伊那食品工業株式会社
<伊那食品工業株式会社ホームページより引用>
伊那食品工業株式会社は、寒天やゲル化剤を製造する企業です。1958年に誕生して以来、主に寒天を使った商品の研究に力を入れてきました。
国内市場では約80%のシェアを誇り、家庭向けの市場ではかんてんぱぱブランドを展開しています。経営は創業以来右肩上がりで、トヨタグループや帝人など大企業も見学に訪れるほど注目を集めている会社です。
企業理念は「いい会社をつくりましょう~ たくましく そして やさしく ~」で、会社を取り巻く全ての人を幸せに導きたいと考えています。
コーポレートマークは地球や社会全体をイメージした大きなリングの形をしており、伊那食品工業株式会社の熱い情熱が感じられます。
伊那食品工業株式会社の「介護食用ウルトラ寒天」とは
<かんてんぱぱオンラインショップホームページより引用>
伊那食品工業株式会社の「介護食用ウルトラ寒天」は、病院でも利用されている要介護者向けの寒天です。食べ物が食べにくい、飲み込むことが困難という人でも食事が楽しめると話題になっています。
「介護食用ウルトラ寒天」の特徴
「介護食用ウルトラ寒天」は、料理や水分を柔らかく固めて食べやすくしたいときに適しています。寒天は食物繊維が豊富で、腸内環境を向上させるといわれています。
一般的な寒天は凝固力が高く、介護食向けに利用するのは難しいと考えられてきました。しかし伊那食品工業株式会社の「介護食用ウルトラ寒天」は、低凝固かつ柔らかな食感になるように工夫されています。
そのため、とろみを付けたい介護食や飲み物に利用可能です。細かく刻んだ料理を食べやすくしたいときに重宝します。
大さじすり切りいっぱいで450ml前後の液体を固められるため、一般家庭でも利用しやすいでしょう。
「介護食用ウルトラ寒天」の使い方
「介護食用ウルトラ寒天」の使い方は簡単で、80℃以上のお湯に簡単に溶けます。その後冷やせば、スープや野菜ペーストが簡単にできて、便利でしょう。
飲み込みにくい水やお茶、野菜も、柔らかいゼリー状にできます。寒天の量を調整すると、柔らかさも変わります。要介護者の嚥下度によって、調整すると良いでしょう。柔らかさについて不安を感じる場合は、かかりつけ医に相談してみてください。
飲み物に混ぜて冷やせば柔らかい寒天ゼリーになるため、夏場のスイーツメニューに悩んでいる介護施設にとっても心強い存在です。
小分けタイプやゼラチン寒天も
伊那食品工業株式会社では、300gの「介護食用ウルトラ寒天」だけでなく、2gを14袋にした「介護食用ウルトラ寒天 小分けタイプ」も販売しています。
さらに他にもゼラチンよりも固まりやすくダレにくい「介護食用ゼラチン寒天」、たまごプリンややわらかスポーツドリンクゼリーなどに使える「お湯で溶ける介護食用寒天」などもあります。
要介護者の様子や料理する人の考えによって、使い分けると良いでしょう。
まとめ
食事が飲み込みにくいという悩みは、多くの高齢者に共通する悩みです。介護食を作る側にとっても、要介護者により沿った食事メニューを考えるのは容易ではありません。
伊那食品工業株式会社の「介護食用ウルトラ寒天」は、年齢を重ねても食事を楽しみたいという思いに寄り添ってくれます。調理をする側にとっても、「介護食用ウルトラ寒天」はお湯で溶かして冷やすだけで利用できるため、手間になりません。
伊那食品工業株式会社の「介護食用ウルトラ寒天」は、伊那食品工業株式会社が運営するかんてんぱぱオンラインショップで購入可能です。気になったという人は、ぜひ一度試してみると良いでしょう。
介護施設での勤務歴8年目の通称「カリスマ介護士」。卓抜した介護技術はもとより、看護師からも一目置かれる医療知識も兼ね備える。マネジャーへの昇格を頑なに拒み、あくまでも現場のケアにこだわる。最近は企業からの協力依頼が引っ切り無しにあるため、理事長や施設長から妬まれているのが玉に瑕。