【介護浴槽の補助金・助成金】エイジフレンドリー補助金など多数

【介護浴槽の補助金・助成金】エイジフレンドリー補助金など多数

2021年3月27日
この記事の監修者
斉藤 正行
一般社団法人全国介護事業者連盟 理事長

1978年に奈良県生駒市で生まれる。大学卒業後、コンサルティング会社に入社。その後、介護業界に転身。老人ホーム会社の取締役運営事業本部長などを経て、2013年8月に株式会社日本介護ベンチャーコンサルティンググループを設立。2018年6月に一般社団法人全国介護事業者連盟の設立に参画、2020年6月に理事長に就任。この他、介護団体・法人の要職等を兼任し、介護業界の発展に心血を注いでいる。

今回は、「介護浴槽導入に使える補助金・助成金とは」をご紹介します。エイジフレンドリー補助金以外にも、活用できる助成金はたくさんあります。お気軽にお問合せくださいませ。

 

 

【必見】補助金・助成金を取得するコツは

確実に補助金・助成金を取得するコツは、以下のステップを踏むことです。

 

  1. 使えそうな補助金・助成金を探す(厚労省や国交省、地方自治体など)
  2. 役所の担当者と何度もやり取りして、名前を覚えてもらう
  3. 役所の担当者に補助金・助成金のアドバイスをもらう
  4. 業者のフォローを受けて申請書を提出する
  5. 取得できた後で、役所の担当者に報告の電話をする

いかがでしょうか、まるで営業マンの活動です。「相手と仲良くなって、最終的にこちらの頼み事を聞いてもらう」が原則です。

自分の欲しい結果を引き出すためには、「あなたの協力が必要です」というメッセージを発信しなければなりません。結局、営業が得意な施設は生き残り、そうでない施設は買収される未来が待っています。

数年以内には、社会福祉法人のM&Aも活発化するでしょう。

 

【介護浴槽の補助金】エイジフレンドリー補助金とは

資金繰りに悩みを抱える施設様の為に、介護浴槽導入に利用できる【エイジフレンドリー補助金】をご紹介します。

エイジフレンドリー補助金は中小規模の施設にとっては、非常に利用価値の高い補助金です。実際に介護施設の施設運営者にとっては、就労者の人材確保と高齢化には悩ましい思いをされています。

補助金や助成金を利用することによって、悩ましい事案を解決する手段になると同時に、介護浴槽導入にかかる費用の一部を負担せずに済みます。

 

 

エイジフレンドリー補助金の制度内容とは

高齢者が安心して安全に働くことができるように、中小企業業者による職場環境の改善等の安全衛生対策の実施に対し補助を行うというものです。

特に社会福祉施設や医療保険業などで、高齢者が就労する際に、就労者全員が公平かつ同等のパフォーマンスを発揮できることを目的にしています。

新型コロナウイルス感染を防止する為の設備や作業の改善も含まれます。

①対象となる介護福祉機器の範囲

対象となる機器の範囲としては、厚生労働省のホームページにて下記のように記されています。

【働く⾼齢者の新型コロナウイルス感染予防】

  •  介護における移乗介助の際の⾝体的負担を軽減する機器
  •  介護における⼊浴介助の際の⾝体的負担を軽減する機器
  •  熱中症の初期症状等の体調の急変を把握できる⼩型携帯機器 ( ウェアラブルデバイス ) による健康管理システムの利⽤
  •  ⾶沫感染を防⽌するための対策
    ※使い捨てマスク等の消耗品、ビニールカーテン等の仮設の設備については対象となりません

 

【⾝体機能の低下を補う設備・装置の導⼊】

  •  通路の段差の解消(スロープの設置等)、階段に⼿すりの設置
  •  床や通路の滑り防⽌対策(防滑素材の採⽤、防滑靴の⽀給)
  •  危険箇所への安全標識や警告灯等の設置
  •  業務⽤の⾞両への⾃動ブレーキ⼜は踏み間違い防⽌装置の導⼊
  •  熱中症リスクの⾼い作業がある事業場における休憩施設の整備、送⾵機の設置
  •  体温を下げるための機能のある服
  •  不⾃然な作業姿勢を改善するための作業台等の設置
  •  重量物搬送機器・リフト
  •  トラック荷台等の昇降設備
  •  重筋作業を補助するパワーアシストスーツ

 

【健康や体⼒の状況の把握等】

  •  体⼒チェック
  •  運動・栄養・保健指導等の実施(健康診断、⻭科検診の費⽤を除く)
  •  保健師やトレーナー等の指導による⾝体機能の維持向上活動

 

【安全衛⽣教育】

⾼齢者の特性を踏まえた安全衛⽣教育
※労働者個⼈ごとに費⽤が⽣じる対策(ウェアラブルデバイス、防滑靴、体⼒チェックなど)

②受給するための3ステップ

ステップ1 エイジフリーの概念の対象となる目標を自施設で見つける。
ステップ2 目標達成の為の実施対策(物品や研修等)を選定する。
ステップ3 実施事業者のホームページを確認し、必要書類を準備する。

エイジフレンドリー補助金の申請自体は、複雑な作業はありません。必要書類を作成し、郵送にて申請します。

 

 

③受給額

補助対象 ⾼年齢労働者のための職場環境改善に要した経費
(物品の購⼊・⼯事の施⼯等)
補助率 1/2
上限額 100万円 ※消費税を含む

支給対象費用として、厚生労働省のホームページには下記通り、記載されております。

  •  働く⾼齢者の新型コロナウイルス感染予防のための費⽤
  •  ⾝体機能の低下を補う設備・装置の導⼊に係る費⽤
  •  健康や体⼒状況等の把握に関する費⽤
  •  安全衛⽣教育の実施に関する費⽤

また、申請内容の確認の為に、実地調査を行われる可能性もあります。

④申請の流れ

補助金交付申請 必要書類に過不足がないことを重々確認してください。

必要書類については、実施事業者のホームページを確認してください。

【ポイント】
事前に対象機器に含まれるかを、実施事業者へ問い合わせて確認する事ができます。

審査
(実施事業者)
申請された内容は、毎月末にとりまとめ、翌月に審査を行います。

交付及び不採択の決定を行います。

交付決定通知の発行
(実施事業者)
交付決定を⾏った案件については、申請者に交付決定通知
を送付します。不採択の場合はメールにて通知を⾏います。【ポイント】
交付決定通知を受領してから、対策(物品の購入、工事の発注施工等)に着手してください。

対策の実施・費用の支払い 交付決定日以降に、対策を実施し、費用を支払います。

実績報告書・精算払請求書 実施報告書及び精算払請求書を実施事業者に提出します。

【ポイント】
⽀払⽇から3ヶ⽉以内に提出するようにしてください。

確認、補助金の交付
(実施事業者)
実施報告書及び精算払請求書を確認の上、確定通知書等を送付し、補助⾦を振り込みます

 

 

⑤申請に必要な条件とは

ステップ1 常時労働者100人以下、資本金又は出資の総額5000万円以下であること。
ステップ2 高齢労働者(60歳以上)を常時1名以上、雇用している。
ステップ3 労働保険に加入している

上記3ステップすべてに該当していないと、受給対象事業者にはなれません。

 

 

エイジフレンドリー補助金を上手に使おう!

エイジフレンドリー補助金は中小規模の施設にとっては、非常に利用価値の高い補助金です。実際に介護施設の施設運営者にとっては、就労者の人材確保と高齢化には悩ましい思いをされています。

是非、エイジフレンドリー補助金を有効活用してみてください。