象印マホービン株式会社
<象印マホービン株式会社ホームページより引用>
象印マホービン株式会社は創業100年を超え、現在もなお成長し続ける会社です。魔法瓶をはじめとした、私たちに身近な製品を数多く輩出しており、テレビコマーシャルでご存知の方も多いのではないでしょうか。
事業展開は国内のみならず海外にもシェアを拡大し、魔法瓶の製造で培った技術とノウハウを活かしたキッチン家電や生活家電にも力を入れています。
「暮らしを創る」を企業理念に、私たちの小さなニーズに活かせる日常生活発想をスローガンに掲げ、商品開発だけでなく営業活動やアフターフォローまで一貫したお客様満足を目指しています。
みまもりほっとラインとは
<みまもりほっとラインホームページより引用>
みまもりほっとラインとは、象印マホービン株式会社が開発した生活の安全を見守るサービスです。無線通信機を内蔵した給湯ポット「iポット」が使用状況をメールでお知らせすることで、遠くにいながらにしても毎日の生活を確認することができます。
みまもりほっとラインのきっかけ
見守り機能と給湯ポット。一見思いがけない組み合わせですが、これにはれっきとした理由があります。ひとりの医師からの相談をきっかけに、象印・NTTドコモ・富士通など垣根を越えたビジネスユニットが発足し開発に取り組みました。
日用品を使った見守りサービスとして、高齢者でも難しい操作なく使用できるよう選ばれたのが給湯ポットだったのです。日常生活になじんだ給湯ポットだからこそ、普段の生活を変えることなく自然に安全を見守るサービスを提供できるツールとなりました。
みまもりほっとラインの機能
1日2回、登録されたアドレスにポットの使用状況がメールで送信されます。ポットの電源を入れた時間や給湯した時間の他、おでかけボタンを使用した外出・帰宅時間がメールで確認できます。アドレスは最大3件まで登録できるので、家族同士が離れていても同時に情報が共有できることが強みです。
ふと気になった時は、メールリクエストサービスが便利。最新の使用状況がメールで届くため、定期メールまで不安になった時でもすぐ確認できるので安心です。
また契約者専用ホームページでは、直近1週間分のポット利用状況がグラフで確認することができます。以前と比べてもの忘れが気になる場合など、夜遅くにポットの利用履歴があったりおでかけボタンの押し忘れが目立つなど、生活リズムから本人の変化を知ることができる便利なサービスです。
ちょっとした変化に気付くことで予防できる疾患も多いため、今起きている状況だけでなくこれまでのデータを確認して比較出来ることは大きなメリットとなります。
しっかり試せる1カ月無料のお試し期間あり
「みまもりほっとラインを問題なく使えるかどうか不安」といった声に応えるため1カ月のお試し期間が準備されています。ポットを使用するご利用者の安心だけでなく、メールを受け取るご家族も安心できる期間です。
アドレスは最大3件まで登録できますが、その内追加2件は1件月当たり110円(税込)の有料となります。
- 初期費用は1回限り 5,500円(税込)
- 毎月の利用料 3,300円(税込)
ポットは面倒な設置工事がなくインターネット整備のない家屋でも使用可能なため、準備までに煩わしさがなくスムーズに設置できることも魅力のひとつです。
まとめ
見守りサービスは各社様々なデバイスが用いられていますが、給湯ポットといった日常的に馴染みのあるデバイスは象印マホービン株式会社ならではの商品ではないでしょうか。
年齢を重ねるにつれてどうしても新しいものを覚えることが苦手になっていく中、給湯ポットのボタンを押すだけで家族が安心を確認出来ることはありそうでなかった画期的なサービスです。
意外性の中に確かな技術と理論を備えたみまもりほっとラインは、まさに日常生活発想を具現化した、生活に寄り添うサービスであるといえるでしょう。
大手の人材会社に勤務する、入社6年目の女性営業マン。社内では『医療介護業界の情報通』として鳴らし、業界の主要人物とのパイプも持つ。ネットワークの拡大を目指して、フクロウ介護のライターとして今後さらなる活躍が期待されている。趣味は囲碁と将棋、最近は麻雀の勉強にも励む。