株式会社脳活性総合研究所の「脳検」をご紹介

株式会社脳活性総合研究所とは

株式会社脳活性総合研究所ホームページより引用>

株式会社脳活性総合研究所、略して脳活総研はクレジットカード発行会社であるクレディセゾンのグループ会社として2019年に設立されました。年々増加していく認知症にスポットを当て、予防となる対処を行うことで脳の活性化を行い、その先に社会の活性化を見据えた活動を行う会社です。

東京都立産業技術大学院大学特任教授である佐藤正之先生監修にて開発された「脳活性度定期検査」いわゆる「脳検」を中心に、運動プログラムの実証を行った「脳活性プログラム」や認知症予防に効果のあるサプリメントの開発やデータ収集に携わっています。

脳検とは

脳検公式ホームページより引用>

脳活性度定期検査、略して脳検とはインターネットブラウザを介して利用できる認知機能検査です。数字や言葉の記憶、空間把握や推理力など様々な問題を解いていくことで、記憶力だけでなく注意力や計画力などを測ることができます。

検査対象年齢はおおよそ40歳からが推奨とされており、同年代の検査結果と比較した偏差値が表されるようになっています。特殊な検査キットの準備は不要で、専門職でなくとも自身で検査を進めることができるため、「最近もの忘れが増えたような気がするけれど医療機関で検査してもらうには気が引ける」といった方でも気軽に取り組むことが可能です。

医療機関での検査と脳検の違い

医療機関では様々な検査から裏付けを行い、診断をつけることが治療への第一歩となります。

医療ではMRIやPET、SPECTといった脳のはたらきを画像として確認できる検査と、HDS-RやMMSEという心理面を評価する検査があります。これらの結果を医師が総合的に確認し、認知症としての診断基準を満たすかを判断します。ただしこれらの検査には時間や費用がかかり、1日ですべての検査が終わらず複数日に渡る場合もあります。

脳検の結果は診断名はつきませんが、現在の記憶力や判断力を約5,000名のデータと比較し、年相応の能力かどうかを確認することが可能です。利用に際しては半年プランがあり、期間内であれば何度でも検査が行える他に1日無料体験を実施することも出来ます。

脳検の機能

検査項目は数字の記憶・言葉の記憶・空間把握・記憶と計算・変化推理の5項目あり、実施時間は1項目約5分です。検査が終われば総合脳年齢が算出され、プラン申込者であれば今まで行った過去の検査との推移や全国偏差との比較ができます。今後の対策として運動や食事、生活習慣の見直し等のアドバイスも表示されるため、検査結果で改善したい項目がある場合にすぐ取り組み始めることができますね。

脳検の展開

パソコンやスマートフォン、タブレット等でいつでも利用できる他、診療所や薬局でいつでも気軽に検査できるよう据置型の脳検も開発されています。YAMAHAとの共同開発にて実現した認知機能低下予防の運動プログラム「脳活性プログラム」を通して脳検の結果で運動効果を比較したり、認知機能にアプローチするサプリメントの摂取効果を脳検で比較したデータが公開されており、ホームページ上で閲覧可能です。

認知症について脳検を用いて詳しく分かりやすく解説した「脳検公式YouTubeチャンネル」もあり、より深く認知症を知ることができます。

まとめ

脳活性度定期検査は、インターネットを用いたデバイスで受けられる新しい評価方法です。

認知症の診断基準を満たさないまでも、記憶力や認識力が低下している状態を軽度認知障害(MCI)と呼びます。MCIの症状は多岐に渡り、個人差も含めると診断がついていなくとも潜在的な症状を持つ方も少なくありません。

脳検で気軽に認知機能を測り、日頃から対策を講じることで少しでも長く自分らしい生活が送れるよう過ごすことが重要ではないでしょうか。

 

関西ペイント株式会社の「接触感染対策シリーズ」をご紹介

世界的なコロナウイルスの感染によって見直されるようになってきた、接触による感染の予防対策。自分でどれだけ対策を講じていても、至るところに潜む感染リスクを完全に防ぐには限界があります。

関西ペイント株式会社が手掛ける接触感染対策シリーズは、果ての無い感染予防を被接触側からの対策として捉えた、新しい発想の感染対策です。

関西ペイント株式会社とは

写真の説明はありません。

関西ペイント株式会社公式Facebookより引用>

関西ペイント株式会社は塗料製造・販売を中心に人と社会の発展を支えることをブランドステートメントとして掲げ、2018年には創業100年を越えました。

社名にある関西地区を中心に、グループ会社を含めると日本全国に事業を展開しており、世界各国へもシェアを拡げている、まさに地球規模の会社です。主力製品の塗料については国内シェア2位(国内業界動向search.comより)と実績も確かであり、ミクロからマクロまで様々な方法で生活を支えています。

接触感染対策シリーズとは

関西ペイント株式会社ホームページより引用>

接触感染対策シリーズとは、古来より日本人に愛されてきた塗料である漆喰の抗菌・抗ウイルス効果に着目した全く新しい感染対策商品です。漆喰といえば職人さんが熟練の技で壁に塗っていくイメージがありますが、関西ペイント株式会社はどんな人でも手軽に感染対策ができるよう研究を重ねました。

アレスシックイ

関西ペイント株式会社が特許を取得した新しい漆喰塗料「アレスシックイ」。漆喰が持つ湿度調整機能をはじめ、カビ防止や消臭効果といった多彩なメリットを持っています。

特筆すべきはアレスシックイの持つ抗菌抗ウイルス機能。漆喰の主成分である消石灰は強アルカリ性という特徴があり、強い抗菌抗ウイルス作用を持つため鳥インフルエンザ発生箇所等での散布にも使われています。アレスシックイを用いた抗ウイルス実験では、5分でなんと99.97%のウイルスが減少することが証明されました。

自然由来の素材のため、お子様や高齢者の方が生活するスペースにも安心して使用できることが強みです。

接触感染対策シート

アレスシックイをコーティングした無起毛タイプの貼るシートです。シートカラーは白色で、気になる箇所に貼るだけで抗菌抗ウイルス効果を発揮します。ステンレス・木材・アクリル・硬質塩ビ・ガラスなどに貼ることができ、手すりやドアノブなど不特定多数の接触がある箇所に使用することができます。

切って使うこともできるため、エレベーターボタンのように小さな部分にも必要な大きさで使用することが可能です。使用を重ねることで抗菌抗ウイルス効果が薄れるため、約半年での交換が目安とされています。

接触感染対策テープ

ロールタイプで販売されている、起毛タイプのテープです。剥離紙にスリットが入っているため、丸型の手すりなど貼りにくい曲面にも貼付しやすくなっています。フレッシュグリーン・コルクブラウン・シティグレーの3種類のカラーバリエーションがあり、貼り付ける場所の雰囲気によって選択することが可能です。

シートと同じく、約半年での交換が目安とされています。接触感染対策シリーズホームページから法人向けの問い合わせフォームも準備されており、施設のように対策を講じる箇所が広範囲にわたる場合の大量発注も可能です。

まとめ

関西ペイント株式会社は、新型感染症への不安が高まる前からアレスシックイをはじめとした商品研究を行っていました。それは塗料メーカーとして幅広く事業展開する一方で、使用する個人まで目を向けて小さなニーズに耳を傾けていた社員、社風の賜物ではないでしょうか。

これからも、関西ペイント株式会社が手掛ける痒い所に手が届く商品に要注目です。

象印マホービン株式会社の「みまもりほっとライン」をご紹介

象印マホービン株式会社

ずっと、マイボトルと。

象印マホービン株式会社ホームページより引用>

象印マホービン株式会社は創業100年を超え、現在もなお成長し続ける会社です。魔法瓶をはじめとした、私たちに身近な製品を数多く輩出しており、テレビコマーシャルでご存知の方も多いのではないでしょうか。

事業展開は国内のみならず海外にもシェアを拡大し、魔法瓶の製造で培った技術とノウハウを活かしたキッチン家電や生活家電にも力を入れています。

「暮らしを創る」を企業理念に、私たちの小さなニーズに活かせる日常生活発想をスローガンに掲げ、商品開発だけでなく営業活動やアフターフォローまで一貫したお客様満足を目指しています。

みまもりほっとラインとは

 

みまもりほっとライン サービス内容について

みまもりほっとラインホームページより引用>

みまもりほっとラインとは、象印マホービン株式会社が開発した生活の安全を見守るサービスです。無線通信機を内蔵した給湯ポット「iポット」が使用状況をメールでお知らせすることで、遠くにいながらにしても毎日の生活を確認することができます。

みまもりほっとラインのきっかけ

見守り機能と給湯ポット。一見思いがけない組み合わせですが、これにはれっきとした理由があります。ひとりの医師からの相談をきっかけに、象印・NTTドコモ・富士通など垣根を越えたビジネスユニットが発足し開発に取り組みました。

日用品を使った見守りサービスとして、高齢者でも難しい操作なく使用できるよう選ばれたのが給湯ポットだったのです。日常生活になじんだ給湯ポットだからこそ、普段の生活を変えることなく自然に安全を見守るサービスを提供できるツールとなりました。

みまもりほっとラインの機能

1日2回、登録されたアドレスにポットの使用状況がメールで送信されます。ポットの電源を入れた時間や給湯した時間の他、おでかけボタンを使用した外出・帰宅時間がメールで確認できます。アドレスは最大3件まで登録できるので、家族同士が離れていても同時に情報が共有できることが強みです。

ふと気になった時は、メールリクエストサービスが便利。最新の使用状況がメールで届くため、定期メールまで不安になった時でもすぐ確認できるので安心です。

また契約者専用ホームページでは、直近1週間分のポット利用状況がグラフで確認することができます。以前と比べてもの忘れが気になる場合など、夜遅くにポットの利用履歴があったりおでかけボタンの押し忘れが目立つなど、生活リズムから本人の変化を知ることができる便利なサービスです。

ちょっとした変化に気付くことで予防できる疾患も多いため、今起きている状況だけでなくこれまでのデータを確認して比較出来ることは大きなメリットとなります。

しっかり試せる1カ月無料のお試し期間あり

「みまもりほっとラインを問題なく使えるかどうか不安」といった声に応えるため1カ月のお試し期間が準備されています。ポットを使用するご利用者の安心だけでなく、メールを受け取るご家族も安心できる期間です。

アドレスは最大3件まで登録できますが、その内追加2件は1件月当たり110円(税込)の有料となります。

  • 初期費用は1回限り 5,500円(税込)
  • 毎月の利用料     3,300円(税込)
尚、最初の1カ月は利用料無料でお試しできますが、初期費用は頂きます。但し、1カ月後契約されない場合は、返金させて頂きます。

ポットは面倒な設置工事がなくインターネット整備のない家屋でも使用可能なため、準備までに煩わしさがなくスムーズに設置できることも魅力のひとつです。

まとめ

見守りサービスは各社様々なデバイスが用いられていますが、給湯ポットといった日常的に馴染みのあるデバイスは象印マホービン株式会社ならではの商品ではないでしょうか。

年齢を重ねるにつれてどうしても新しいものを覚えることが苦手になっていく中、給湯ポットのボタンを押すだけで家族が安心を確認出来ることはありそうでなかった画期的なサービスです。

意外性の中に確かな技術と理論を備えたみまもりほっとラインは、まさに日常生活発想を具現化した、生活に寄り添うサービスであるといえるでしょう。

 

ヴイストン株式会社の「かまって『ひろちゃん』」をご紹介

新型コロナウイルスの世界的なパンデミックが発生して2年。長引くコロナ禍が介護現場に与える影響は大きく、家族との面会や人と関わる機会が減ったことで、高齢者の認知機能や意欲の低下、孤立感・孤独感の悪化に悩む介護施設も少なくありません。

そのようななかで注目されているのが、大阪のロボットメーカー「ヴイストン株式会社」が開発に携わったセラピーロボット、「かまって『ひろちゃん』」です。今回の記事では、その魅力を詳しくご紹介していきます。

ヴイストン株式会社とは?


ヴイストン株式会社ホームページより引用>

大阪を代表する前衛的ロボットメーカー

2000年に大阪で創業して以来、世の中が感動する技術の追求を続ける「ヴイストン株式会社」。

ロボット関連製品の開発から製造・販売までを手がける企業で、一般家庭向けから企業向けのロボットまで、多彩な製品を世の中に送り出しています。

2004年から2008年にかけては、世界的なロボットのサッカー競技会「ロボカップ」にTeam OSAKAとして参戦し、5連覇を達成。その確たる技術力と豊かな発想力を土台に、ツールとしての便利なロボットではなく、寂しい時や楽しい時など、日々の生活のあらゆる場面で利用者と「こころ」を共有できるロボットづくりに情熱を注いでいます。

「かまって『ひろちゃん』」とは?

ヴイストン株式会社が手がけるさまざまな製品のなかでも、介護業界をはじめとする多くの企業から注目を集めているのが、株式会社国際電気通信基礎技術研究所との共同開発によって誕生した赤ちゃん型ロボット「かまって『ひろちゃん』」です。

癒しを目的としたコミュニケーションデバイス

「かまって『ひろちゃん』」は、赤ちゃんを模したぬいぐるみ形状のロボットで、介護を必要とする高齢者の生活の質(QOL)向上を目的につくられました。

赤ちゃんを「あやす」という行為によって癒しを得られるだけでなく、単調になりがちな高齢者の生活に彩りを加え、お世話を通して人の役に立つ喜びや意欲を引き出します。

また、高齢者同士のコミュニケーションのきっかけになったり、高齢者の笑顔が多く見られるようになったり、施設内の雰囲気づくりにも役立つなど、多くの介護施設やケアハウスなどでも導入され、好評を得ています。

「かまって『ひろちゃん』」の特徴

「かまって『ひろちゃん』」は、赤ちゃん型ロボットとはいえ、本体はぬいぐるみ素材でできていて、大きさも実際の乳児に近いサイズのため、抱き心地の良さは抜群です。

内部には動きを感知する加速度センサーとスピーカーが搭載されていて、「抱っこ」や「たかいたかい」といったお世話の方法によって『ひろちゃん』のご機嫌が変化する仕組みになっています。また、お世話をする高齢者自身が、さまざまな赤ちゃんの表情を想像しやすいように、顔のデザインが決まっていないのも特徴です。

さらに、内部のスピーカーからは、赤ちゃん独特の意味のないおしゃべり(喃語)や笑い声、甘えた声など100種類以上の声が動きに合わせて発せられるため、高齢者は実際に赤ちゃんをあやしているような幸福感に満たされます。

介護施設などで一人ひとりの高齢者に『ひろちゃん』を提供できるよう、本体価格をリーズナブルに設定するといった配慮にも、「こころを大切にしたい」という同社のロボット開発に対する熱い思いが感じられます。

その他の製品について


ヴイストン株式会社ホームページより引用>

ヴイストン株式会社では「ロボット技術で未来を変える」という理念のもと、競技会やホビー用途など幅広いシーンで活用できる「二足歩行ロボット」や、自動運搬や自動搬送に使われる「研究開発用台車ロボット」のほか、「プログラミング教育ロボット」や「コミュニケーションロボット」など多くの種類のロボット開発を行っています。

まとめ

人とロボットが寄り添う社会の実現をめざすヴイストン株式会社。今回は同社が共同開発を手がけたセラピーロボット「かまって『ひろちゃん』」について詳しくご紹介しました。

コロナ禍によってさまざまな制限が生じている介護現場において、「かまって『ひろちゃん』」は癒しの効果をもたらす存在として、今後もさらなる普及が期待できそうです。