トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社
<トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社ホームページより引用>
トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社は2014年にアメリカ、2015年に日本で設立されたバイオテクノロジーの最先端を進む会社です。世界初のプロダクトを世に輩出することをバリューに掲げ、世界をより良くするために行動し続けています。
事業は日本だけでなく、アメリカ、ヨーロッパ向けに展開しています。2019年には独立行政法人 中小企業基盤整備機構「Japan Venture Award 2019 中小機構理事長賞」にも輝きました。
「世界を一歩前に進める」を企業理念に、排泄予測デバイスの企画から、開発、販売を行い、トイレに関する悩みの解決を目指しています。
DFreeとは
<DFreeホームページより引用>
DFreeとは、トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社が開発した排尿の予測や管理ができるデバイスです。個人用だけでなく、医療・介護施設、WiFiなどが不要な在宅介護の3種類があります。排尿前だけでなく、排尿後のお知らせもくるので、外出時のトイレの悩みを軽減したり、介助者のトイレのサポートがスムーズになったりすると評判です。
DFreeの仕組み
DFreeには、人体に影響のない超音波センサーが付いています。超音波は4方向に出ていて、反応するセンサーによってトイレのタイミングを10段階で教えてくれる仕組みです。
利用する際、利用者は仰臥位もしくはゆるやかな座位になり、骨盤の前側にある少し装着し出っ張りを感じる部分にDFreeのセンサー部分を装着します。センサーはよく密着させる必要があるので、実際に利用する際は仕組みと正しい装着方法を確認しておきましょう。
DFreeでできること
DFreeでできることは、排尿に関する見守りです。
- 膀胱の尿のたまり具合を10段階で知らせてくれる
- トイレのタイミングや排尿・失禁の可能性を通知
- 排泄ケア記録(法人の場合は利用者を一覧で管理可能)
- 排尿傾向をグラフで分析
自分でトイレに行くことが出きる方は、トイレのタイミングを数値で確認することで頻尿の悩みの解決に役立てられます。自力ではトイレに行けない方の場合は、周囲の方の声掛けやトイレ誘導、おむつ交換のタイミングを見計らうことが可能です。
DFreeを活用すれば、介護者の夜間のおむつ交換に関する負担を少なくできるでしょう。DFreeによると、個人での利用効果は全体の78.4%が実感しています。
DFree比較
DFreeは、在宅介護、法人、個人の3種類があります。法人用は、介護施設や医療機関などで使うことが想定されています。在宅介護と個人は自宅や外出時などに活用できるでしょう。
- Personal(個人) 1-on-1でスマートデバイスに対応
- HomeCare(在宅介護) WiFiなどネットワーク環境不要で専用お知らせ機器付き
- Professional(法人) 複数台・複数人で利用できスマートデバイスやPCに対応
在宅介護用はWiFiが不要で、インターネット環境が整っていないご家庭でも気軽に利用できるでしょう。個人用はiPhoneにBluetooth通信をすることで利用できるので、使い慣れたスマホで排尿管理ができます。
まとめ
DFreeは、オムツやパッドしか選択肢がなかったトイレに関する悩みに予測デバイスという新たな選択肢をもたらしました。
外出時のトイレの不安や家族のおむつ交換タイミングに関する悩みを、安全な超音波の計測でサポートしてくれるDFreeは今までになかった魅力的なサービスです。
技術と理論を備えたDFreeは、トイレに関する悩みを持つ人の救世主であるといえるでしょう。
介護施設での勤務歴8年目の通称「カリスマ介護士」。卓抜した介護技術はもとより、看護師からも一目置かれる医療知識も兼ね備える。マネジャーへの昇格を頑なに拒み、あくまでも現場のケアにこだわる。最近は企業からの協力依頼が引っ切り無しにあるため、理事長や施設長から妬まれているのが玉に瑕。