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介護施設向けミスト浴槽の価格
定価 | 550万円~700万円 |
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実売価格相場 | 350万円~420万円 |
ミスト浴槽は定価で550万円~700万円になっているので、本体価格の相場で400万円~550万円程度になります。別途工事が必要な場合等はさらに値段が上がります。
介護施設向けミスト浴槽メーカーのおすすめ
1)アマノ【エチュード】
【引用】株式会社アマノ ホームページ
施設 | 特養・老健・サ付・有料・小規模・デイ・障がい者 |
長所 |
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定価 |
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エチュードの価格や評判は?
うちの施設は入居者様20人しかいない位の規模だったが、入居者様みんなの長さと深さにすごく合っていたし、私は身長が低いほうですが介助もしやすくて車椅子からの移動もスムーズにすることが出来たのでよかったです。
専用のチェアーに座ったままで入浴できるので介護側のふたんをかなり減らすことができます。ミスト浴のような感じなのでお湯に浸かるよりも芯からポカポカあったまる感じがするとの声を聞きます。プライバシーにも配慮されています。
アマノの機材を使っています。元々、医療機器が専門だけあってメリットとしては安全対策がされている印象を受けます。デメリットとして感じるのが重厚感があるというか、物々しさを感じます。利用者からの評価は高いので、アマノの製品を使い続けようとは思ってます。
基本的に患者の入浴や洗いは機械がおこなってくれるので、自分としては労力がほんとうになくなったので、体力の温存や別の仕事に打ち込むことができるようになり、全体的には効率が良くなったのではないかと思っております。
寝たきりの方にも使えて誰にでもご利用することが出来ます。お風呂のお湯の高さも調節が出来てお湯も新しく加えられるので、また温めてくれやすいのもいいです。デメリットは一人で介助するときにベルトを触って外してしまうときもあるので注意が必要です。
シャワーチェアに乗ってそのまま入れ、肩までつかれるので良いと思う。ただ、冬場は最初ミストだからか、寒く感じさせてしまい、浴室自体の温度をあげておかないと寒いとの声が。そのため、介助する方は終わりがけには汗だくになります。形状上仕方ないですが、少し圧迫感がある(密閉感がある)ため、人によってはあまり受け付けない様子。
身体全体がポカポカ温まります。利用者様からも、お風呂上がりも湯冷めしにくいので嬉しい、と好評です。ミストノズルが22ヶ所あるのが湯冷めしにくい特徴、効果が出ています。値段は高めですが、一台あると便利です。
足先から肩まで全身をあたためることができるので良い。車椅子のまま入れることができるので入浴介助が簡単。省エネなのでコストパフォーマンスが良い。入浴準備もスイッチを押すだけで簡単なので良い。効率的に温熱効果を得られる。
施設で利用している分お風呂にかかる時間を自分自身の時間に当てることができるのでその部分は感謝しています。私がお風呂に入れるよりもプロの方が入れていただけると私が入れるよりも気持ちよさそうなので利用して安心しています。
メリット…ちょうど良い深さなので、お湯の入れ替えにさほど時間がかからないところ。利用者の方の協力があると入浴介助が安楽に行えるところ。
デメリット…以前利用者の方が入浴中に滑ってしまったことがあるところ。
足の先から肩までの範囲で良く温まります。ミストのシャワーで入浴気分が味わえます。ノズルがたくさんあるので身体全体にお湯がかかり暖かさ抜群です。ただお湯に浸かるという感覚ではないのでイマイチ満足できないです。
お風呂の温度の調節が簡単かつ色々なセットプランが有り、老人に優しい制度と管理設定になっている。1人でも大丈夫とまではいかないかもしれないが、誰かと住んでいればサポートが本当にしやすい設計になっている。
お湯の入れ替えの時間を設定できたり、保温機能があると便利で助かります。お風呂までの誘導に時間がかかると設定温度が1度でも下がってると入らない!と言い出す利用者さんもいらっしゃるので。自動洗浄機能があると、いいのになぁと思います。
2)酒井医療【PAO】
【引用】酒井医療株式会社 ホームページ
施設 | 特養・老健・サ付・有料 |
長所 |
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定価 |
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PAOの口コミは?
ユニバス利用では、椅子が昇降タイプのため足が上がらない方でもスムーズに入浴可能です。さらにチェアータイプもあるため歩く事が困難な方は座ったまま入浴が可能。
デメリットとして一回一回お湯を溜め直す為流れ作業のように入浴介助行う場合は、お湯がいっぱいになるのに時間がかかり、利用者に不満を与えてしまう場合もある。パオでは、カーテンが付いているため利用者が寒くないように工夫されている。デメリットとしてバッテリーを充電しないといけなく忘れると寝台が昇降できなくなってしまう。
メリット:ストレッチャーに乗せたまま頭や体を洗う事ができ、そのままドーム型のミスト浴へ入れる事が出来るのでスムーズな入浴が出来る。ストレッチャーに乗せたままなので、浴室内の移動中に床で滑ったり、利用者が急な発作などで倒れこんだりしても床で体を打ったりする事がほぼない。
ストレッチャーの高さ調整が可能なので職員が立ったまま入浴介助ができ腰を痛めにくい。ミスト浴中、時間経過がパネルに表示されているので入れ過ぎるという事がない。ミスト浴なのでミスト浴機の中で利用者が排泄行為をしてしまってもすぐに片づける事ができ、お湯の入れ替えなどが不要。
デメリット:利用者が自分で洗髪など出来るレベルの場合、ストレッチャー上でそれら(洗髪、洗体)をする為に固定用ベルトを外しておかねばならないので注意が必要になる。ストレッチャーからベッドや車いすに移動する際に利用者の体をよく拭くなどして水気を取っておかないと滑って危ない事がある。
ベッドへの移動時は利用者の体の下に大判のタオルを敷いて複数人で移動させたり、スライディングボードを活用した方が安心できる。
3)オージー技研【セレーノ】
【引用】オージー技研株式会社 ホームページ
施設 | 特養・老健・サ付・有料・小規模・デイ |
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定価 |
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セレーノの口コミは?
メリット)コンパクトに設計してあるため浴室スペースが有効に活用できます。ミスト浴なので体への負担が少ない。
デメリット)ミスト浴なので浴室内をしっかりう体を温めるためには時間がかかります。また浴室内を事前にしっかり温める必要があります。
メリットとしてはご利用者様の入浴するときに職員の負担が特に腰の負担が軽減できることが大変いいことだと思いますし、その分入浴されるご利用者様が安心して気持ちよく入浴ができることです。逆にデメリットは入浴するスペースが少し狭いので出入りが少し大変であることです。
通常の利用者に比べ機械浴の利用者の介護負担の度合いが同しても大きくなり洗いの残しや入浴時間の短さが大き見られているそのため入浴機械の進歩が遅々としてr進まないことが介護職員の離職率が少なからずあるのではないかと思われます。
全介助の利用者さんだと楽に入浴できる。ただ、全介助の機械浴は利用者さんやご家族さんの満足度はイマイチな感触をうけてしまう。一部介助もしくは全介助まではいかない利用者さんだと、無理に機械浴も出来ないので、毎回ヒヤヒヤしてしまう。
利用者さんによって当たり前だがカラダの大きさが異なるのでその都度調整が必要になってくるのが苦労した部分で逆に若い利用者さんによっては自力入浴出来る方もいらっしゃるので見守りのみで介助の必要性がないので助かっている。入浴自体を嫌がる利用者さんもいらっしゃるのでそこは職員としての腕の見せ所であると思っています。
お風呂の高さを調節できるので、入浴介助がとても簡単にできます。利用者がゆっくりとつかれる湯舟なので、とても快適に過ごしてもらえます。価格もとても安いので、満足しています。ほかの商品と比べても 使いやすいところがいいです。
大柄な方、身長190㎝/体重135kgでも介護しやすい反面、かなりの高額商品となり、施設に2台のみの購入となってしまったこと。体験時に乗りましたが、大柄な自分でも入浴しやすいかなーっていう感じでした。利用者様からも、安心して入れるなどという言葉をいただけるときがある。
お風呂のお湯を調整できたり、高さも調整できたりするので、ご利用者様の体格に合わせて入浴介助ができるのでとても助かっています。
ただ、一度お湯を抜いてまた入れなおすってなると少し時間が掛かってしまうので、そこがちょっと残念です。
利用者からは評判がいいです。消毒に手間がかかりますが、日々の手入れをきちんとしておけば問題ない様子です。介護職員からは、介助しやすいとの声があがっております。介助者、介護される側両者にとっていい印象。
お風呂の、高さを調整できるのは、すごく満足しました。お年寄りでも、安全に入れるので、満足です。お風呂の床も、クッション材などで、安全性に優れていると思いました。ただ、お湯の入れ替えには、時間がかかるので、不満です。
結局大きいものなのでスロアに1台だけ。なので連続して入浴するときは足し湯で垢などを浮き上がらせて除去することしかできない。なんだか衛生的でないし自分が入浴者だったら嫌だなと思うことがある。介護者からみたら機能的には充分だが。
介護施設でのミスト浴槽の選び方とは?
大前提として、ミスト浴槽に向いているのは、体を起こすことが難しい方、座ったまま体を洗うことが難しい方、座ることはできるが立つことは補助があっても難しい方です。
- 寝たまま入浴するタイプは、利用者さんの自尊心を傷つけることもあるので、その点を念頭におく
- 介助するスペースをできるだけ確保することで介助者がスムーズに行えるので、ミスト浴槽にドッキングできる方向が、多方面のものを選ぶと利便性が高くなる
- 利用者さんが気持ちよく入浴できるとともに、浴槽を長持ちさせるために、浴槽内の清掃が簡易に行えるタイプのものを選択する
以上のことに留意しましょう。ミスト浴槽の数は少ないので、施設管理者はミスト浴槽を検討する際、より多くのメーカーや販売店から情報を得て検討してください。フクロウ介護では一度のお問い合わせで複数メーカーの情報を得ていただけるようご案内をしておりますので、ご活用ください。
地方の福祉用具販売店に勤務する、唯一の女性営業マン。施設の管理者さんと仲良くなるべく、麻雀にゴルフにバス釣りまで何でもこなす。本当の趣味は居酒屋めぐりだが、現在はコロナ禍の影響で自粛を強いられており、家のソファでマッコリを片手に韓ドラ鑑賞が唯一の楽しみ。