コンピュータ・ハイテック株式会社
<コンピュータ・ハイテック株式会社ホームページより引用>
コンピュータ・ハイテック株式会社は、総合システムメーカーとして1984年に誕生しました。HITOシステム(High Information Technology & Operation)を開発の基本にし、コンピューターを活用する「人」に寄り添ったシステムを提供しています。
主に医療システム事業、・DX事業、流通システム事業、SI事業を中心に展開しており、業務用から個人用まで幅広い機器を開発してきました。
2021年には病院向けカテーテル台帳の開発や拡販もスタートしています。今後も幅広い分野で魅力的なシステムを提供してくれるでしょう。
コンピュータ・ハイテック株式会社の「CAM Counter」とは
<コンピュータ・ハイテック株式会社ホームページより引用>
コンピュータ・ハイテック株式会社の「CAM Counter」とは、研究用機器咀嚼カウンターのことです。コンピュータ・ハイテック株式会社と東京歯科大学 特任教授の石上 惠一氏が共同で開発しました。今後高齢者施設や障がい者施設で咀嚼状況の確認やリハビリツールとして活躍することが期待されています。
CAM Counterは研究用機器で、特許出願中です。受注生産のため、気になる方はコンピュータ・ハイテック株式会社にご相談ください。
CAM Counterの仕組み
CAM Counterは、咀嚼や嚥下状態を把握したい方に貼付けして使います。専用のセンサーを取り付ける部分は咀嚼を確認したいときは外顎周辺部、嚥下は喉仏周辺部です。
咀嚼を確認する場合は、カウント機能を利用します。データを確認・分析し、フィードバックすることで、その後のリハビリに役立てられます。
さらに咀嚼のテンポをガイドしたり、咀嚼回数でアラームを鳴らしたりすることも可能です。無意識に食事をする方も多いですが、咀嚼に関して自分で気が付くきっかけにもなるでしょう。
また嚥下について知りたいときには、RSSTモードで唾液嚥下回数をカウントできます。嚥下を知ることで、誤嚥性肺炎を予防するヒントが見つかるでしょう。
従来の確認方法との違い
CAM Counterは体に影響がほとんどないシリコンゴムを利用しており、利用する方の負担は少なくなっています。一方従来咀嚼や嚥下状態の検査は、大掛かりな筋電センサーが主流でした。費用が高いだけでなく、ご高齢の方にとっては負担が大きかったです。
簡便に咀嚼や嚥下状態をチェックしたいときに役立てられるでしょう。養護施設や介護施設などでも役立てられることが期待されます。
視覚で情報を共有できる
RSSTモードを使う際に、嚥下カウントをグラフの波形で確認できます。波形は医師だけでなく、被験者も見ることが可能です。双方でチェックすることで、何が問題なのかを共有でき、リハビリや治療に改善できます。
患者側も何がだめなのか視覚で理解することで、納得の上で改善策を受け入れやすいでしょう。
まとめ
高齢者の肺炎は大きな社会問題になっており、高齢者の肺炎の70%以上が誤嚥性肺炎といわれています。誤嚥性肺炎を防ぐためには、咀嚼や嚥下状態を確認する必要があります。しかし大掛かりの検査に気後れしてしまう人も少なくありませんでした。
コンピュータ・ハイテック株式会社の「CAM Counter」は簡単に利用でき、咀嚼の回数やテンポ、嚥下の状態を確認することが可能です。誤嚥性肺炎を防ぐための施策を探しているという歯科・医科等の医療関係者や介護施設は、コンピュータ・ハイテック株式会社の「CAM Counter」の利用を検討してみるといいでしょう。
介護施設での勤務歴8年目の通称「カリスマ介護士」。卓抜した介護技術はもとより、看護師からも一目置かれる医療知識も兼ね備える。マネジャーへの昇格を頑なに拒み、あくまでも現場のケアにこだわる。最近は企業からの協力依頼が引っ切り無しにあるため、理事長や施設長から妬まれているのが玉に瑕。