【チェアー浴槽の価格(値段)と評判】座位保持ができる方向け

【チェアー浴槽の価格(値段)と評判】座位保持ができる方向け

2021年2月18日
この記事の監修者
斉藤 正行
一般社団法人全国介護事業者連盟 理事長

1978年に奈良県生駒市で生まれる。大学卒業後、コンサルティング会社に入社。その後、介護業界に転身。老人ホーム会社の取締役運営事業本部長などを経て、2013年8月に株式会社日本介護ベンチャーコンサルティンググループを設立。2018年6月に一般社団法人全国介護事業者連盟の設立に参画、2020年6月に理事長に就任。この他、介護団体・法人の要職等を兼任し、介護業界の発展に心血を注いでいる。

今回は、「介護施設向けチェアー(車椅子)浴槽のおすすめ比較」をご紹介します。

福祉用具のプロ
福祉用具のプロ
チェアー浴槽は要介護3~4の利用者におすすめです。各製品の長所と短所を参考にしながら、導入に向けて検討してみてください。

 

 

介護施設向けチェアー(車椅子)浴槽の価格(値段)と評判

1)アマノ【フェアウィンド】

【引用】:株式会社アマノ ホームページ

長所
  • 浴槽の高さが約94cmですので、介助者もラクな姿勢で介助を行えます。
  • 専用のシャワーチェアーは、4段階の入浴角度を設定することが可能。最適なリクライニング姿勢でゆっくり入浴ができます。
  • 独自のディスクフィルターが、全量&ワンウェイろ過を可能に。お湯は全て殺菌・ろ過されるため、常に清潔なお湯で入浴できます。
短所
  • 2021年12月廃盤予定
定価
  • 浴槽 8,900,000円(税別)
  • シャワーチェアー 1,800,000円(税別)

2)アマノ【シャトル】

【引用】:株式会社アマノ ホームページ

施設 老健・サ付・有料・小規模・デイ
長所
  • 浴槽外形の長さ169cm・幅85.2cmとコンパクトですが、脚を伸ばしてゆっくり入浴が可能。ご自宅のお風呂のような感覚です。
  • 浴槽に扉の設置がないことで、さまざまな方向から浴槽へのアプローチが可能に。浴室が狭い施設での利便性が高いです。
  • 毎回、新しいお湯で入浴できる「新湯タイプ」と、節水・節約型の「ろ過タイプ」があり、各施設の規模やニーズに合わせて選択できます。
短所
  • 拘縮がある利用者は入浴に制限が出ることがある。
  • お湯が抜けるまで扉が開かない。
  • タンク⇔浴槽とお湯の移動時間がかかる(約1分)。
  • 背もたれ部分が大きい為洗体しにくい。
定価
  • 浴槽(新湯タイプ) 4,350,000円(税別)
  • 浴槽(ろ過タイプ) 5,550,000円(税別)
  • シャワーチェアー  1,800,000円(税別)

シャトルの口コミとは?

【総合満足度】★★★★★

車いすを入れるときに、そのままお風呂に入れていたことがかなり大変だったのでかなり楽になりました。お湯ももったいなくなく、節水になることも良いです。気泡も出来るので、ご利用者様も気持ちよく入浴することが出来ることが良いです。

【総合満足度】★★★★★

メリット 「楽である「何かあった時にすぐに助けてくれる人がいるので安心する」「不安がなく安心することが多い」

デメリット「自由自在に動かすことができないので限られている」「少し手間がかかってしまうところで恥ずかしい気持ちが少しある」

【総合満足度】★★★★☆

自分が担当をしている患者さんですが、ほんとうに暴れることなどが多くそれでいて、風呂に入れることも本当に苦労をしたのですが、こちらの高さ調整のおかげで、そういたことも以前よりは容易にできるようになったので自分としてはよかったです!

【総合満足度】★★★★☆

移乗が楽。私の勤めていた会社では、利用者さんがお風呂の中で、便をされることが多く、一日に3回くらいお湯の入れ替えを行っている。前使っていた商品は、お湯の入れ替えにとても時間がかかっていたため、シャワーを2つ引っ張ってきてお湯を入れていた。でも、今のお風呂にしてから、前のお風呂より、3分くらい早くお湯がたまった。

【総合満足度】★★★★☆

アマノのコンパクトタイプのシャトルを使用しています。 完全に寝たままのものでも、座浴だけのものでもなく、その中間のものになるため、フロアに1台あれば浴室の移動も少なく、かなり便利だと思います。デメリットはなし。

 

 

【総合満足度】★★★★☆

チェアーのままお風呂に入れることができるので楽です。 利用者様のをお風呂に入れる時にお湯の量が調節できるので利用者を安全にお風呂に入れることができる。 利用者様が動いたり姿勢が保てない人はずり落ちてしまうのでとても危ないので見守りが必要なので、確実に安全ではない。

【総合満足度】★★★★☆

かなりコンパクトサイズなので、浴室が狭い施設でもかなり使いやすく、便利だと思います。足を伸ばした状態で入浴姿勢を保つことができるので、自宅のお風呂のようにゆったりできます。座れない人には少し負担がかかると思います。

【総合満足度】★★★★☆

座りながらお風呂に設置入浴が出来る座位入浴が出来、ホールド性もがっちりして、毎回新しいお湯で入浴が可能。入浴介助もしやすく、音も静かで柔らかな気泡も出るので、身体もじんわり温まり、入所者にも好評です。

【総合満足度】★★★★☆

メリットとしては、チルト機能が付いているので、背骨が曲がった人や、座ってお風呂に入れない人などが、楽な体制でお風呂に入ることができる。
一方、デメリットとして、膝関節が伸びたまま関節が固まってしまった人にとっては足が伸ばせず入浴できない。

【総合満足度】★★★☆☆

アマノのシャトルを施設で使用しましたが、非常にコンパクト式です。フラットにならないですが、リクライニング式になります。デメリットとしては個人的に少々重く感じました。操作に慣れるまで時間がかかると思います。

 

 

3)酒井医療【カトレア】

【引用】:酒井医療株式会社 ホームページ

施設 老健・サ付・有料・デイ
長所
  • 入浴用車椅子は、フルリクライニング機能を搭載。洗身が行いやすく、臀部洗身も1人で行えます。
  • 利用者さんと介助者が対面で浴槽に進入できる方式。利用者さんの状態を確認しながら安全に介助できます。
  • お1人おひとりごとに新しいお湯を供給する100%新湯方式を採用。全ての利用者さんが気持ちよく入浴できます。
短所
  • 1人ごとのお湯を使用するため、ランニングコストが高くなる。
  • 緊急時に利用者を退浴するのに時間がかかる。
  • 浴槽内、タンク内の清掃で困難な為、不衛生になりがち。
定価
  • 浴槽 4,850,000円〜(税別)
  • 入浴用車椅子(チルト&フルリクライニング式) 1,300,000円〜(税別)
  • 入浴用車椅子(チルト式) 1,100,000円〜(税別)

 

 

4)酒井医療【ライラックプラス】

【引用】:酒井医療株式会社 ホームページ

施設 特養・老健・デイ
長所
  • 上下一体構造の入浴用車椅子により、浴槽へのアプローチがスムーズに行えます。
  • 姿勢を安定させるチルト機能を搭載。臀部にかかる体圧を背中に分散でき、利用者さんがラクに入浴できます。
  • 浴槽内の足元の空間に広さを確保したことで、大柄な方や脚を曲げることが困難な方、重度な方もゆったりと入浴できます。
短所
  • 自動で扉が閉まる為、利用者の手や足を挟み込む場合がある。
  • 浴槽内、タンク内の清掃が困難な為、不衛生になりがち。
  • 介助者による扉部分は日々のメンテナンスが必要(グリス添付作業)。
定価
  • 浴槽 9,500,000円〜(税別)
  • 入浴用車椅子(チルト&リクライニング式) 1,400,000円〜(税別)
  • 入浴用車椅子(チルト式) 1,100,000円〜(税別)

ライラックプラスの口コミとは?

【総合満足度】★★★★★

介助者と利用者様が向かい合う事で表情から状況を確認できる為、会話をしながら安全な入浴が可能です。入浴用車イスは「チルト式」とフルリクライニング機能をつけた「チルト&リクライニング式」の2種類から選択可能なので、ポジション設定により利用者様に合った最適な入浴姿勢を取れます。

【総合満足度】★★★☆☆

メリット:お湯がかけ流しのため、衛生的に入ることが可能である点。お湯のたまりも早く、業務が早く進む。 デメリット:センサーが至るところにあり、少しの不具合で扉が開かないなどのトラブルが多発する。ブレーカーでしか、主電源を切ることが出来ない構造となっており、当施設は電気室が離れたところにあるため、主電源を落とせない。

【総合満足度】★★★☆☆

体を洗ってからそのまま入浴できるのは好評です。またお湯が下から上がって来るのも好評です。浴槽に入ってからお湯が溜まるまでに少し時間が掛かります。また浴槽に入る為に人を乗せて浴槽にセットするまでに重たさを感じます。

 

 

5)オージー技研【アダージオ】

【引用】:オージー技研株式会社 ホームページ

施設 老健・有料・小規模・デイ
長所
  • 利用者さんを搬送車に乗せたまま浴槽本体にドッキングさせる設計になっており、介助者の体への負担を軽減できます。
  • 搬送車は、利用者さんの介護度に合わせて2種類あるので、利用者さんの身体状況の変化に伴う浴槽本体の変更は不要です。
  • 浴槽内寸法179.5cmと、つま先まで伸ばせる広々とした浴槽ですので、どなたでも伸び伸びリラックスして入浴できます。
短所
  • 非対面式入浴の為利用者の足先、表情が見えない為、アプローチに工夫が必要。
  • ろ過フィルターは交換式の為、ランニングコストが必要。
  • 貯湯タンクが一体型の為、タンク内清掃ができずに不衛生。
定価
  • 浴槽 10,200,000円(税別)
  • 搬送車(座位タイプ) 1,900,000円(税別)
  • 搬送車(長座位タイプ) 2,200,000円(税別)

アダージオの口コミとは?

【総合満足度】★★★★☆

お風呂場が広いのは良いが、動く範囲が多くて大変だった。個浴にしても、ユニットによっても違うので、お湯えお入れる速さや大きさ、設計の仕方が違ったりしたので、手伝いに行ったりするときが大変だった。機械浴は、男性でも十分に入れる長さなのが良かった。

【総合満足度】★★★★☆

メリットは、病室から浴室まで車いすに座ったまま行くことができ、その車椅子で浴槽の中に運びこまれるので楽に入浴することができることです。デメリットは身体を洗った後車椅子に座ったままなのでお尻などタオルで拭きずらいことです。

【総合満足度】★★★☆☆

メリットはストレッチャーへの移乗がしやすいこと、 また、浴槽の深さも高さもちょうどよく、介護しやすい。 デメリットは介護をする上では特にないが 清掃面において、浴槽の下に入り込んだゴミや排泄物を落としにくい。

【総合満足度】★★★☆☆

使い勝手は良いと思います。障害のある方への入浴介助もスムーズにできるので安心です。ただデメリットとしては掃除がめんどくさいです。利用者の入れ替え毎に軽い掃除をしているのですが、外したりしての清掃がなかなか面倒なので、簡単な方法を開発してほしい。簡易取り外しだったり。

【総合満足度】★★★☆☆

メリットは、背もたれのみや体全体に調整が段階的に行えることと、手すりも部品をひっぱるだけで簡単に外せるので楽なこと。
デメリットは、入浴時にタイヤのレールの部分と椅子の部分が外れ入浴するのですが、入浴後部品がうまくはまらず片方のレール部分だけうまくはまらないことがたまにおきること。なので入浴椅子自体が斜めになっていたりすることがあるので故障注意が必要なこと。体全体や背もたれ部分を下げるときに、体格のいい方・体重のある方だと勢いよく下がってしまうので介護者の使い方が悪い場合や支えられない場合そのまま後ろに倒れてけがをする可能性があること。入浴時足し湯をする際は、利用者の右斜め前の蛇口から出てくるため熱い湯を手で触れることができてしまうこと。

【総合満足度】★★★☆☆

一回一回、お湯を変えてるのか、体を洗っている間(十五分ぐらい)でたまって私の場合ちょうどよいのだが、自分で歩けて洗体できるなら「せっかく温まってきたのに」とおしかりもあるかと思います。確かに水量が多く、ストレッチャーでは沈んでしまいます。

 

 

【総合満足度】★★★☆☆

【メリット】
①搬送車で滑るように入れるので、介護負担軽減になり移乗回数が減ることにより腰痛予防対策にもなっている。
②お湯の高さが調整できるので背の低い方や、体の傾きのある方などの対応がしやすい。

【デメリット】
①一度お湯が入り始めると急な温度変化に対応しずらいので、利用者の方によりますが、好みの温度で入浴させることがやや難しいと感じる。
②一人が入り、次の人が入浴するときお湯を入れると前の方の皮脂汚れかわかりませんが、かなり浮いているように見受けられるため、お湯の清潔保持がきちんとできているのか疑問。

【総合満足度】★★★★☆

確認が取れて事故も無くなるので、お互いに注意深く見れるだろうと思います。仰向けに向けれるのでいいなと思ってます。デメリットは手を挟みやすく、危険かなと思ったのと安全性というよりも耐久性があるかないか、やや不安です。

【総合満足度】★★★★☆

大変良いとおもいます。浴槽は広々としていますし車椅子みたいな物に浴槽が合体出来るものなのでかなり仕事が楽になりました。ただ背中を洗うとき物凄くやりにくいですね。あとは、浴槽を使い終わった後の掃除が結構、時間がかかり大変な所が嫌ですね。

【総合満足度】★★★☆☆

寝たきりの利用者さんを入浴する際に、ティルト式の車いすから移乗などしたときにフラットな状態で移乗できないのが苦しい。またチェアに乗せたあとに浴槽にお湯が貯まるまでに時間がかかるので利用している人が寒い思いをしているのを見ると微妙です。

 

 

【総合満足度】★★★☆☆

高さの調整ができるのは利点だと思うが機械で上げ下げするため、ものを下に置いていると危険。また上げ下げに時間がかかるため、利用者が溺れかけた場合すぐに利用者を救い出すことだできない点などがデメリットにあたると思う。

【総合満足度】★★★☆☆

やはりなんといってもデザインが良くどのような場面でも使うことができそうなためです。

【総合満足度】★★☆☆☆

寝たきりの利用者さんを入浴する際に、ティルト式の車いすから移乗などしたときにフラットな状態で移乗できないのが苦しい。またチェアに乗せたあとに浴槽にお湯が貯まるまでに時間がかかるので利用している人が寒い思いをしているのを見ると微妙です。

【総合満足度】★★☆☆☆

座椅子を使って、機械で浴槽に入れて簡単です。デメリットとして、入浴中に排泄されてしまう方もいたので、不衛生だと思いました。シャワー中にも排泄してしまう方も結構いました。そのまま、排水溝に流してました。衛生管理としてどうかな?と思いました。改善策があればよいかと思いました。

 

 

6)オージー技研【トゥッティ】

【引用】オージー技研株式会社 ホームページ

施設 老健・サ付・有料・小規模・デイ
長所
  • チェアー浴浴槽の中では最もコンパクトな設計。3m×3.5mのユニット型浴室でも設置が可能です。
  • 搬送車は、人間工学に基づいた独自のバランスチルトを採用。利用者さんの体重に関係なく、女性の介助者でも操作がラクに行えます。
  • 浴槽本体は、「新湯式」と「循環式」があり、施設のニーズに合わせることができます。
短所(循環式)
  • 拘縮がある利用者は、入浴に制限が出ることがある。
  • お湯が抜けるまで扉が開かない。
  • タンク⇔浴槽とお湯の移動時間がかかる(約1分)。
  • 背もたれ部分が大きい為、洗体しにくい。
  • ろ過フィルターの交換が必要
短所(新湯式)
  • 拘縮がある利用者は、入浴に制限が出ることがある。
  • お湯が抜けるまで扉が開かない。
  • 背もたれ部分が大きい為洗体しにくい。
定価
  • 浴槽  6,700,000円〜(税別)
  • 搬送車 2,000,000円(税別)

 

 

介護施設でのチェアー(車椅子)浴槽の選び方とは?

大前提として、チェアー(車椅子)浴槽に向いているのは、座ることはできるが立つことは補助があっても難しい方、座ることはできるが立ち上がっての動作に補助を必要とする方です。

  • 施設の利用者さんすべての体格において、入浴が可能な浴槽サイズであること
  • チェアー浴の場合、浴槽本体にチェアー(搬送車)ごと進入するケースが多いので、女性の介助者でも安易に介助できるチェアー(搬送車)であること
  • チェアー浴槽になると価格が高額なものが増えてくるので、利用者さんの身体状況の変化にも対応が可能な、なるべく変更しなくても済むこと

以上のことに留意して選んでみましょう!