本記事は、アフィリエイトプロモーションを含みます。また、本記事内でユーザーアンケートの一部を掲載しております。
目次
【歯ブラシ選び】高齢者の歯磨き介助でお悩みの方へ
入浴介助や食事介助と並んで、高齢者の歯磨き介助は忍耐が求められる仕事です。「他人に口周りを触られたくない」「入れ歯を取りたくない」と拒絶する方も少なくないそうです。
また、認知症かつ腕力の強い男性への歯磨き介助を『凶暴なドーベルマンを歯磨きする感じ』と例えられる介護士さんもいらっしゃいました。
その方が実際にドーベルマンの歯磨きをされた経験はないでしょうが、「できれば、やりたくない仕事のひとつ」ではないでしょうか。
厚労省が出している資料においても【要介護者高齢者の口腔ケア】として、口腔ケアの重要性が書かれています。口の中の健康状態が損なわれると、虫歯や歯茎の炎症が脳に及んで認知症を引き起こす要因になると示されており、介護の現場には一層の対応が求められます。
口腔ケア加算とってないから歯磨きなんてさせなくていい、うがいだけさせればいい、と言っていた先輩が退職したので改めて見直し。よく熱発、肺炎繰り返す利用者さんの口の中見たら汚れがびっしり!原因これじゃない?早速歯磨き介助して職員みんなに周知してもらった。
— みー@施設ケアマネ&看護師&相談員 (@ns_miichan) April 3, 2021
しかし、要介護状態の高齢者は自力での歯磨きが困難なために、口腔ケアは健康な方と比べて一層の困難を伴います。
そこで介助者の方に『高齢者の歯磨き介助についてのアンケート』を実施して、いかに歯磨き介助がストレスを伴うかを調べました。
【口コミ】高齢者の歯磨き介助で困ったこと
ここでは高齢者の歯磨き介助で困った事例をご紹介します。一概に「高齢者」と言っても、一人ひとり異なるご事情をお持ちですので、ここでは以下の5タイプに分けてみました。
- 認知症の方
- 入れ歯の方
- 口を開けてくれない方
- 歯磨き粉を嫌がる方
- うがいが苦手な方
1年間歯を磨いてない方が、歯磨き介助中に盛大にくしゃみをされ、それを全身に浴びました…
マスクはしていたものの目は保護しておらず、咄嗟に目は瞑ったとは思いますが粘膜に飛沫が飛んでないか心配…
すぐ目を洗ったけど、目が痛い気がしてきた…😭
— 正看ちゃん@元コロナ病棟勤務 (@coronerse) January 20, 2021
1.認知症の方の歯磨き介助
【口コミ①】
認知症の人に対しての歯磨き介助で困ることが多いです。食事でもそうなのですが、食事や歯磨きを認識出来ずに起こります。口に入れる前から開けてくれないとそもそも歯ブラシを口に入れられないし、特に困るのが、口に入れた後に口を開けてくれなくてどうしようもないということです。また、歯磨きの認識がなければ、歯磨きした菌等をそのまま飲み込んでしまうので、誤嚥のリスクも高くなってしまいます。 (特別養護老人ホーム:介護士)
【口コミ②】
拒否をされ叩かれたりひっかかれたりする。暴言を吐かれたりする。歯磨きをしたくない気持ちもわかるけど口腔ケアはとても大事。特に歯科衛生士の立場で訪問しているので難しい方こそきちんと対応しないといけないしほかの職員さんからも見られているので気まずい。 (有料老人ホーム:歯科衛生士)
【口コミ③】
認知症の利用者様は口腔ケアに対して拒否が見られる場合が多く、拒否により介護者の指を噛むといった行為も見られます。また拘縮によりうまく口が開けない方もいらっしゃいます。奥歯の汚れをかき出すことが大変なときもしばしばあります。 (介護老人保健施設:介護士)
【口コミ④】
認知症ので方なので歯磨きをなかなか分かってもらえず、声かけをしながら歯磨き誘導をしています。口を開けなかったり歯ブラシを強く噛んで動かないようにしたりする方もいるので、歯磨き介助は苦痛です。他の人もいるのでさっと終わらせたいです。 (特別養護老人ホーム:介護士)
2.入れ歯の方の歯磨き介助
【口コミ①】
歯周病がひどくて歯ブラシを入れるとすぐに歯茎から出血してしまいます。しかし部分入れ歯でその支柱になる歯はあるのでそれはブラシで磨かないといけません。その歯まで抜けてしまうと入れ歯がはまらなくなってしまいます。認知症はあるものの口は開けてくれるのですが、血が出てしまってもその歯を磨くべきか、スポンジブラシだけにするかで迷ってしまっています。 (特別養護老人ホーム:介護士)
【口コミ②】
家族の理解が難しく、歯肉が下がりほとんどの歯が神経までむき出しになっているのにも関わらず受診をしてくれない家族、入れ歯を詰まらせたこと、認知症の人が差し歯を引っこ抜いて血が止まらなくなり救急で搬送されたこと。 (特別養護老人ホーム:介護士)
【口コミ③】
半分以上は入れ歯なので入れ歯洗浄で済むのですが、奥の歯が残っているので、大きい口を開ける事を嫌がって中々上手くいきません。すぐにえずいて、文句をタラタラと言うので困っています。実際はきちんと磨く事が全く出来ていません。 (介護老人保健施設:介護士)
【口コミ④】
入れ歯を使用している患者で、自分の歯が少ない上に、ぐらついている歯がある場合。歯が抜けてしまわないように歯磨きの介助を行ったが、なかなか口を開けてくれず、さらに、すぐに口を閉じてしまうので介助の時に、とても困りました。 (特別養護老人ホーム:介護士)
3.口を開けてくれない方
【口コミ①】
歯磨きが終わった後のうがいをなかなかキレイにできないこととしっかり口を開けてする事ができないので介助といった面では非常に困っている。うがいをしっかりできないと菌などが口の中から身体に入っていく可能性があるため苦慮します。 (特別養護老人ホーム:介護士)
【口コミ②】
なかなか素直に口を開けてくれない、開いても少ししか開かず奥歯が見えない、あまり強く磨くと痛がるし血が出てくる、ブリッジが多くてフロスをやるところが多すぎる、頭を固定してくれないので支えながらやってると急にむせる。 (特別養護老人ホーム:介護士)
【口コミ③】
意思疎通の難しい利用者だと、なかなか口を開けてくれず、場合によっては噛もうとしてきたり、暴れたりすることもある。また、認知症等のない方でも、他人に口の中をいじられるのは好ましく思っておらず、拒否により、うがいだけ等のケアになってしまうことがある。 (有料老人ホーム:介護士)
【口コミ④】
歯磨きをしようとしてもなかなか口を開けていてくれないこと。歯茎から一度血が出ると出血が止まりにくいこと。歯ブラシを噛んだまま離してくれなくなること。うがいがうまくできないこと。はぶらしの清潔が保たれにくいこと。 (介護老人保健施設:介護士)
いかがでしょうか。この記事を読んでくださっている皆さんも「似た経験をしたことがあるなぁ‥」と当時の光景を思い出されると思います。
冒頭でご紹介した『凶暴なドーベルマンの歯磨き』ではありませんが、身の危険を感じながら歯磨き介助しなければならない介護士の方の苦労が良く分かります。
では、上記の問題(認知症の方・入れ歯の方・口を開けてくれない方)をクリアすれば一件落着・・ではありません。高齢者の歯磨き介助には、さらなる難題が横たわっています。
うぁぁぁ…。朝ラジオのニュース聴いてて、目ぇ覚めたわ。
まじで利用者に「三密を避けましょう」とか「マスクをつけましょう」とか無理だからな。みんな好き勝手喋るし、叫ぶし。
その中で歯磨き介助とかしなきゃいけないし、時には噛みつかれるし。
過酷な環境だよなー。
でも私はこの仕事が好き。— カナカナ🍊(そんなばかな) (@kana_mogitate) December 8, 2020
4.歯磨き粉を嫌がる方
【口コミ①】
歯磨き粉を使う事を嫌がるようになりました。スーっとする爽快感が気持ち悪いそうです。その為、最近は子供用の甘い歯磨き粉を使用するようにしています。また長く歯磨きをすることも嫌がり、いつも1分以内で終えてしまうので、どうしたら良いか困っています。 (特別養護老人ホーム:介護士)
【口コミ②】
ブラッシングの際に痛い痛いと言い、なかなか大きく口を開けてくれず磨きにくいのが困ります。歯間ブラシで食べかすを取りたいのですが、力加減が判りにくく血が出たり痛がったりして苦労します。また、歯磨き粉のミント成分を嫌がり歯磨き粉選びに苦労します。 (介護老人保健施設:介護士)
【口コミ③】
食事をとった後、すぐに眠くなり、歯磨きをしたがらないことです。体が弱っていて、食事をとった後にすぐに眠くなるのは分かるのですが、そこで歯磨きをしないで寝てしまいますと、虫歯や歯周病になり、さらには肺炎や心臓病にまでつながるそうです。そのため、寝る前には必ず歯磨きをしなければならないと思うのですが、眠いと言って不機嫌になり、歯磨きをしないことがあり、困ります。 (介護老人保健施設:介護士)
【口コミ④】
口腔ケアの際に口を開けてくれない利用者様と格闘し何とか介護拒否が強く歯ブラシを入れられたとしても今度は歯ブラシを噛んでしまって磨くことが出来ない事がある。 うがいをして吐き出す。とゆう動作を忘れてしまい、歯磨き粉をそのまま飲み込んでしまう。 (特別養護老人ホーム:介護士)
5.うがいが苦手な方
【口コミ①】
うがいが上手くできません。必ずむせてしまいます。たまに、飲んでしまうこともあります。ブクブクやガラガラができないので、口に含んで吐き出すことを繰り返すようにしているので、大変時間がかかり困っています。うがい不要の液体のものは本人が嫌がり使用しません。 (特別養護老人ホーム:介護士)
【口コミ②】
うがいが十分に出来ない方、うがいの水でむせてしまう方などがとても多いです。嚥下機能障害があり、経口摂取が行えない方には、ガーゼやスポンジで汚れを取り除く程度しかやってあげられませんが、きちんと汚れを取り除くことができず困っています。 (介護老人保健施設:介護士)
【口コミ③】
うがいをすることができない患者に対しての悩みです。うがいをすることができない場合は、吸引チューブを用いながらスポンジか歯ブラシのみで磨いています。当然歯磨き粉は使えず、いつもあまりきれいに仕上がった感じがしないのが悩みです。 (病院:介護士)
【口コミ④】
歯磨きが終わった後のうがいをなかなかキレイにできないこととしっかり口を開けてする事ができないので介助といった面では非常に困っている。うがいをしっかりできないと菌などが口の中から身体に入っていく可能性があるため苦慮します。 (介護老人保健施設:介護士)
高齢者の歯磨き介助では、歯磨き粉選びやうがいでも困難がある様子です。特にうがいはトロミ食の様に水にトロミを加えることもできず、誤嚥を引き起こす可能性もあるのでヒヤリハットが生じかねません。
このように、口コミからもスタッフの方の緊張が伝わってきます。では、高齢者の歯ブラシがどのような基準で選ばれているかもアンケートを見てみましょう。
何事も定期検診って本当に大事よね コロナ対策してまたこまめに受診しよ😤 歯ブラシも歯磨き粉も買ったし次行ったらフロスとかも買おう 挿管介助してると口腔内ひゃーーーって思う患者さんいるからいつも歯は大事にしようって感じるんだ🤔
— さとみ⚾️🐮🐯 (@nursesatomi) May 15, 2021
【口コミ】歯ブラシ選びで重視すること
ここでは高齢者の歯磨き介助において、歯ブラシ選びで重視することをご紹介します。回答者100人の方に、以下のアンケート(複数回答)を取ってみました。
- デザイン
- 価格
- サイズや毛の硬さ
- 抗菌性
- 機能性(歯磨き粉不要など)
1位.サイズや毛の硬さ【69/100票】
【サイズや毛の硬さに関する口コミ】
基本口を開けてくれないので、大きく口を開けなくても使えるサイズ感のものがほしいです。 濯ぐ行為による噎せるリスクを減らすためになるべく歯磨き粉も使いたくないので、少ない量の歯磨き粉の効果を高めてくれるような加工・処理が施されたものが嬉しいです。 (特別養護老人ホーム:介護士)
2位.機能性【38/100票】
【機能性に関する口コミ】
スポンジブラシで歯にフィットするような細い部分があるもの。もしくはブラシのような面があって歯ブラシと兼ねられるような柔らかいブラシがあったらいいと思います。またスポンジの雑菌も気になるので、煮沸や薬剤消毒ができるなどで清潔に使えるものがあると助かります。 (特別養護老人ホーム:介護士)
3位.価格【21/100票】
【価格に関する口コミ】
まず、価格が安いことです。歯間ブラシがなくても歯と歯の間が磨ける歯ブラシがあればいいなと思います。奥歯が磨けるように歯ブラシのヘッドがコンパクトで、しなりがいいものがあればいいなと思います。抗菌対応もしっかりしていて安心して使えるものもほしいです。 (特別養護老人ホーム:介護士)
4位.抗菌性【18/100票】
【抗菌性に関する口コミ】
抗菌作用のある歯ブラシがあると良いなと思います。毎回歯磨き後は歯ブラシの手入れをしていますが、その手入れの手間が少しでも軽減されるとありなたいなと思います。また、他にもブラシ部分がコンパクトなタイプだと磨きやすいのでそういったタイプの歯ブラシもあればいいと思います。 (介護老人保健施設:介護士)
5位.デザイン【7/100票】
【抗菌性に関する口コミ】
もっと高齢者に歯磨きは楽しい物だと言うデザインの歯ブラシを作って頂きたいです。例えば歯ブラシに子供用歯ブラシのような絵を描くとか華やかな色を付けたりして歯ブラシを華やかに作って頂きたいです。よろしくです。 (特別養護老人ホーム:介護士)
いかがでしょうか。歯ブラシ選びは【サイズや毛の硬さ】【機能性】【価格】の順番で重視される模様です。一方で【デザイン】にこだわる方は多くありません。
では、こういったニーズを踏まえて『スタッフさんも高齢者も安全な心理状態での歯磨き介助』におすすめの歯ブラシを、アンケート結果に基づいてご紹介します。
【万毛歯ブラシ】抗菌・抗ウイルスで羽毛のような歯ざわり
こちらが高齢者の歯磨き介助におすすめしたい歯ブラシ『プラチナナノ 万毛歯ブラシ』です。
歯ブラシを作っているバイオエポック株式会社は、ネジ部品など町工場が立ち並ぶメイド・イン・東大阪です。(東大阪の社長さんは「モノは良いけど、売るのが下手」としても有名です。笑)
では、『プラチナナノ 万毛歯ブラシ』が高齢者の歯磨き介助におすすめの理由をお伝えしてまいります。
【おすすめ理由①】極細毛のやわらかさで歯茎を傷つけません
プラチナナノ 万毛歯ブラシをおすすめする理由①は、極細毛のやわらかさ(毛量と細さ)で歯茎を傷つけることなく、出血を止めてしまいます。
万毛歯ブラシ | 通常の歯ブラシ | |
---|---|---|
毛の量 | 約20,000本 | 約1,000本 |
毛の細さ | 0.08mm | 0.2mm |
歯磨き介助のアンケート結果にもありましたが、高齢者は歯がグラグラしたり歯茎が弱っている方が多く、一般的な歯ブラシでは歯が折れたり歯茎から出血してしまいます。
なかなか口を開けてくれないということもあるが、ぐらついている歯も多く、歯ブラシなど固いものを噛んだときに、歯が折れてしまったことがある。また、その歯ブラシを口腔内から抜くときにも別の歯に引っ掛かるなどのこともある。 (特別養護老人ホーム:介護士)
また、認知症の方は「歯ブラシを噛んで離さない」方もいらっしゃるので、歯ブラシのヘッドまで柔らかいことが求められます。これは歯磨き介助をする側の安心にも繋がります。
【おすすめ理由②】歯磨き粉が不要、水だけで磨けます
プラチナナノ 万毛歯ブラシをおすすめする理由②は、歯磨き粉が不要なところです。
歯磨き粉が苦手とおっしゃる高齢者は少なくありません。特にミント系やシトラス系の“さっぱり爽快感”が不快だと考えられています。
プラチナナノ 万毛歯ブラシに歯磨き粉が不要な理由は、一般的な歯ブラシを圧倒する毛の量(約20,000本)と毛の細さ(0.08mm)によって、磨き残しを極限まで減らします。
歯磨き粉を使わなくても良くなるので、高齢者の不安(歯磨き粉嫌い)を解消することができます。
地方の福祉用具販売店に勤務する、唯一の女性営業マン。施設の管理者さんと仲良くなるべく、麻雀にゴルフにバス釣りまで何でもこなす。本当の趣味は居酒屋めぐりだが、現在はコロナ禍の影響で自粛を強いられており、家のソファでマッコリを片手に韓ドラ鑑賞が唯一の楽しみ。