然木をつかって家具を作っています。家具は介護施設にまとめて納品することも可能で、施設内のインテリアの統一にも役立てられるでしょう。

人気の家具は、以下のようなものがあります。

  • 肘付き椅子
  • 1人用のソファ
  • 車椅子を利用した方に配慮した食卓テーブル など

有限会社貞苅椅子製作所の「Careシリーズ」では、座位の保持が難しい方や立ち上がりの難しい方が使いやすいように高さや傾斜が工夫されています。

また汚れても掃除がしやすい合成レザーや収納しやすい形状が採用されていて、自宅で介護する方や介護スタッフも利用しやすいものです。

日常生活動作に不安を感じる方だけでなく、介護する側にとっても「Careシリーズ」は魅力的といえるでしょう。

代表的商品「Care-111-AC」

「Care-111-AC」は、Careシリーズの中でも特に介護スタッフから支持されています。人気の理由は、ご高齢の方や体の不自由な方が利用しやすいような工夫が随所に取り入れられているからです。

例えば、以下のような特徴があります。

  • 座高が少し低め
  • 三角グリップで立ち座りをアシストしてくれる
  • 持ち手つき
  • 大きめの背もたれや座面

さらにお願いすれば、オプションでステッキホルダーの取付をお願いすることも可能です。介護される方の日常生活がスムーズになれば、ご本人はもちろん、周りで介護する方も安心できるでしょう。

施設全体を「Careシリーズ」出揃えることも

有限会社貞苅椅子製作所では、介護施設に向けて「Careシリーズ」をトータルで利用する提案もしています。有限会社貞苅椅子製作所では介護施設や利用者から要望を聞き、導線やスペースの確認をします。その後おすすめ商品を提案し、商品を納品します。

新しく介護施設を作る場合やリフォームを検討している場合、有限会社貞苅椅子製作所の「Careシリーズ」は心強い味方になってくれるでしょう。

まとめ

年齢を重ねると、以前に比べて体の機能が衰えてしまうことがあります。しかし年齢を重ねても日常生活をスムーズに送りたいという願いを持つ方も多いものです。

有限会社貞苅椅子製作所の高齢者・介護施設向け家具「Careシリーズ」を活用すれば、日常生活動作をサポートしてくれます。

特に介護施設では、多くの方を笑顔にしてくれるでしょう。この機会にぜひ「Careシリーズ」をチェックしてみてください。

株式会社ビーブリッドの「ほむさぽ」をご紹介

株式会社ビーブリッド

株式会社ビーブリッドホームページより引用>

株式会社ビーブリッドは、2010年7月16日に設立された介護・福祉業界に向けたサポートサービスやコンサルティングを行う企業です。
東京本社や札幌オフィスなどを中心に、サービス提供地域の拡大をしています。

株式会社ビーブリッドの願いは、ITを使い介護・福祉業界を支えることです。事業は大きく以下の4つに分かれています。

  • ヘルプデスク
  • コンサルティング
  • 教育
  • WEB・印刷物制作

特に教育では介護×ITをテーマとした講演にも力を入れていて、情報発信も積極的に行っています。将来的には介護事業者向けシステムインテグレーション事業・シンクタンク事業も視野にいれているそうです。

株式会社ビーブリッドの「ほむさぽ」とは

ほむさぽホームページより引用>

株式会社ビーブリッドの「ほむさぽ」は、日本では珍しい介護・福祉業界特化型ICT支援サービスです。電話/遠隔操作サポートを受けて、ICTの効率的な活用ができます。「ほむさぽ」を導入すると、ICT利用時のストレスが減り、介護スタッフがより快適に仕事できるようになります。

「ほむさぽ」導入のメリット

「ほむさぽ」を導入すると、事務作業やOA機器トラブルが起こってもすぐに質問できるので、安心できます。ICTで効率的に事務作業ができるようになり、その時間をケアに回せるでしょう。今よりもさらに質の高い介護を目指せます。

些細なことでも電話/遠隔操作サポートで相談できるところも魅力的です。パソコンやタブレット操作が苦手というスタッフが多い場合にも、スムーズにトラブルが解決できて仕事の効率化が期待できるでしょう。

またすでに介護記録ソフトや各種機器などのシステムを導入している場合も、「ほむさぽ」を活用することで大きくコストダウンが目指せるでしょう。

株式会社ビーブリッドは多くの介護事業所と取引をしていて、規模や予算にあわせて適切な提案が可能です。今の介護ソフトに不満を感じている場合にも、「ほむさぽ」を検討してみてください。

エリアによっては「ほむさぽプレミアム」も利用できる

「ほむさぽプレミアム」とは、訪問・コンサルティングサービス付のプランです。東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県の介護・福祉事業所が利用できます。

例えばほむさぽプレミアムでは新しい施設を建築する際、インターネットや電話環境の構築を支援してくれます。ICT環境構築の相談を対面で行いたいと考えている場合に活用してみるといいでしょう。

「ほむさぽ」の利用方法

「ほむさぽ」を利用したい場合は、まず問い合わせてみてください。その後サービス説明があり、納得の上で契約に進みます。そして介護・福祉事業者のためのICT化度診断ツールを利用して、施設の問題点を担当者が聞き取り調査を行います。

担当者は施設に合わせた解決策を提示してくれるので、介護事務所は長年の悩みや自分達でも気が付いていなかった問題の解決ができることでしょう。導入をした後に不明点があれば専用窓口に問い合わせでき、ICTのトラブルがあった場合に心強い味方になってくれます。

ICT関連の相談窓口としても利用できるので、セキュリティ対策の悩みやインターネット環境整備に関する悩みなどもすぐに解決できるでしょう。

まとめ

日本の高齢者施設は、ICT化が十分進んでいるとはいえません。ICT機器が苦手という方も多く、使いこなせていないという介護事務所やスタッフも多いでしょう。

株式会社ビーブリッドの「ほむさぽ」を導入すれば、電話/遠隔操作サポートで効率的なICT運営ができます。介護ソフトのコストダウンができる可能性もあるので、興味のある介護事務所はこの機会にビーブリッドに相談してみるといいでしょう。

株式会社テクノプロジェクトの「CareWORKS21」をご紹介

株式会社テクノプロジェクト

株式会社テクノプロジェクトホームページより引用>

株式会社テクノプロジェクトは、1984年に誕生したソフトウエアや情報処理などを取り扱う企業です。本社は島根県にあり、島根を代表する企業の一つとして注目を集めてきました。

株式会社テクノプロジェクトの強みは、ICTの分野のトータルソリューションを提供できることです。経営戦略やシステムの構築、研修、機器販売の分野などの幅広いノウハウを持っています。

「チームワーク、チャレンジ、プロフェッショナル」をモットーに人財育成にも力を入れています。今後は首都圏や海外でのビジネスも視野に、事業領域を拡大する予定だそうです。さらなる飛躍に注目が集まっています。

株式会社テクノプロジェクトの「CareWORKS21」とは

株式会社テクノプロジェクトホームページより引用>

株式会社テクノプロジェクトの「CareWORKS21」とは、介護事業者支援システムのことです。平成12年4月にスタートして以来、販売実績は1,000件以上と人気があります。

介護保険が開始されたときから「CareWORKS21」を利用している事業者もあるほど、多くの介護事業者から支持されてきました。

利用しやすいソフト

「CareWORKS21」は、居宅介護支援事業者向けとサービス提供事業者向けに分かれています。居宅介護支援事業者向けはアセスメントやサービス計画書の作成ができる介護計画と、国保連請求データ作成や利用票の作成ができる介護報酬の2つが用意されています。

必要な機能だけを利用したい場合に、ソフトの内容が選べるのは大きな魅力といえるでしょう。例えば居宅介護支援事業所は介護計画と介護報酬のどちらも利用し、サービス提供事業所は介護報酬だけを利用するといった使い方も可能です。

不要なシステムが多く使い切れないのではという心配もいらないでしょう。ホームページにはダウンロードできる試用版も用意されているので、興味のある方は利用してみてください。

充実のサポート体制

「CareWORKS21」では、サポート体制が充実しています。サポート料金は定額制で、知識豊富なスタッフが対応するので安心です。

サポートデスクには介護事務管理士も在籍していて、制度の変更がある場合にはスタッフも研修受け、正しい知識を身につけています。

些細なことでも相談しやすい環境が整えられている「CareWORKS21」は、請求事務に困っている多くの事業所で心強い味方といえるでしょう。

利用しやすい料金

「CareWORKS21」は、続けやすい価格で提供されています。導入時には初期費用10,000円~が必要ですが、セット価格が用意されていて、利用しやすいでしょう。

例えば介護計画と介護報酬をセットで利用すると5,000円オフの15,000円で導入できます。月額料金では6ヶ月おまとめ価格も用意されていて、お得に利用可能です。

例えば訪問介護事業所で介護報酬のみで利用した場合、通常月額3,000円のところ6ヶ月おまとめ払いで10%割引された月額2,700円で利用できます。

CareWORKS21/介護報酬伝送機能オプション利用料も月額500円です。法改正があっても、費用は月額サポート料金の範囲で対応しています。

介護保険は法改正が多いですが、追加料金の心配なく利用し続けられるところも魅力的でしょう。

まとめ

高齢者施設では、介護サービス計画書作成や国保連請求など請求業務が負担になります。法改正も多く、誰かにサポートしてもらいたいと感じることも少なくありません。

「CareWORKS21」を導入すれば心強いサポートが受けられるうえ、低価格で続けやすいでしょう。興味のある事業所は、ぜひ「CareWORKS21」の活用を検討してみてください。

株式会社スプレーアートイグジンの「ミッケルアート」をご紹介

近年、認知症を含めた精神的ケアのひとつとして芸術療法が注目されています。絵画や造形活動の他、音楽や舞踊、演劇も含めた芸術活動で心の表現を行い治療を促す療法です。精神疾患の他、認知症予防やストレス解消、児童の情操教育にも導入され、その効果は日本認知症予防学会にてエビデンスが認められています。

今回は芸術活動を通したコミュニケーションツールとして開発された、株式会社スプレーアートイグジンのミッケルアートをご紹介します。

株式会社スプレーアートイグジン

株式会社スプレーアートイグジンホームページより引用>

株式会社スプレーアートイグジンは、2007年に設立された静岡県の会社です。「アートの工業化」を企業理念に、アートを通じて社会課題の解決や児童に夢を与える会社として活動しています。さまざまな施設の壁画や各種資料のデザイン原画の製作等を行なっています。

また株式会社スプレーアートイグジンは、静岡大学発ベンチャー企業です。東京医科歯科大学大学院をはじめとする研究機関と「高齢者の方が絵から過去を回想することで生じる効果」の研究を行なっており、研究成果のひとつがご紹介するミッケルアートです。

ミッケルアート

ミッケルアートホームページより引用>

ミッケルアートとは、芸術作品を通して高齢者の思い出ややりたいことを、文字通り「見つける」きっかけづくりのためのコミュニケーションツールです。

ミッケルアートはA1サイズとA3サイズの他、映像版や壁画版もあり、壁面に掲示する他にも様々な場所と方法で鑑賞できます。日本各地の観光名所や昭和の懐かしい風景が細やかに描かれており、その美しさは時間を忘れて見惚れてしまうほど。美しい風景画を見ながら会話を広げていくことによって、認知症予防や周辺症状の改善につながる効果が認められています。

ミッケルアートの活用方法ミッケルアートホームページより引用>

施設内で人が集まりやすいところや廊下などの動線上、エレベーターホールなど立ち止まるような場所に設置し「綺麗な絵ですね」「場所はどこでしょうか」とスタッフが声をかけることで、高齢者とのコミュニケーションをとるきっかけを作ります。思わず見とれてしまうほどの美しさだけでも会話が弾みますが、高齢者が赴いたことのある場所や懐かしさを感じる絵であれば、過去の記憶から多様な経験の話を引き出すことができるかもしれません。

ミッケルアートは2ヶ月ごとに交換することで変化を楽しむことができ、その度に新たな発見を生み出すことができます。

ミッケルアートの効果

ミッケルアートホームページより引用>

ミッケルアートの効果については株式会社スプレーアートイグジンと東京医科歯科大学との共同研究により、さまざまな正の効果を生み出すことが明らかとなっています。具体的には

  • 脳機能の活性化
  • 眼球運動の促進
  • 発芽数の増加
  • 周辺症状の緩和

といった効果が認められており、認知症改善の中でも脳血管性認知症について改善効果が高いことが示されています。

こうした研究結果が学会でも認められ、ミッケルアートは日本認知症ケア学会日本認知症予防学会で学会賞を受賞しました。

ミッケルアートでその人らしさを見つける

いかがでしたでしょうか。美しいものに触れた時の感じ方は人それぞれに違いますが、芸術作品が時を越えて多くの人に愛されるように、ポジティブな印象を感じる人が多いのではないでしょうか。支援する側は当事者と感動を共感することで会話が始まり、今まで見えて来なかった本質が垣間見えるきっかけにもなり得るでしょう。普段からコミュニケーションが取りやすい人も取りにくい人も、ミッケルアートを介して新たな発見をしてみてはいかがでしょうか。

一般社団法人日本単独居宅介護支援事業所協会 ケアマネジャーを紡ぐ会の取り組みをご紹介

介護保険制度の中でもなくてはならないのがケアマネジャーこと介護支援専門員の存在です。利用者やその家族の想いを傾聴しながら適切な支援計画を立て、社会資源を組み合わせて自立した日常生活が送れるように関係機関と連絡調整を行うことが役割とされています。常に第一線で働くケアマネジャーの意義として自己研鑽も挙げられますが、日々変化する高齢者社会と度重なる制度改正に対応するだけでも多大な労力が必要とされます。

今回はケアマネジャーの研鑽の場を持ちながら、声を集め提言していく一般社団法人日本単独居宅介護支援事業者協会「ケアマネジャーを紡ぐ会」の取り組みをご紹介します。

ケアマネジャーを紡ぐ会

ケアマネジャーを紡ぐ会ホームページより引用>

一般社団法人日本単独居宅介護支援事業者協会ケアマネジャーを紡ぐ会は、ケアマネジャーの研鑽機会の確保と行政機関等への提言を行い、介護保険制度の永続と利用者範囲の確保を目的として2015年に設立されました。愛知県内の市議会議員を中心として、関東・関西と沖縄に支部を設け2022年現在で3,000以上の会員が入会しています。

会員による主催研修の他、独自の民間資格である産業ケアマネの普及運営を行なっています。

講師派遣・セミナー開催

ケアマネジャーを紡ぐ会ホームページより引用>

ケアマネジャーを紡ぐ会会員による講師を派遣し、各地でのセミナーを開催しています。講師は全員、現場で働いている現役のケアマネジャー。稼働率や離職率といった居宅介護支援事業所の運営ノウハウの他、新人ケアマネの教育方法、セルフケアマネジメントやICTについて等内容も盛りだくさんです。

セミナーについては無料の会員登録後、ケアマネジャーを紡ぐ会ホームページより申し込むことができます。

産業ケアマネ

ケアマネジャーを紡ぐ会ホームページより引用>

少子高齢化が進む現在、介護離職という言葉はもはや他人事でなく身近に起こり得る問題です。ケアマネジャーを紡ぐ会ではケアマネジャーの介護離職防止を目的に、産業ケアマネの資格を2020年に創設しました。産業ケアマネjは介護保険の知識だけではなく、企業側の制度理解や助成金の活用方法、介護休業制度の知識等を身に着けることで認定されます。

産業ケアマネの受験要件は介護支援専門員の資格を持っていること。1級から3級までがあり、3級から順にステップアップしていくことになります。50問、1問2点の選択肢形式試験で、70点以上を収めることが合格ラインです。

ななしょくプロジェクト

ななしょくプロジェクトホームページより引用>

ケアマネジャーを紡ぐ会が関連する活動のひとつとして、介護事業所のアクティビティに「はたらく」を取り入れたななしょくプロジェクトがあります。利用者が有償ボランティアとして活動することで、社会貢献と達成感、利用者満足度の向上といったポジティブな循環を生み出すことがプロジェクトの目的となっています。

要介護認定を受けていても、はたらくこと、生きがいを持つことをあきらめない「あたらしい日々」を創出するプロジェクトです。

ケアマネジャーの質向上と新たな可能性

いかがでしたでしょうか。介護保険制度創設から利用者に寄り添って社会資源を模索してきたケアマネジャーだからこそ、介護業界のみならず地域社会を見据えた改善の提案ができるのかもしれません。ケアマネジャーを紡ぐ会では、ケアプランを作ることだけではなく研鑽を積むことで見えてくる、新たなケアマネジャーの可能性を後押しする活動を行なっています。無料会員の申込も可能ですので、社会をよりよくする提案ができるきっかけをケアマネジャーを紡ぐ会で見つけてみてはいかがでしょうか。

ナノソリューション株式会社の「光触媒コーティング」をご紹介

新型コロナウイルスの流行によって、感染予防という言葉はより身近になりました。手洗いうがい、アルコール消毒はもちろんのこと、マスク着用や定期的な換気、ソーシャルディスタンスについても対策から習慣になりつつあります。

更にもうひと段階上の安全を意識した時、できることは何でしょうか。世間では様々な対策方法が取り沙汰されていますが、中でも注目されているのが光触媒塗料。手入れのしやすさと実証された効果で優れた抗菌作用を発揮します。

今回は塗料で感染予防を進めるナノソリューション株式会社の光触媒コーティングをご紹介します。

ナノソリューション株式会社

ナノソリューション株式会社ホームページより引用>

ナノソリューション株式会社は大阪に本社を置く、2020年に設立された会社です。自社での施工の他、加盟店や特約店での施工を進めています。設立から間もないながら施工実績は着実に伸びており、反響の高さが窺えます。小学校や仏閣など、公的機関や歴史的建造物への実績もあり光触媒コーティングの安全性と高い効果が求められている結果と言えるでしょう。

光触媒コーティング

ナノソリューション株式会社ホームページより引用>

ナノソリューション株式会社が提供する光触媒コーティングは、防汚・脱臭・抗菌の効果を持った新しい塗料です。光触媒コーティングには

  • 大気浄化
  • 脱臭
  • 浄水
  • 抗菌
  • 防汚

といった5つの機能を持っています。酸化チタンという物質には、光に含まれる紫外線を浴びると表面に酸化力を生み、匂いの元となる物質や細菌を分解する作用があります。有害な物質を発生させることなく効果が望めるため環境にも優しく、熱や電気も発生しないため事故の心配もありません。食品の着色料にも用いられる素材であり、人体にも無害です。

ナノディフェンダーAg⁺®シリーズ

ナノソリューション株式会社ホームページより引用>

光触媒の基となる酸化チタンは紫外線を受けて効果を発揮するため、日光が届かなかったり紫外線カットのガラスを介した光だと十分な効果が発揮されないことがありました。ナノソリューション株式会社が開発したナノディフェンダーはタングステンと銀イオンを配合することにより、光がなくても効果を発揮する可視光応答型タイプ。光がある時はもちろん、これまで導入が難しかったような室内や夜間でも抗菌・消臭効果が認められています。

施工元の色味や風合いを変えることなく、またアルコール・エタノールを含んでいないため塗料特有の刺激臭もありません。様々な人が集まる場所でも使用できます。

ナノソリューションスカイコート

ナノソリューション株式会社ホームページより引用>

光触媒コーティングでの抗菌・消臭作用は昔から認められていたものの、劣化によって抗菌・消臭効果が弱くなったり、有機物を分解する特徴から接着側の性質を変化させてしまうことがありました。

安定した効果を持続して発揮する製品が生まれにくい光触媒でしたが、そんな中で生まれたのがナノソリューションスカイコート。アモルファス型過酸化チタンを取り入れたことにより、強い接着力が実現。接着面の品質を損なうことなく、様々な箇所に施工できるようになったのが、ナノソリューションスカイコートなのです。

高品質で多用途に使える光触媒コーティング

いかがでしたでしょうか。ナノソリューション株式会社が取り扱う光触媒コーティングは、独自の技術によって活躍の場を大きく拡げました。高い抗菌・消臭効果を持つ光触媒コーティングは、ナノソリューション株式会社の他に各エリアの代理店・特約店でも施工可能です。特殊な機材の準備や面倒な手順を踏むことなく効果が得られることも大きなメリットではないでしょうか。

今回はナノソリューション株式会社が提供する光触媒コーティングについてご紹介しました。

ピースウィンズ・ジャパンの取り組みをご紹介

ピースウィンズ・ジャパン

ピースウィンズ・ジャパンホームページより引用>

ピースウィンズ・ジャパンは、「必要な人々に、必要な支援を」を行動指針として活動している日本発のNGO(非政府組織)です。1996年に設立されて以来、世界36カ国で活動を続けています。

紛争や自然災害があれば、水・テント・食糧などをいち早く現地に届ける取り組みをしています。世界だけでなく、日本の社会問題にも積極的に取り組んできました。

2011年の東日本大震災では、いち早く宮城県を拠点にした緊急支援を行ったことでも知られています。「海外人道支援」や「災害支援」、「保護犬事業」、「地域再生事業」を活動の4つの柱にしてきました。

今後もピースウィンズ・ジャパンは、ソーシャルイノベーション・プラットフォームとして社会課題の解決に真正面から取り組むことでしょう。

ピースウィンズ・ジャパンの取り組みとは

ピースウィンズ・ジャパンホームページより引用>

ピースウィンズ・ジャパンは国内外で様々な取り組みをしていますが、今回は福祉の分野での取り組みについてご紹介していきます。ピースウィンズ・ジャパンでは、福祉施設向けに新型コロナウイルス対策のサポートを行ってきました。

個別相談会

ピースウィンズ・ジャパンでは、福祉施設を対象とした個別相談会を数多く実施してきました。個別相談会では、コロナ対策に詳しい大江医師が介護施設の状況を聞きながら、オーダーメイドで解決策の提案をしてきました。

一口に介護施設のコロナ対策といっても、利用者の活動の様子や建物の構造などで異なるものです。個別相談会で悩みが解決されたという施設も少なくありません。

AIチャットボット(自動返答システム)の活用

AIチャットボット(自動返答システム)を活用したピースウィンズ・ジャパンの取り組みとは、新型コロナウイルス対策についての疑問や質問をキーワードで選択したり、入力したりすることで答えてくれるというものです。

ピースウィンズ・ジャパンでは、災害人道医療支援会(HuMA)と協力してオンライン研修会を開いてきました。その際に多かった質問や相談、PWJ医師が良いと判断したウェブ記事、資料などの情報などがまとめられていました。

AIが質問に対する最適な回答を表示するので、慌ただしい福祉の現場でも大いに役立ちました。利用は2021年10月31日で終了しましたが、多くの施設で役立てられてきました。

感染予防物資提供支援

ピースウィンズ・ジャパンは、高齢者施設に積極的に感染予防物資提供支援を行っています。感染者の多い都心部を中心に1100以上の高齢者施設にマスクやビニールガウンや手袋などを提供してきました。

ピースウィンズ・ジャパンが物資の提供を始めた際は、ビニールガウンやプラスチック手袋は品薄状態が続いていました。そのため施設職員は不安を抱えたまま、介護を続けていました。

高齢者は重症化しやすく、対応に困っていた施設もあったことでしょう。ピースウィンズ・ジャパンの感染予防物資提供支援によって、多くの命が救われたと考えられます。

まとめ

高齢者施設では、感染症の流行には特に気を付けなければなりません。しかしどのように対策をすればいいのかは個々の介護施設によって異なるものです。質問したいと考えていても、機会がなかったり、多忙だったりと断念していた施設もあることでしょう。

そんな中でピースウィンズ・ジャパンの取り組みは、介護施設の大きな支えになったと考えられます。物資の提供や個別の相談会など、施設が本当に必要としていた支援を提供したのではないでしょうか。

今後もピースウィンズ・ジャパンの取り組みに注目したいと思います。

三重化学工業株式会社の「メディアン」をご紹介

三重化学工業株式会社

三重化学工業株式会社ホームページより引用>

三重化学工業株式会社は、昭和31年11月に誕生した企業です。防寒手袋の作業用手袋「ミエローブ」や保冷剤「スノーパック」、保冷具を3つの核となる事業にしています。

2017年には、4つ目の核となる事業医療機器ブランド「メディアン」を立ち上げました。令和2年に中小企業庁「はばたく中小企業・小規模事業者300社」2020、令和4年 三重のおもてなし経営企業選にも輝いています。

経営理念には「社員の幸せ」を掲げていて、しなやかな会社経営を心掛けています。今後も魅力的な商品を世に送り続けてくれることでしょう。

三重化学工業株式会社の「メディアン」とは

三重化学工業株式会社ホームページより引用>

三重化学工業株式会社の「メディアン」とは、三重化学工業株式会社の医療機器ブランドです。三重化学工業株式会社は長年医療機器分野への進出を考えていました。

「メディアン」では現場の看護師の声や整骨院と共同で開発した商品を数多く取り扱っています。さらに三重化学工業株式会社の長年培ってきたジェルの技術は、医療・看護・介護分野への応用が期待されています。

「メディアン」の「ホットパック-mie [一般医療機器]」

ホットパック-mie [一般医療機器]は、リハビリに使える温熱パックです。長年続く痛みや筋肉の緊張などに効果が期待できます。ホットパック-mie [一般医療機器]は身体に沿って貼ることができ、ほどよい温かさが感じられます。

血行改善や局所の浮腫の悩みなどに治療の適応症例があります。さらに長く使った後もフィルム物性変化が多くなく、フィルムに防カビ加工が施されていて長く清潔に使えるでしょう。

使用期間は、1,000時間又は4ヶ月間以内と耐久性があります。リハビリテーション科や介護老人保健施設(老健)でも実際に導入されています。

「メディアン」のバリアホット [一般医療機器]

三重化学工業株式会社ホームページより引用>

バリアホット [一般医療機器]は、タオルウォーマーでホットにする温熱剤です。化学療法を受けた後の痛みや透析時の血管痛の緩和に利用されています。介護老人保健施設(老健)や特別養護老人ホーム(特養)などで利用されています。

バリアホット [一般医療機器]は、透析現場の看護師の声を受けて開発されました。種類は、以下の3です。

  • バリアホット…肘や肩などの利用に便利
  • バリアホット・ハーフ…腕や脚に利用しやすいサイズ
  • バリアホット・ダブル…パック2個入り

それぞれに専用カバーが付いているので、体に固定することも容易です。

くるっとクール[一般医療機器]

三重化学工業株式会社ホームページより引用>

くるっとクール[一般医療機器]は、現場の看護師の声から生まれた三日月形の冷却剤です。熱中症のうつ熱や疼痛の緩解に便利でしょう。使い方は簡単で、冷凍庫で4時間ほど冷却し、専用カバーに入れたくるっとクール[一般医療機器]を患部に当てるだけです。

まとめ

介護現場で働いていると、こんなアイテムがあれば便利なのにと思うことがあります。三重化学工業株式会社の「メディアン」では、現場の声を活かした商品を数多く生み出しています。

今回ご紹介したホットパック-mie [一般医療機器]やバリアホット [一般医療機器]など以外にも、三重化学工業株式会社の「メディアン」には魅力的な商品が展開しています。

介護老人保健施設(老健)や特別養護老人ホーム(特養)の関係者で気になったという方は、ぜひ現場で導入してみるといいでしょう。今後も魅力的な商品が、三重化学工業株式会社から登場することに期待したいと思います。